岩倉市長の健康不安視 問われる市政リーダーの在り方
- 2024年9月16日
13日まで開かれた苫小牧市議会の第7回定例会。注目されたのは、8月28日に公務復帰したばかりの岩倉博文市長の健康状態だった。しかし、岩倉市長が答弁する回数は少なく、議員からは「ちょっと元気がない」「気を使って質問しにくい」などの声。本会議で岩倉市長に休憩を促す動議が出される異例の事態も発生し、市政
13日まで開かれた苫小牧市議会の第7回定例会。注目されたのは、8月28日に公務復帰したばかりの岩倉博文市長の健康状態だった。しかし、岩倉市長が答弁する回数は少なく、議員からは「ちょっと元気がない」「気を使って質問しにくい」などの声。本会議で岩倉市長に休憩を促す動議が出される異例の事態も発生し、市政
苫小牧市とJR苫小牧駅前の旧商業施設「苫小牧駅前プラザエガオ」の土地の一部を所有する不動産業、大東開発(苫小牧市若草町、三浦勇人社長)が、土地交換を条件に駅前再開発について協力して進めることで6月4日に合意し、関係者の期待も高まっている。2014年8月に施設が閉鎖してから約10年、中心市街地の活性
苫小牧市は2024年度、市内在住の85歳以上で条件を満たした世帯を対象に、家庭ごみの戸別収集を実施する。「戸別収集85(エイティーファイブ)」と銘打ち、4月1日から申請を受け付ける。市は現在のモデル事業も継続し、いずれ全市拡大を目指す方針だ。一方、物価高騰などを背景に委託費が増える中、人手や収集車
2030年度までに電力消費に伴う二酸化炭素(CO2)の実質排出量ゼロを目指すモデル的な提案を、環境省が支援する「脱炭素先行地域」に苫小牧市が選ばれた。苫小牧港・西港周辺に広がる工業基地と勇払市街地の脱炭素化を推進し、過疎化や高齢化に悩む同市街地の課題解決も探る計画を立て、三度目の申請でようやく悲願
苫小牧市が9月20日~10月15日に実施した自動運転バス実証事業。JR苫小牧駅―海の駅ぷらっとみなと市場間を無料で1日5往復し、延べ1359人が乗車した。利用者からは「便利で快適」などとおおむね好評だったが、水たまりで急停車するなど運行の一部で課題もみられた。市は安全性や効果などの分析を進め、20
家事や家族の介護を担う子ども「ヤングケアラー」を支援するため、苫小牧市は2024年4月の施行を目指す条例の素案をまとめた。市の責務と市民、関係機関、保護者の役割を明文化し、ヤングケアラーの存在に気付き、見守り、孤立させない社会の実現を推進する。31日までパブリックコメント(意見公募)を受け付け、来
消費税のインボイス(適格請求書)制度が1日に始まった。正確な適用税率や消費税額などを、売り手が買い手に対して伝える請求書で、苫小牧市内でも各事業者や関係団体などが対応に追われてきた。これまで消費税を納めなくてよかった免税事業者が、不利益を被らないよう課税事業者に移行した例がある一方、印鑑店では思わ