(4)映像作家・大島慶太郎 質感の再現に対する探求心
- 2019年10月23日
動画構造の解体と再構築をテーマに制作や研究活動を展開する映像作家・大島慶太郎(1977~)=札幌市在住=は、デジタルカメラによる写真撮影で得た画像を素材とする実験的な映像作品を制作している。 本展においては、絵はがきという記録媒体を視覚的な伝達メディアとして捉え、手で触れることができ、時間
動画構造の解体と再構築をテーマに制作や研究活動を展開する映像作家・大島慶太郎(1977~)=札幌市在住=は、デジタルカメラによる写真撮影で得た画像を素材とする実験的な映像作品を制作している。 本展においては、絵はがきという記録媒体を視覚的な伝達メディアとして捉え、手で触れることができ、時間
苫小牧市生まれ、札幌市在住の小島歌織(1982~)は、グラフィックデザイナーとして広告などのデザインを手掛ける傍ら、消費やそれによって生まれたライフスタイルをテーマとする創作活動を展開する。 本展で紹介するポリエチレン製のレジ袋に、小島が考案したデザインをプリントした14点からなるシリーズ
苫小牧市生まれ、札幌市在住の山田啓貴(1978~)は、モノとそこに宿された記憶や印象深い情景を描く画家だ。作品は、卵と油を混ぜた媒剤で顔料を練るテンペラと、油絵の具を併用する混合技法を用いた着彩の繰り返しにより成立する。古典的な技法と相まって、懐古主義的な主題を扱う絵画表現は、見る者の郷愁を促す。
苫小牧市美術博物館で、企画展「NITTAN ART FILE3 内なる旅~モノに宿された記憶」が開かれている。胆振、日高ゆかりの作家4人が美術と博物の複合施設である同館の特性を生かした現代アートを出品しており、同館学芸員の細矢久人さんが、4回にわたり各作家の魅力や作品を紹介する。 ◇