3 生と死の同一性の象徴
- 2021年8月18日
前回紹介したロビー展示の姉妹展示ともいえる藤沢レオの個展が、札幌市のモエレ沼公園で29日まで開催されている。 公園の敷地内の間伐材として切り取られた、オニグルミの木が金彩の上、無数に配置される。古来よりその実は貴重な栄養源として生命を支えてきた半面、銃身を支える部材としても用いられてきた。
前回紹介したロビー展示の姉妹展示ともいえる藤沢レオの個展が、札幌市のモエレ沼公園で29日まで開催されている。 公園の敷地内の間伐材として切り取られた、オニグルミの木が金彩の上、無数に配置される。古来よりその実は貴重な栄養源として生命を支えてきた半面、銃身を支える部材としても用いられてきた。
苫小牧市美術博物館の特別展「発掘された日本列島2021」と連動する当館のロビー展示(29日まで)では、遺物や遺構に着想を得た藤沢レオの5点の新作を紹介している。 市内樽前地区を拠点に活動する彫刻家藤沢は、《場の彫刻》のシリーズ(2014~)以来、一貫して柱をモチーフにした作品を手掛けてきた
苫小牧市美術博物館では、中庭展示スペースで、空間を活用したインスタレーション(架設展示)を紹介するシリーズ企画「中庭展示」を2013年から開催しており、16回目の今回は札幌在住の画家・武田浩志さん(1978~)の作品を紹介している。また、特別展「発掘された日本列島2021」に連動する形で、彫刻家・