• <5> 地域のために営業再開 再出発 震災前より良いまちに
    <5> 地域のために営業再開 再出発 震災前より良いまちに

       【まちの便利屋】  「こんにちは」「いらっしゃい」―。むかわ町末広にある町内で唯一の電器店「白田電気商会」。多くの町民がさまざまな相談や依頼を持ち寄って来る。  「結局、便利屋になっちゃってる」。接客も、配達、修理工事もこなす社長の白田忠美さん(64)は、そう言って苦笑いする。

    • 2022年9月5日
  • <4> 地域おこし協力隊 新戦力 外部の発想で地域活性化
    <4> 地域おこし協力隊 新戦力 外部の発想で地域活性化

       【都市からの風】  人口減少問題などを抱える自治体は、都市から来て、地域協力活動をしながら地域への定住を考えてもらう地域おこし協力隊などの取り組みに力を入れている。  胆振東部地震で人口減に拍車が掛かった厚真、安平、むかわの3町も例外でなく、中でも厚真町は、町内で起業を希望する人を募り

    • 2022年9月3日
  • <3> サロン再開に歓声 コミセン新設 町民の心のよりどころ
    <3> サロン再開に歓声 コミセン新設 町民の心のよりどころ

       【笑顔が広がる】  厚真町富里地区に昨年末整備された「厚北地域防災コミュニティセンターならやま」に8月24日、歓声や拍手が響いた。  「それ!」「よし、入った」「すごい」―。  町社会福祉協議会による「いきいきふれあいサロン」が開かれ、富里、高丘、東和地区の高齢者20人ほどが輪投

    • 2022年9月2日
  • <2> 大きな被害 人口減に拍車 「教育のまち」で移住促進
    <2> 大きな被害 人口減に拍車 「教育のまち」で移住促進

       【教育のまちをPR】  地方の最重要課題にも位置付けられる人口減少。厚真、安平、むかわの3町も例外ではなかったところへ、2018年9月の胆振東部地震で各町とも大きな被害を受け、さらに人口減に拍車が掛かった。震災からこれまでに減った人の数は3町合わせて1500人を超え、対策が急がれている。

    • 2022年8月31日
  • <1> 町民の防災意識高く 日々の備えの大切さ実感
    <1> 町民の防災意識高く 日々の備えの大切さ実感

       【高い防災意識】  この夏、厚真町では、2018年に胆振東部地震が発生してから初めてとなる大規模な防災訓練が行われた。震度6強の地震が発生し、大津波警報が発令された―との想定で進められ、小さな子どもを連れて参加するなど、当初の予定を大幅に上回る町民80人が参加。避難所となった上厚真小学校に足

    • 2022年8月29日