7 市社協地域福祉課長・千寺丸(せんじまる)洋(ひろし)さん(52)直接会って解決策探る、 「助けになりたい」の声も
- 2022年1月21日
「運転免許証を返納してから買い物に行くのが大変になった」「お金が無くて食べる物も無い」「年を取って家の前の雪かきができなくなった」 苫小牧市社会福祉協議会の職員として、まちを見詰め続けて7年。連日のように、高齢者から助けを求める声が寄せられている。 その一つ一つにじっくりと耳を傾け
「運転免許証を返納してから買い物に行くのが大変になった」「お金が無くて食べる物も無い」「年を取って家の前の雪かきができなくなった」 苫小牧市社会福祉協議会の職員として、まちを見詰め続けて7年。連日のように、高齢者から助けを求める声が寄せられている。 その一つ一つにじっくりと耳を傾け
「待っていても、後継者は出てこないかもしれない」 苫小牧市で20年余り、市民のスポーツ活動を支えるスポーツ推進委員を務めているが新たな担い手はなかなか育たない。 塗装会社で働いていた40代の時、市から「体育指導委員」として委嘱され、気付けば70歳目前。2019年には自治貢献者表彰を
在宅高齢者の生活を支える訪問看護師として働き始めて7年。仕事を通し、高齢者や介護する家族が地域で孤立する状況を目の当たりにしてきた。 そんな中、3年ほど前、地域に出向き、住民が生き生きと暮らせるまちづくりを進める医療人材「コミュニティナース」活動を白老町でスタートさせた。看護師の経験を生か
「住民同士が気軽に近況報告したり、相談したりする中で、老後の暮らしが豊かになる近所付き合いを実現させたい」 苫小牧市の春日清水町内会で防犯、防災を担当する安全部の一員として活動しながら、2010年から民生・児童委員を務める。翌11年に市社会福祉協議会から「ふれあいサロン」の立ち上げを依頼さ
高い技術力を持つ人材を育てたいのではない。「手を貸してほしい」と頼まれたときに「うん、いいよ」と言える若者を増やしたい。 とんかつ屋勝兵衛(苫小牧市日吉町)の取締役として働きながら2004年から新型コロナウイルスが流行する前までの約15年間、苫小牧高等商業学校で介護福祉教育アドバイザーを務
「コーヒーとお菓子はいかが」 テーブルで談笑する高齢者たちに、心を込めて用意した茶菓子を振る舞う。自身も途中から世間話に加わり、小さなサロンに「憩いの場」という言葉がぴったりの光景が広がる。 苫小牧市住吉町の住宅街の一角にあるコミュニティーサロン「ハマ遊の友」はいつも和やかで、にぎ
「高齢者にスポットを当ててくださり、ありがとうございます」「私たちのために脳トレ大会を開催していただき、本当に幸せだと思っています」 はがきの片隅に書き込まれた感謝と喜びの言葉の数々。「やってよかった」。笑顔がこぼれる。 苫小牧市の拓勇東町内会文化教養部の部長を務めてもうすぐ2年。