◆11 岩倉市長倒れる 復帰目指しリハビリ続ける 一時意識不明も回復
- 2023年12月28日
11月7日夕、岩倉博文苫小牧市長が出張先の韓国で倒れた。一報が入った市役所内で衝撃が走り、幹部が慌ただしく情報収集に追われた。岩倉市長は意識不明で、医療機関の集中治療室(ICU)に入った。翌8日に市は記者会見を開き、木村淳副市長は市長が倒れた要因について「心室細動よる不整脈が起きた可能性がある」と
11月7日夕、岩倉博文苫小牧市長が出張先の韓国で倒れた。一報が入った市役所内で衝撃が走り、幹部が慌ただしく情報収集に追われた。岩倉市長は意識不明で、医療機関の集中治療室(ICU)に入った。翌8日に市は記者会見を開き、木村淳副市長は市長が倒れた要因について「心室細動よる不整脈が起きた可能性がある」と
苫小牧港は4月25日、開港から60周年を迎えた。世界初の内陸掘り込み式港湾として造られ、1963年の同日に第1船が入港。以来、北日本の中心的な港として、道内の物流や経済を支える国際貿易港として発展してきた。「還暦」を迎えた今なお成長を続け、世界的な流れでもある脱炭素化にも力を入れる。港湾関係者は「
11月4日に苫小牧明倫中学校を主会場に行われた市の総合防災訓練。地域住民が続々と訪れる中、運営を手伝う同校ボランティア部の生徒が忙しく、いすを追加で体育館に運んでいた。市は参加する住民を約200人と見込んでいたが、最終的に350人ほどに膨らんだ。3月に改訂した津波ハザードマップ(災害予想地図)の検
むかわ町の鵡川漁業協同組合が10月5日、1991~94年以来29年ぶりに「鵡川ししゃも」の休漁を決めた。8月下旬から9月上旬に行った事前の調査で資源量が少なかったことや、ここ数年記録的な不漁が続いていたことを踏まえての措置。資源回復を優先させる苦渋の決断だが、全国区の知名度を誇る特産品の先行きは見
苫小牧初のFMコミュニティーラジオ局「FMとまこまい」が9月1日、開局した。子どもから大人まで、さまざまな立場や年代の市民が発信者となり、地域の情報や話題を提供する場をつくろうと、市民有志がFMとまこまい実行委員会を発足させてから約4年間の準備期間を経て、実現した。 ◇ 開局のきっか
白老町議会は2月6日、町議会議員選挙を町長選挙と同じ日程にするため、町議会の自主解散を求めた議員提出の決議案を、否決した。全14議員で採決し、10対4の賛成多数となったが、決議案可決に必要な12人には達しなかった。 地方議会の自主解散は、特例法で全議員の4分の3以上が出席し、その5分の4以
「時代のニーズに合わせたものづくり人材を輩出していきたい」―。苫小牧工業高校の諸橋宏明校長は力強く語る。社会のさまざまな分野で活躍する人材を育て、工業都市苫小牧や道内産業を支えてきた同校は今年、創立100周年を迎えた。10月に同窓生らが中心となって記念式典を行った他、新たなシンボルの記念碑「希望の
車のライトに照らされた道路を、ヒグマ3頭が堂々と横切っていた。10月1日夜に苫小牧市桜坂町の住宅地近くで撮影された動画。本紙に提供してくれた男性が家族と車で帰宅する途中、クマと出くわし、車内から妻が20~30メートル先の光景をスマホで撮った。親子とみられるクマはすぐに西側のやぶに姿を消したというが
新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5月8日、「2類相当」から季節性インフルエンザと同様の「5類」に移行した。2020年1月に道内で感染初確認以降、3年余りに及んだコロナとの闘い。3月に国がマスク着用を個人の判断に委ねる方針を示すなど、徐々に平時を取り戻しつつあった中、コロナ禍も新たな局面に
JR苫小牧駅南口で廃虚化が進む旧商業施設「苫小牧駅前プラザエガオ」を巡り、6月13日に苫小牧市役所で行われた「トップ会談」。苫小牧市の岩倉博文市長と、土地の一部約1070平方メートルを所有する不動産業・大東開発(若草町)の三浦勇人社長が意見を交わしたが、両者の主張は平行線をたどった。その後はトップ
4年に1度の統一地方選が繰り広げられた今年、苫小牧市で有権者の反応は極めて鈍かった。前半戦の道知事選と道議会議員選挙、後半戦の市議会議員選挙はいずれも投票率が過去最低を更新した。年内の衆院解散・総選挙も見送られる中、有権者の政治離れは深刻さを増している。 ◇ 全国9道府県で行われ