苫小牧市中学生主張発表大会(7) 努力賞 「はるばあちゃんとタッチ」 明野中学校2年 鹿嶋 ひなさん
- 2023年1月25日
はるばあちゃんは今年91歳、私のひいおばあちゃんだ。はるばあちゃんは父の実家に祖父母と3人で暮らしている。私は幼い頃から毎週のように父の実家へ顔を見せに行き、はるばあちゃんとトランプをしたり公園で遊んだりしていた。「さぁ帰るぞ」となったとき、いつも父は決まってこう言った。 「もうはるばあちゃ
はるばあちゃんは今年91歳、私のひいおばあちゃんだ。はるばあちゃんは父の実家に祖父母と3人で暮らしている。私は幼い頃から毎週のように父の実家へ顔を見せに行き、はるばあちゃんとトランプをしたり公園で遊んだりしていた。「さぁ帰るぞ」となったとき、いつも父は決まってこう言った。 「もうはるばあちゃ
―2022年を振り返って。 「ロシアのウクライナ侵攻や円安、インフレなどの影響で、全体として経済状況に不透明感があった。ただ当社の業況としては安定していた一年だった。フェリーの旅客はコロナ流行前の2019年比で7~8割まで戻った。フェリー積載のトラック台数もコロナ禍前と同じ水準で推移した。
冬は大雪のために住民が朝から雪かきに追われている道内のニュースをよく見ます。雪が降り過ぎて捨て場が無いといったことが、車なら1時間足らずで行ける札幌市や岩見沢市でよくあります。 自分も札幌に一時期住んだことがあり、12月から2月くらいまでの間は大雪になることがたびたびあって、雪かきは日常的
―昨年を振り返って。 「コロナ禍が続いたものの、海上輸送の荷動きは回復しつつある。道内の7割を扱うコンテナは昨年、2021年比で1割以上増加した。昨年の貨物取扱量は、19年の水準まで戻ることが確実で、コロナ禍前に回復したと言ってもいい。売り上げも昨年4月以降で1割の増収ペース。コロナ対策の
今年1月から駒大苫小牧高校女子硬式野球部の主将を務めています。部の礎を築いてくれた先輩たちの意思を引き継ぎながら、自分たちらしさもあるチームにしていきたいです。 新年最初の練習後に参拝した樽前山神社でおみくじを引き、今まで見たことのない「大大吉」が出ました。テレビ番組の運勢占いでも1位だっ
皆さんは「F―REI(エフレイ)」をご存じだろうか。この耳慣れない言葉。「福島国際研究教育機構」の頭文字を取った、福島にできる巨大研究機関の略称だ。 原子力災害からの復興再生を目指す福島県の浜通り。この地に「世界に冠たる」研究開発の拠点「F―REI」を新たに整備し、浜通りの創造的復興の切り
大自然に憧れて、生まれ故郷の関西から北海道へ移り住んだ。現在は厚真町観光協会の事務局長として町の観光振興に力を注ぐ。 バブルと呼ばれた好景気は一転して冷え込み、平成初期から続いた就職氷河期の世代。大阪での大学生の頃、就職活動は困難を強いられた。「1学年上の学生は企業の内定を幾つももらって、
子どもの頃は伸び伸びと遊びました。近所の友達と野球をしたり、川へ行ったり、木に登ったり、日が暮れるまで遊んでいました。今、振り返ると子ども時代の遊びは真剣。鬼ごっこでもトランプでも、真剣だからすごく考えていましたし、だから学ぶことも多かったと思います。 年を重ねるごとに遊びの内容が変わって
―昨年の地域経済を振り返って。 「続く新型コロナウイルス流行に加え、原材料・エネルギー価格の高騰、半導体といった部品の供給不足など内外の経済情勢が一層厳しさを増した。製造・運輸業を中心とする苫小牧地域は、他の地域に比べ観光業への依存度が低く、新型コロナの影響は相対的に大きくなかった。しかし
2023年の干支(えと)にちなんでウサギのお話。 ウサギといえば、童話や童謡にもよく登場し、その特徴的な長い耳に大きな目をしたかわいらしさもあって、子どもから大人まで人気の高い動物です。しかし、多くの人々が慣れ親しんでいるにもかかわらず、意外にも野生のウサギを目にする機会はほとんどありませ
「大切なもの」。この言葉を聞いて、みなさんはどんなものを大切にしたいと思いますか。それは形あるものやないものと様々でしょう。私は、心の奥に秘めた言葉や感謝の言葉、そばにいてくれる人がそれに当たると思います。 「大切なもの」という合唱曲の「大切なものに気づけない僕がいた」という歌詞が私はとて
―昨年を振り返って。 「前年に引き続き新型コロナウイルス感染拡大の影響が出ている。原材料や燃料費の高騰、円安、物流の停滞など大なり小なり、直接、間接であった。自動車の半導体不足、建設の資材高騰などにより、受注があっても生産できないこともあった」 「物の動き自体は出ており、(苫小牧製
「苫小牧は住民が福祉的な支援を受けられる地域資源が豊富」 社会福祉協議会の職員として道内外のまちを見てきて、そう実感している。 留萌管内羽幌町で生まれ、子どもの頃は親の転勤で道内を転々とし、高校時代には厚真町から駒大苫小牧高校に通った。仙台市の東北福祉大学を卒業後、2011年に同市
一介の高専教員でしかない私でも、最近はホームページなどに顔写真が載る。先日も、東京にある高専機構本部からホームページを作るので、そこに載せる顔写真を送ってほしいと依頼が来た。本校のホームページに載せている若い頃の顔写真を送ったら、数日後、先方から不受理のメールが届いた。 不受理の理由は「笑
