♢6 文化の多様性伝える 国立アイヌ民族博物館、学芸員 矢崎(やざき) 春菜(はるな)さん(33)=苫小牧市出身=
- 2020年7月11日
―ウポポイで働くきっかけは。 「高校卒業後、札幌学院大に進学し、学芸員の資格を取りました。北海道の歴史、アイヌ語やアイヌ文化の勉強を始めたのは大学生になってからです。学芸員になるためにもっと勉強しようと思い、北海道大大学院に進みました。博士後期課程に進学すると同時に、旧アイヌ民族博物館でア
―ウポポイで働くきっかけは。 「高校卒業後、札幌学院大に進学し、学芸員の資格を取りました。北海道の歴史、アイヌ語やアイヌ文化の勉強を始めたのは大学生になってからです。学芸員になるためにもっと勉強しようと思い、北海道大大学院に進みました。博士後期課程に進学すると同時に、旧アイヌ民族博物館でア
―ウポポイで働くきっかけは。 「大学の4年間、地元の白老町を離れ、『もっと生まれた町や自分のルーツについて、自信を持って話せるようになりたい』と思い、アイヌ文化に関わるようになったことがきっかけです」 ―どのような準備をしてきましたか。 「これまでの期間は主に『ウエカリ チ
―ウポポイで働くきっかけは。 「母親がアイヌ民族で、私も小学生の頃から踊りをやるなど、アイヌ文化に関わってきました。伝承者(担い手)育成事業に3年間参加して旧アイヌ民族博物館に就職し、アイヌ文化を学び、伝える取り組みを続けてきました。私はウポポイで調理実習を担当しますが、食についても地元札
―ウポポイで働くきっかけは。 「高校卒業後に旧アイヌ民族博物館に就職し、アイヌ文化に初めて関わりました。私はアイヌ民族の血が入っているわけでもなく、アイヌ文化を深く知らずに育ったので、何か強みというか得意なものを―と、先輩から歌や踊り、楽器の演奏、刺しゅうや着物の仕立てを教わってきました。
―ウポポイで働くきっかけは。 「親が日常的にカムイノミ(儀式)などアイヌ文化の伝承活動に取り組み、子どもの頃から自然と参加していました。大人になってから儀式に参加していると、周りから質問されるようになりましたが、アイヌ文化を深く知らないことに気が付きました。伝承者(担い手)育成事業に参加し
―ウポポイで働くきっかけは。 「壮瞥町で両親が民芸店を営み、父は熊彫り(木彫り熊制作)、母は踊りをしている中で育ちました。若い頃はアイヌであることに向き合うことはなく、むしろ避けてきました。30代の時に知里幸恵銀のしずく記念館(登別市)の館長、故横山むつみさんと出会い、今までの考えが変わり