【下】 観光入り込み客増加 白老町長 戸田 安彦さん 町内周遊してもらう仕組みを模索
- 2021年7月14日
―ウポポイ開業1年をどう受け止めているか。 「新型コロナウイルス感染拡大という状況の中、政府目標の100万人を大きく下回ったものの、25万人以上の来場があった。小中学校の教育旅行についても初年度より見学予約が多いと聞いている。先住民族アイヌの歴史や文化の発信拠点として、今後も施設の取り組み
―ウポポイ開業1年をどう受け止めているか。 「新型コロナウイルス感染拡大という状況の中、政府目標の100万人を大きく下回ったものの、25万人以上の来場があった。小中学校の教育旅行についても初年度より見学予約が多いと聞いている。先住民族アイヌの歴史や文化の発信拠点として、今後も施設の取り組み
―開業1年のウポポイをどう評価しているか。 「ウポポイが造られたことは本当に良かったと思う。アイヌ文化の復興と発信の拠点施設ができたことで、アイヌ民族や文化への国民の関心が飛躍的に高まった。経済活動にもアイヌ文化を取り入れる動きが広がっている。例えば商品のパッケージにアイヌ文様を採用したり
12日で開業1年を迎えた白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)。アイヌ文化の復興と発展のナショナルセンターとして誕生したウポポイの成果、課題などについて関係者に聞いた。 ―開業1年をどう受け止めているか。 「昨年7月12日の開業以降、これまでに25万人を超える入場を数えた。コロナ渦の