(下)「もっと注意していれば」 市虐待防止条例案に支援明記
- 2020年12月12日
「今思えば…」 徳田愛美容疑者(28)=死体遺棄容疑で逮捕=が暮らしていた苫小牧市北光町の住民も、心配に感じる場面に遭遇していた。 近所に住む50代の男性は、夜間に2、3時間ほど1人で外出する徳田容疑者の姿を何度も見掛けていた。男性は「服装からして、仕事に行っているよ
「今思えば…」 徳田愛美容疑者(28)=死体遺棄容疑で逮捕=が暮らしていた苫小牧市北光町の住民も、心配に感じる場面に遭遇していた。 近所に住む50代の男性は、夜間に2、3時間ほど1人で外出する徳田容疑者の姿を何度も見掛けていた。男性は「服装からして、仕事に行っているよ
子ども思いのお母さんという評判の陰で、徳田愛美容疑者(28)=死体遺棄容疑で逮捕=の生活は破綻寸前に追い込まれていた。 苫小牧市内在住の男性は修繕のため昨年11月、徳田容疑者の部屋を訪れ、言葉を失った。床一面に足の踏み場がないほどごみや生活用品、食べ残した料理が散乱していた。台所にも物があ
死んだ子どもがうちにいます―。 師走を前にした11月30日、運転免許の更新手続きで混み合う苫小牧署を母親に付き添われて訪れた若い女性は、神妙な面持ちで署員にこう切り出した。 捜査員は、女性が暮らす苫小牧市北光町のアパートに急行した。1階にある居室は生活用品やごみであふれていた。乱雑