• ◆5 多彩な体験プログラム 伝承技術通じ歴史学ぶ
    ◆5 多彩な体験プログラム 伝承技術通じ歴史学ぶ

       「フィールドミュージアム」を標榜する国立民族共生公園は、拠点施設の体験交流ホールや伝統的コタン(集落)以外にも魅力的な施設が並ぶ。  体験学習館は修学旅行をはじめとする、団体客の受け入れを想定した設計。アイヌの伝統楽器を演奏したり、オハウ(汁物)などの食を味わったりして、体験を通じアイヌ文化

    • 2020年5月7日
  • ◆4 客席との一体感演出 体験交流ホールで伝統舞踊公演
    ◆4 客席との一体感演出 体験交流ホールで伝統舞踊公演

       体験交流ホールはアイヌ文化を多様なプログラムで体験し、理解を深める「国立民族共生公園」の拠点施設。博物館と同様にポロト湖や周辺の山並みへの調和を意識しつつ、外観は公園全体のイメージにも通じる緩やかな曲線と円形でデザインされた。  半円形状のステージを取り囲むように座席を430席配置。立ち見も

    • 2020年5月6日
  • ◆3 アイヌ語優先 新語創造も 大パノラマでポロト湖一望
    ◆3 アイヌ語優先 新語創造も 大パノラマでポロト湖一望

       国立アイヌ民族博物館をはじめとするウポポイの各施設は、アイヌ語が「第1言語」。解説パネルやサイン、音声ガイドは、日本語、英語、中国語など最大8言語に対応しているが、すべてアイヌ語を最初に記している。  「自動販売機」などアイヌ語に本来ない言葉も、アイヌ関係者や有識者らがワーキング会議を設けて

    • 2020年5月4日
  • 資料1万点を収蔵 アイヌ民族博物館趣向凝らした展示 ◆2
    資料1万点を収蔵 アイヌ民族博物館趣向凝らした展示 ◆2

       国内最北、道内唯一となる国立博物館は基本展示室や特別展示室、シアター、ミュージアムショップなどで構成。先住民族アイヌをさまざまな視点から紹介する。衣食住にまつわる道具をはじめ、舞踊や儀式に使われてきた用具など資料約1万点を搬入し、約700点を定期的に入れ替えながら展示する。  テーマは「こと

    • 2020年5月2日
  • アイヌ文化の復興拠点 日本初の博物館や体験施設も
    アイヌ文化の復興拠点 日本初の博物館や体験施設も

       アイヌ文化の新たな復興、発展拠点となる民族共生象徴空間。愛称はアイヌ語で「大勢で歌うこと」を意味する「ウポポイ」。白老町のポロト湖畔約10ヘクタール、札幌ドーム2個分の広大な土地に国が200億円の巨費を投じ、2017年からアイヌ文化に触れることができる施設を整備した。  国は19年5月施行の

    • 2020年4月29日