野鳥の子育て期到来 温かく見守って
- 2025年4月18日
ウトナイ湖畔の林にも、春の訪れを告げるナニワズが、鮮やかな黄色い花びらで彩りを添え始めました。小鳥のさえずりも響き渡るようになり、野鳥たちの繁殖期がいよいよ本格化するこの季節。ぜひ皆さま、改めて、野生の生きものたちの営みを、温かく見守っていただけたらと思います。近年、人気を博しているエナガ(スズメ
ウトナイ湖畔の林にも、春の訪れを告げるナニワズが、鮮やかな黄色い花びらで彩りを添え始めました。小鳥のさえずりも響き渡るようになり、野鳥たちの繁殖期がいよいよ本格化するこの季節。ぜひ皆さま、改めて、野生の生きものたちの営みを、温かく見守っていただけたらと思います。近年、人気を博しているエナガ(スズメ
昨年4月、生活情報誌を作る業務から報道部に異動した。15年ぶりに新聞記事を書き始め、4月でようやく1年がたった。気持ちは「新人記者」で、ただいま奮闘中だ。 取材と執筆を進める中で、社内外の多くの方の指導、協力を得て記事掲載に到っており感謝しかない。伝えるべき情報をしっかりと届けられているかどう
今年は、この冬を振り返ると気候が変わってきていると実感する出来事が多くありました。千歳・支笏湖氷濤(ひょうとう)まつり期間である2月の平年値を見てみると、1991~2020年の平均気温が氷点下4・5度に対して、今年の2月の平均気温は同2・5度であり、2度も高くなっています。体感としても例年より暖か
最近、新聞やテレビはオールドメディアと呼ばれ、SNSを中心に批判されることが多い。だが、東胆振の町ではインフルエンサーと呼ばれる影響力のある人が発信することはほぼない。高齢者を中心に新聞が読まれ、喜ばれたり、怒りの声を聞いたりすることがある。熱心に記事を見てもらえるのはうれしいことなので、意見を寄
先日、小学生のアイスホッケー大会を取材した。保護者の1人が「記事を載せてもらって、子どもたちもすごく喜んでいました」と言ってくれ、額に入れて大事にしている記事もあるという。入社してわずか半年余だが、記者冥利(みょうり)に尽きるとはこのことだろうか。 昨年8月から、スポーツ部記者として働き始めた
早いもので、春の訪れの兆しを感じる季節となりました。ウトナイ湖の春の風物詩、ガンのねぐら立ちも見られるようになり、多くの水鳥たちが北の繁殖地を目指します。そんなウトナイ湖で先日、オオハクチョウの親子を見掛けました。ご存じの通り、オオハクチョウの体は真っ白ですが、成鳥になるまでは灰色の羽毛を身にまと
先日、支笏湖ビジターセンターで、インタープリテーション研修が開かれました。講師は環境省アクティブ・レンジャーの阿部万純さん。心身に響いた研修でした。インタープリテーションとは、来訪者が地域の自然・文化・歴史について興味を持つ、好きになる、大切だと思うきっかけづくりの手法です。支笏湖やその自然を紹介
以前このコラムで、母が骨折で入院した際のことを書いたが、今年に入り、心臓の不調で再び母が入院した。急な出来事で本人も家族も大慌てとなったが、順調に回復し、5日間で無事退院した。 ただ、さすがに以前のようなパワフルな動きはすぐには戻らず、雪かきや買い物など、生活のちょっとしたことが大変になった。そん
この季節のウトナイ湖には、エナガの亜種シマエナガ(以下、シマエナガ)を目的に訪れる方が多くいらっしゃいます。この鳥は一年中ウトナイ湖に生息していますが、私たちは冬を観察に適した時期としてご紹介しています。理由としては、木々の葉が落ちて見つけやすくなること、群れで行動すること、そして寒さを防ぐため羽毛
バブルは崩壊し、その後遺症が続く中で、戦後日本がつくりあげてきた政治、経済、社会、そして価値観の転換が進んだ。平成5(1993)年、総選挙で自民党が過半数割れし、非自民連立政権が誕生した。苫小牧では地区労と地区同盟が合体して連合苫小牧が発足。戦後政治を形づくってきた自民党と社会党を主軸とする「55
入院と手術のため、しばらく白老支局を留守にしている。2023年8月から9月にかけても同様の事情で留守にした。その時は「姿を見ないが何かあったのか」と連絡があり、心配をおかけした。今回は、入院前に公共施設などを中心に入念にあいさつ回りを進めていた。大丈夫です。元気です。 白老町は人口約1万500
先日、苫小牧市美術博物館で開催中の企画展「足もとから見つける、まちの自然」を訪れました。私たちが暮らす身近な場所で見ることができる動植物が、300点以上の標本や剥製、写真などで紹介されており、大変見応えのある展示でした。その中に、アオバト(ハト目ハト科)の展示コーナーを見つけました。アオバトとは、漢