6 高齢者憩いの場再び休止 ワクチンに期待も「楽観できない」
- 2021年5月22日
新型コロナウイルス感染拡大が、高齢者の生活にも影響を与えている。苫小牧市内の「ふれあいサロン」は中止を余儀なくされ、高齢者施設は外部との交流を避けるなど、高齢者がいきいきと過ごすための活動が制限されている。市内で高齢者の一般接種が進む中、事態の好転を願う声が広がっている。 ◇ 誰もが
新型コロナウイルス感染拡大が、高齢者の生活にも影響を与えている。苫小牧市内の「ふれあいサロン」は中止を余儀なくされ、高齢者施設は外部との交流を避けるなど、高齢者がいきいきと過ごすための活動が制限されている。市内で高齢者の一般接種が進む中、事態の好転を願う声が広がっている。 ◇ 誰もが
新型コロナウイルス感染症が流行し始めた昨春、全国の小中学校は一斉休校した。子どもの学びに与える影響は大きく、文部科学省はコロナ下でも持続的に学校運営できるよう、指針や衛生管理マニュアルをまとめた。児童や生徒の感染経路は家庭内感染が大部分であることを踏まえ、休校は「学びの保障や心身への影響から避ける
「これ以上の増床は通常医療とのバランスが非常に厳しい」―。東胆振唯一の感染症指定医療機関、苫小牧市立病院の担当者は危機感を募らせる。新型コロナウイルス感染が全道で急拡大し、道は医療態勢の崩壊を防ぐべく、15日に「医療非常事態宣言」を発出。市立病院も道の要請に基づき、感染症病床の増床を続けている。
緊急事態宣言の発令により、道が「特定措置区域」以外の全道飲食店に対しても、営業時間を午前5時~午後8時、酒類提供を午前11時~午後7時とするよう要請し、苫小牧市内の各店で対策に追われた。道が求める18日までに多くの店舗が時短に対応し、休業を決断する店舗も目立つ。昨年2月の道独自の緊急事態宣言以降、
「残念だが、この状況では仕方がない」―。7月30日~8月1日の日程で開催予定だった苫小牧の夏の一大イベント「第66回とまこまい港まつり」。17日に市職員会館で開かれた臨時の実行委員会で、新型コロナウイルスの感染者が急拡大している現状を踏まえ、今年も開催中止が決まった。異論は出なかった。 昨
「胆振管内でも変異株への置き換わりが進んでいると想定される」―。10日に胆振総合振興局が開いた新型コロナウイルス感染症対策の地方本部員会議で、胆振管内の最新の感染状況が報告された。ゴールデンウイーク後の8日から、日別の新規感染者数は連日2桁を記録している。感染力が強いとされる変異株が猛威を振るい、