5 地域全体で福祉支援 尾野(おの)瀬里奈(せりな)さん(34) 市社協勤務 困窮者に寄り添う コミュニティー・ ソーシャル・ワーカー
- 2023年1月19日
「苫小牧は住民が福祉的な支援を受けられる地域資源が豊富」 社会福祉協議会の職員として道内外のまちを見てきて、そう実感している。 留萌管内羽幌町で生まれ、子どもの頃は親の転勤で道内を転々とし、高校時代には厚真町から駒大苫小牧高校に通った。仙台市の東北福祉大学を卒業後、2011年に同市
「苫小牧は住民が福祉的な支援を受けられる地域資源が豊富」 社会福祉協議会の職員として道内外のまちを見てきて、そう実感している。 留萌管内羽幌町で生まれ、子どもの頃は親の転勤で道内を転々とし、高校時代には厚真町から駒大苫小牧高校に通った。仙台市の東北福祉大学を卒業後、2011年に同市
長年暮らした北九州市から縁もゆかりもない苫小牧市に移り住んで、もうすぐ8年になる。定年退職後に暮らす場所を探すレンタカーでの旅の途中、高速道路から偶然見えた景色に心奪われ、移住を決めた。頭上を飛ぶ渡り鳥に心を癒やされたり、生涯学習に打ち込んだりと充実した第二の人生を送る。「夏は涼しく冬に雪が少ない
空が広くて、星が近い―。苫小牧で生活を始めて2年が過ぎた。実家のある埼玉は高い建物ばかりでせわしないが、苫小牧は空気が澄んでいて静か。「バスケットボールに打ち込むにはいい場所。自分にはこの町が合っている」と穏やかな表情でまちを眺める。 さいたま市出身。小学2年生からバスケットボールクラブに
「今時期の天気の良い日にはほぼ毎日、来ている」 昨年12月21日早朝、苫小牧市植苗のウトナイ湖の水辺。厚い防寒着に身を包み、静かに遠くを見詰めながらカメラを構え、そう語った。 午前7時すぎ、薄暗かった空はオレンジ色に染まり、結氷が進む湖で羽を休めるオオハクチョウを鮮やかに照らしだす
数年前まで、苫小牧市は通り道にすぎなかった。それが今ではコミュニティーFM局「FMとまこまい」のパーソナリティーとして同市の魅力的な人や場所を紹介するラジオ番組をつくるまでに。「長く住んでいる人には当たり前でも、外の人を感動させるものがどのまちにもある。苫小牧はそんな感動があちこちにある面白いまち