• まちづくり 下 観光客をまちなかへ 「着地型ツアー」など模索
    まちづくり 下 観光客をまちなかへ 「着地型ツアー」など模索

       来場者数100万人を年間目標に掲げる白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)。実績は3年間で87万人余と遠く及ばないが、新型コロナウイルスの5類移行で同施設や国は巻き返しを狙う。期待される来場者増をまちなかの観光や経済活性化にどう結び付けるか、町や町民も模索を続けている。  ウポポイ開業を契機に

    • 2023年7月12日
  • 地元の視線 中 開業で風向き好意的に ネット中傷も「誇り継承が第一」
    地元の視線 中 開業で風向き好意的に ネット中傷も「誇り継承が第一」

       2019年5月に施行されたアイヌ新法は第1条で、先住民族であるアイヌの誇りが尊重される社会の実現を目的に掲げる。白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)の本質的な役割もそこにあり、民族の血を引く地元住民はウポポイが実現に向けて進む姿に関心を寄せる。  町末広町の北海道アイヌ協会前理事長、加藤忠さ

    • 2023年7月11日
  • 自己評価 上 伝統芸能上演に手応え 逆境の中、工夫凝らし誘客
    自己評価 上 伝統芸能上演に手応え 逆境の中、工夫凝らし誘客

       白老町のポロト湖のほとりに2020年、アイヌ文化の復興と発信のナショナルセンターとして整備された民族共生象徴空間(ウポポイ)が、12日に開業3周年を迎える。5月に新型コロナウイルスが感染症法上の位置付けで5類に引き下げられ、入場者の増加が期待される中、ウポポイの果たす役割や地域への効果、今後の期待

    • 2023年7月10日