(9) 苫小牧東高校 南俊明校長(59) 生徒の可能性伸ばす
- 2021年5月22日
「賢そう。明るくて伸び伸びしている。きっとみんな素晴らしい才能を持っているのだろう」と苫小牧東高校の生徒の印象を語る。 オホーツク管内の津別高校から赴任した。全校生徒の数が前任校の10倍に当たる約700人になり「学校の規模が全然違う。名前を覚えるのが大変」と話す。 初任校が日高管内
「賢そう。明るくて伸び伸びしている。きっとみんな素晴らしい才能を持っているのだろう」と苫小牧東高校の生徒の印象を語る。 オホーツク管内の津別高校から赴任した。全校生徒の数が前任校の10倍に当たる約700人になり「学校の規模が全然違う。名前を覚えるのが大変」と話す。 初任校が日高管内
「胆振は仕事に子育てと大変な時期を送った思い入れのある地域。戻って来ることができて素直にうれしかった」と苫小牧市への赴任を喜んだ。20代から30代にかけて、室蘭市内の高校で教員を務めた経験がある。前任校は、十勝管内の池田高校。 苫小牧総合経済高校の生徒について「落ち着いて学校生活を送ってい
「優しくて明るく、好奇心旺盛な人が多い。勉強も真面目に取り組んでいて感心する」と苫小牧南高校の生徒の印象を語る。 浦河町出身、北海道大学卒。生物学を学んでいた。前任校は上川管内の上川高校。胆振管内の高校に赴任したのは初めてという。 同校では国際社会の中で活躍できる人材育成を目指して
「住宅地がウトナイにまで広がってびっくり」と、13年ぶりの苫小牧市内の様子に目を驚かせた。苫小牧工業高校で1989年4月から2007年3月まで教員を務めた経験がある。 苫小牧西高校の生徒について「素直で堅実な印象。まだまだ伸びしろがありそう」と話す。 学校づくりで目指すのは、生徒、
苫小牧啓北中学校には2006~12年度に続き、2度目の着任となる。同校山なみ分校の生徒を含め「当時から変わらず、明るく活発で前向きな子どもが多い」と目を細める。 安心して学校生活を送れる環境や、生徒と共に汗を流せる教師集団をつくっていきたいと考えている。 函館市で生まれ、室蘭市で育
今年、開校50年を迎える苫小牧開成中学校に、校長職として初めて勤務する。4月には修学旅行で生徒たちを岩手県へ引率した。真剣にメモを取ったり、話を聞いたりする姿に「学びに向かう姿勢が、とても良い子たちだ」と表情を和らげる。 東京都出身で、専修大学卒。「生徒に寄り添いながら子どもたち一人一人に
苫小牧明野中学校は、「人懐っこい生徒が多く、笑顔であいさつをしてくれる」と笑みを浮かべる。これまで人とのつながりや夢を持ち、命を守ることの大切さを指導しており「その思いは、校長職になってからも変わらない」と熱を込める。 札幌市出身で、道教育大旭川校卒。前任は苫小牧啓明中学校教頭。2010年
苫小牧沼ノ端中学校には、2007年度から6年間、一般教諭と主幹教諭で勤務しており、2度目の着任となる。当時と比べると、生徒数は少なくなったが「教師や大人の思いをくみ取ろうとする素直な子が変わらず多い」と表情を緩める。 埼玉県出身で、道教育大教職大学院卒。登別鷲別中学校を振り出しに教育人生を
小中併置校である苫小牧植苗小中学校は今年度、小学生44人、中学生34人でスタートした。中学生が入学式の準備や集団下校のリーダーを務める様子を見て「中学生の姿を手本に、小学生も同じように立派に成長するのだなと感じた」と目を細める。 室蘭市出身で、静修短期大学卒、日本大学通信教育卒。「学校が楽
苫小牧澄川小学校には、8年ぶり2度目の着任。4月の始業式で、相手の目を見て、気持ちが伝わるようなあいさつの姿勢を指導したところ、「よく話を聞いており、その日からすぐ実践する子が多くてうれしかった」と目尻を下げる。 出身は広島県。「親戚一同が全て(第2次世界大戦中の)原爆に遭っている」と話し
3月末まで苫小牧清水小学校の教頭を務め、春から校長として歩みを始めた。毎日、各教室を回って授業を見ており、「真面目に取り組み、よく頑張っている子が多い」と目を細める。 函館市出身で、道教育大学函館校を卒業。白老町竹浦中学校を振り出しに、一般職では中学校、管理職では小学校を多く経験した。
苫小牧糸井小学校の児童たちについて「学校での約束事を守ることができ、元気で素直」と印象を語る。「時間を意識した行動を、みんなができているのはすごい」と顔をほころばせる。 山形県出身。道教育大学函館校を卒業。苫小牧市では、樽前小学校に勤務した経験があり、5年ぶり2度目の赴任となる。前任は登別
苫小牧市内の小中学校と高校に今学期、赴任した校長に教育の方針や抱負を聞いた。 苫小牧大成小学校には、一般教諭の頃にも勤務しており、8年ぶり2度目の着任。当時の教え子のきょうだいが、今も在学しているといい、「昔から変わらず、子どもたちが人懐っこく元気で明るい学校だ」と改めて実感している