(5) 居残りハクチョウを見守る 距離取ってそっと
- 2021年3月16日
本来は渡り鳥であるオオハクチョウ。だが、けがなどで渡りを諦め、苫小牧に居残ったオオハクチョウが何カ所かで確認されている。苫小牧川もそのうちの一つで、羽が傷ついたオオハクチョウが3、4羽居着き、中には春に繁殖するペアもいて、付近の人たちが毎年かわいらしいひな鳥の誕生を心待ちにしている。 見山町
本来は渡り鳥であるオオハクチョウ。だが、けがなどで渡りを諦め、苫小牧に居残ったオオハクチョウが何カ所かで確認されている。苫小牧川もそのうちの一つで、羽が傷ついたオオハクチョウが3、4羽居着き、中には春に繁殖するペアもいて、付近の人たちが毎年かわいらしいひな鳥の誕生を心待ちにしている。 見山町
苫小牧市北栄町に住む奥山博美さん(64)は、自宅の庭に野鳥のオアシスを作っている。 子どもの頃から野鳥に親しみ、苫小牧への移住をきっかけに本格的に野鳥観察を始めた。「ちょうどウトナイ湖サンクチュアリが開設された頃。当時は仕事がとても忙しく、癒やしを求めてネイチャーセンターを訪れ、野鳥観察を
自宅の庭に野鳥を呼び、かわいらしい姿を間近で見たいと思ったら、餌台を設置するのも手段の一つ。最近ではさまざまな既製品が市販されているため手軽に取り入れることができるが、設置後の管理にはいくつか注意点があるという。 「一つは餌台を清潔に保つこと。餌台にサルモネラ菌が発生し、野鳥が大量死した例
日曜日のウトナイ湖ネイチャーセンター(苫小牧市植苗)。デジタルカメラを手に、レンジャーに「これはカワウですか?」と熱心に尋ねる少年がいた。市内しらかば町在住の豊田侑生(ゆうき)君(日新小6年)。4年生の時、校外学習でウトナイ湖野生鳥獣保護センターを訪れ「望遠鏡でいろいろな野鳥を見て興味を持つように
春はバードウオッチングに最適な季節。観察スポットはウトナイ湖や北大研究林など幾つもあるが、近所の公園や住宅街など身近な場所でも野鳥の姿を楽しむことができる。春の野鳥の楽しみ方を紹介する。 野鳥にとって春は恋のシーズン。オスは自慢のさえずりでメスにアプローチし、ペアが成立すると産卵、