17日に判決問題は解決するか 課題はまだ山積み 駅前再開発の行方は混迷
- 2020年2月15日
Q 2014年に閉鎖したJR苫小牧駅南口の旧商業施設、苫小牧駅前プラザエガオの土地の一部を所有する不動産業、大東開発(以下同社)が、建物を所有する苫小牧市に対し、土地を不法に占有しているとし、賃料相当分など約460万円の損害賠償を求めている訴訟。裁判はどのように進んでいるの。 A 19年1
Q 2014年に閉鎖したJR苫小牧駅南口の旧商業施設、苫小牧駅前プラザエガオの土地の一部を所有する不動産業、大東開発(以下同社)が、建物を所有する苫小牧市に対し、土地を不法に占有しているとし、賃料相当分など約460万円の損害賠償を求めている訴訟。裁判はどのように進んでいるの。 A 19年1
Q エガオはどうやってできたの。 A JR苫小牧駅南口の旧商業施設、苫小牧駅前プラザエガオの前身、サンプラザがオープンしたのは1977(昭和52)年11月。市が商店街を近代化しようと、市街地を再開発していた時代だった。駅前の区画を整理し、駅前広場や都市計画街路などもできる中、公共法人の苫小
JR苫小牧駅前の旧商業施設「苫小牧駅前プラザエガオ」が立地する土地をめぐり、苫小牧市の不動産業大東開発が市を相手取り、損害賠償を求めている民事訴訟は17日、札幌地裁室蘭支部で判決が言い渡される。「駅前の顔」が長らく空きビルとなり、中心市街地の再開発もままならない中、判決は課題解決の一里塚となるか。