成果を糧に、さらなる進化―IH女子・スマイルジャパン総括〔北京五輪を振り返って(下)〕
- 2022年2月24日
メダルへの突破口となる準々決勝、強豪のフィンランドに1―7で敗れた。4強進出の壁は高かった。精度の高いパスワークに必死の守備で食らい付いたが、反撃の糸口はつかめなかった。 第1ピリオドは2点を先取された後、速攻でFW志賀紅音(トヨタシグナス)がゴールを決めた。しかし日本の得点はこの1点のみ。2
メダルへの突破口となる準々決勝、強豪のフィンランドに1―7で敗れた。4強進出の壁は高かった。精度の高いパスワークに必死の守備で食らい付いたが、反撃の糸口はつかめなかった。 第1ピリオドは2点を先取された後、速攻でFW志賀紅音(トヨタシグナス)がゴールを決めた。しかし日本の得点はこの1点のみ。2
2連勝の真価が問われた中国戦。スマイルは苦戦を強いられ、連勝がストップした。ゲームウイニングショット(GWS)にもつれる激闘の末、1―2の惜敗。力負けではなかったが、終盤の悪い流れを修正できなかった。 中国代表についての事前情報は皆無に等しかった。半数近くが北米出身とされたが、代表選手が報道陣
北京冬季五輪のアイスホッケー女子は、スピードとパワーに勝るカナダの優勝で終わった。日本は予選グループBを1位で通過し、史上初の決勝トーナメント進出。準々決勝で今大会銅メダルだったフィンランドに敗れて6位だった。4年に1度の大舞台で躍動したスマイルジャパンの奮闘を振り返る。(石井翔太)