「アフガンやまぬ人権侵害」。ある日の新聞記事の見出しです。私はイスラム原理主義組織タリバンがどのようなことを行っているのかをあまり知りませんでしたが、記事の内容に衝撃を受けました。女性の抑圧、超法規的な処刑、恣意的な逮捕、少数派ハザラヤ人の殺害、メディア弾圧。このような人権侵害が今起こっていること
―昨年を振り返って。 「本業の部品生産は半導体不足の影響で、売り上げは3~5%減で推移。部品を造るための原材料、電力など動力費、輸送などのコストも高騰し、経営的には厳しい一年だった。今年も半導体次第だが、受注は5~10%増える見込み」 「昨年5月にワイン事業参入を発表し、反響が大き
今、みなさんには私の声がよく聞こえていますか。 私は小学5年生の頃、突発性難聴という片耳や両耳の聞こえが悪くなる病気にかかりました。約10日間入院しましたが、今でも右耳の聞こえが悪くなり、耳鳴りもよくするようになってしまいました。障がいとまでは至らなかったものの、その後は不便だと感じること
「またすぐ会えるから、元気でね」「はいはい、分かりましたよ」。15年ほど続いた祖母との暮らしは、昨年12月のグループホーム入所を機に幕を閉じた。 ついの住み家に―と新居を建てたのは7年前。「あなたの人生があるんだから、一緒に暮らす必要はない。このままでいい」と祖母の承諾を得られないまま、彼
長年暮らした北九州市から縁もゆかりもない苫小牧市に移り住んで、もうすぐ8年になる。定年退職後に暮らす場所を探すレンタカーでの旅の途中、高速道路から偶然見えた景色に心奪われ、移住を決めた。頭上を飛ぶ渡り鳥に心を癒やされたり、生涯学習に打ち込んだりと充実した第二の人生を送る。「夏は涼しく冬に雪が少ない
―昨年を振り返って。 「2022年度は過去最高の生産量、売上高を予定していたが、半導体不足の影響は大きかった。売上高は見通し(昨年12月時点)で約130億円と最高になりそうだが、21年度(過去最高の約122億円)からは思ったよりも増えない。需要はあるが(車両本体工場の停止で)唐突に生産調整
1月も中旬、私にとって今年初の「ゆのみ」となりますが、今年もよろしくお願いします。 さて、「一年の計は元旦にあり」と言いますが、皆さん、今年の目標は立てたでしょうか。 私も人生80年(100年?)時代についに還暦を迎え、幾つか目標らしきものを頭に置いていますが、一つは「走ること」で
空が広くて、星が近い―。苫小牧で生活を始めて2年が過ぎた。実家のある埼玉は高い建物ばかりでせわしないが、苫小牧は空気が澄んでいて静か。「バスケットボールに打ち込むにはいい場所。自分にはこの町が合っている」と穏やかな表情でまちを眺める。 さいたま市出身。小学2年生からバスケットボールクラブに
―昨年を振り返って。 「昨年6月に4速AT(自動変速機)『U340』、CVT(無段変速機)『K310』の1次ラインがシャットダウンしたのは、電動化の流れの中で一つの節目。半導体不足の影響で減産調整を強いられた一年でもあった。ハイブリッドトランスアクスルやCVT、トランスファーなどの生産台数
大学生の頃に韓国のアイドルグループを好きになったことがきっかけで、韓国語の勉強を始めました。大学では韓国人の先生が教えるゼミに入り、韓国の首都ソウル市で2週間程度の短期留学をしたこともあります。 勉強は今も続けており、アーティストのイベントで知り合った韓国や香港の人たちと連絡を取り合ったり
昨年、25年ぶりだろうか。苫小牧を訪ねた。とある講演会。その時に隣席にいらしたのが苫小牧民報の宮本社長。北海道の思い出や文筆業をしていることを話したことがきっかけとなり、わたしのまだ知らぬ苫小牧の魅力を聞かせていただいた。そんなご縁で愛知県出身、現在は東京在住のわたしが、連載をさせていただける運び
団塊の世代と呼ばれる戦後のベビーブーム時代に生まれ、子どもの頃から洋画に親しんだ。映画館のスクリーンに描かれた外国の光景に心が動かされ、いつしか海外に関わる仕事を志すようになった。現在、北洋大学の教授として米国文化論を教えている。 第2次世界大戦後の混乱期、1949年に横浜市で産声を上げた
Q…塾に子どもを迎えに行った時、市街地の電線にカラスがたくさん止まっているのを見つけました。毎年見掛ける光景ですが、何をしているのでしょう? A…ハシボソガラスもハシブトガラスも繁殖期が終わると群れで行動するようになり、夜は集団でねぐら入りします。 ねぐ
「今時期の天気の良い日にはほぼ毎日、来ている」 昨年12月21日早朝、苫小牧市植苗のウトナイ湖の水辺。厚い防寒着に身を包み、静かに遠くを見詰めながらカメラを構え、そう語った。 午前7時すぎ、薄暗かった空はオレンジ色に染まり、結氷が進む湖で羽を休めるオオハクチョウを鮮やかに照らしだす
―道副知事などを経て、昨年6月に2度目の社長に就任した。これまでを振り返って。 「社会情勢は激変し、脱炭素に大きくかじを切っている。社長1期目(2011年6月~13年3月)後にできた人脈、経験を生かしながら取り組んでいる。苫東(地域)は一つのエリアではなく、北海道をけん引し、国家的な取り組
千歳・支笏湖氷濤(ひょうとう)まつりの開幕が近づいてきました。昨年11月中旬から始まった氷像制作作業ですが、冷え込んできた1月4日から24時間体制での水掛け作業が始まりました。 新型コロナウイルスの感染が拡大して以降の一昨年度、昨年度の氷濤まつりは中に入るトンネルのような氷像などを中止し、