• 将来の体育館 《5》 老朽化で建て替えへ 新年度から構想づくり―市が方針
    将来の体育館 《5》 老朽化で建て替えへ 新年度から構想づくり―市が方針

       3年後の2023年に完成から半世紀を迎える苫小牧市総合体育館。建設当時に斬新でモダンとされたデザインが今なお目を引くスポーツの殿堂は、地域レベルから大規模なものまでの大会開催や体力・健康づくりの拠点として歴史をたどってきた。年月を重ねた施設は老朽化も進行し続けた。  市は2月の市議会で、同体

    • 2020年3月28日
  • 愛される施設に 《4》 利用者増へ努力―指定管理者
    愛される施設に 《4》 利用者増へ努力―指定管理者

       苫小牧のスポーツの中心である総合体育館は、2012年度に導入された指定管理者制度により、利用者が増加した。主に都市総合開発が管理者を担い、施設の利便性の向上や各種教室の企画、運営で、市民により親しまれるスポーツ施設として成長を遂げた。  都市総合開発は、東洋実業との共同事業体を含めて12年か

    • 2020年3月27日
  • 競技花盛り 《3》 数々の熱戦―全道や全国、国際大会も
    競技花盛り 《3》 数々の熱戦―全道や全国、国際大会も

       苫小牧市が誇る屋内スポーツの殿堂では全道、全国級の大会やリーグ戦はもちろん、世界各国代表チームが集う国際大会に至るまで、数々の熱戦が繰り広げられた。  「総合体育館と共に苫小牧のバレーボールは育ったんじゃないかな」。そう語ったのは苫小牧バレーボール協会の吉田直志副会長(65)だ。1977年男

    • 2020年3月25日
  • こけら落とし 《2》 屋内スポーツ拠点にぎわう 華々しい開業―各種イベントで祝賀
    こけら落とし 《2》 屋内スポーツ拠点にぎわう 華々しい開業―各種イベントで祝賀

       「ムード一挙に盛上がる」。1973年8月3日付、本紙社会面トップ記事の見出しは、開基100年と総合体育館開業を祝う市民の胸の高鳴りを表現した。モノクロ写真には、完成したばかりの総合体育館メインアリーナでバスケットボールの試合をする女子実業団選手たちの姿。翌4日は、落成記念の招待バレーボールが催され

    • 2020年3月23日
  • 現れた威容 《1》 当時の先端工法使う―スマートなデザイン
    現れた威容 《1》 当時の先端工法使う―スマートなデザイン

       苫小牧市が開基100年記念事業の一環として建設した総合体育館は1973(昭和48)年に完成した。市内には王子製紙スケートセンターやハイランドスポーツセンターなどもすでにあったが、公共の屋内スポーツ施設は学校の屋内運動場やグラウンドなどに限られていた。  市総合体育館の建設地に関しては、末広町

    • 2020年3月21日