㊦育児 休校で親の負担増、子育て世帯支える仕組みを
- 2020年5月22日
苫小牧市音羽町にある一軒家。昼時になると親子連れが次々に訪れ、庭の小屋に向かう。小窓からおにぎりや菓子が入った袋が差し出されると、親子は笑顔で受け取った。 小屋の脇にはジャガイモやレトルト食品が入った段ボール箱が置かれており、「応援ボックス ご自由にどうぞ」の貼り紙。「いつもお世話になって
苫小牧市音羽町にある一軒家。昼時になると親子連れが次々に訪れ、庭の小屋に向かう。小窓からおにぎりや菓子が入った袋が差し出されると、親子は笑顔で受け取った。 小屋の脇にはジャガイモやレトルト食品が入った段ボール箱が置かれており、「応援ボックス ご自由にどうぞ」の貼り紙。「いつもお世話になって
「学習面はそんなに心配していないけど、運動不足や遊べないことは影響が大きそう」。苫小牧市ウトナイ南の佐々木美沙希さん(33)はウトナイ小学校の臨時休校中、友達ともなかなか会えず、外遊びが減った3年の陽斗君(8)、1年の結香さん(7)を心配そうに見詰めた。生活リズムを崩さないよう過ごさせているが、学
「あれ、答えが違う。そっか。小数点のミスだ。よし、合ってる」。苫小牧日新小学校5年の山西柚乃(ゆの)さん(10)は、宮の森町の自宅で小数と整数の掛け算に挑んでいた。臨時休校前よりも家庭学習の時間を増やした。教科書の予習や、4年生で習い切れなかった国語の漢字練習、通信教育のタブレット学習など、1日1