5 激減する学校行事 学習発表会の成功を、友達と今まで通りに
- 2021年2月19日
新型コロナウイルス感染拡大防止のため昨年3~5月、苫小牧市内の小中学校がほぼすべて臨時休校となり、子どもたちは巣ごもり生活を強いられた。日新小5年の山西柚乃(ゆの)さん(11)は6月以降、毎日登校できる日常が戻り「友達や先生と話せ、学校は本当に好き」と声を弾ませる。ただ、友達の家に遊びに行けなくな
新型コロナウイルス感染拡大防止のため昨年3~5月、苫小牧市内の小中学校がほぼすべて臨時休校となり、子どもたちは巣ごもり生活を強いられた。日新小5年の山西柚乃(ゆの)さん(11)は6月以降、毎日登校できる日常が戻り「友達や先生と話せ、学校は本当に好き」と声を弾ませる。ただ、友達の家に遊びに行けなくな
道の駅ウトナイ湖(苫小牧市植苗)の観光案内所で、地域情報を発信しているパート職員の佐藤恭子さん(40)。道内外の観光客らが気軽に立ち寄り、交流する日常を新型コロナウイルス禍が奪った。当たり前だった景色が変わった1年だったからでこそ「人とのつながりを実感できた」と強調する。 ◇ 道の駅
新型コロナウイルス感染拡大で、客足まばらな苫小牧市の繁華街。錦町でスナック「ナイト・イン・ステラ」を経営する管野はな子さん(32)は「活気がないまちを見るのは寂しい」と困惑しながらも、以前の人通りが戻る日を願って店を開け続ける。 胆振管内の飲食店でクラスター(感染者集団)も発生し、「あすは
趣味のウオーキングを毎日1万歩、地球1周分(約4万キロ)の達成を夢に掲げ、63歳から挑戦している苫小牧市澄川町の橋爪好伸さん(75)。新型コロナウイルスの感染が拡大した昨年2月以降も「今は我慢の時」と自宅内のステップマシンに乗り、歩数を伸ばしてきたが昨年秋ごろからそのペースが落ちていた。 ◇
「ウイルスと付き合いながら過ごさないと」―。苫小牧市緑町の主婦、森友香さん(36)は今の日常を冷静に受け止める。1年前にコロナが流行し始めた頃は、情報が少なく、実態も分からず、「怖い」という気持ちが大きかった。コロナの感染拡大が止まらず、リスクがより身近に迫る中、対策を徹底しながらできること探し。