《4》 オンライン診療導入へ試行錯誤 患者の安心、利便性向上に
- 2020年11月20日
「最近になって感染者が増えている。これからオンライン診療の希望は増えるかもしれない」―。とよた腎泌尿器科クリニック(苫小牧市元中野町)の豊田健一院長はそう予想する。無料通信アプリLINE(ライン)を使ったオンライン診療サービス「LINEドクター」の導入を準備中。新型コロナウイルス禍で外出を控える患
「最近になって感染者が増えている。これからオンライン診療の希望は増えるかもしれない」―。とよた腎泌尿器科クリニック(苫小牧市元中野町)の豊田健一院長はそう予想する。無料通信アプリLINE(ライン)を使ったオンライン診療サービス「LINEドクター」の導入を準備中。新型コロナウイルス禍で外出を控える患
5日に苫小牧市立病院で、12日に王子総合病院でそれぞれ、医療従事者が新型コロナウイルスに感染したことが判明した(日付は道公表に基づく。王子は16日にも感染者)。幸いにも院内で感染が広がることはなく、通常通り入院や外来、救急診療を続けているが、関係者の緊張感は一気に高まった。 ◇
「基本的に道の要請に基づき判断するが、今のところ12から増やす動きはない」―。東胆振唯一の感染症指定医療機関、苫小牧市立病院の佐々木薫事務部長はそう説明する。同病院は現在1病棟46床を休止し、新型コロナウイルス感染症病床12床を確保している。道が道内全体の「ベッドコントロール」で患者の受け入れ先を
「検査を簡単に、安心して受けられることが大事」―。道内で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、苫小牧市医師会の沖一郎会長は力を込める。2日にインフルエンザとの同時流行に備え、「苫小牧発熱検査センター」と「小児発熱検査センター」を開設。各センターの検査数は1日最大約40人の想定だが、早速30人をこな