7 保育士 触れ合いから愛情伝える 子どもの成長に必要なこと「変えない」
- 2020年6月27日
「保育現場は密集、密接をなくしては成り立たない職場」―。約100人の園児を受け入れている苫小牧市拓勇西町の認可保育園、拓勇おひさま保育園の遠藤明代園長(72)は力を込める。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、人と人との接触をできるだけ避ける社会に変容しようとしている今も、子どもと密着し、肌のぬ
「保育現場は密集、密接をなくしては成り立たない職場」―。約100人の園児を受け入れている苫小牧市拓勇西町の認可保育園、拓勇おひさま保育園の遠藤明代園長(72)は力を込める。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、人と人との接触をできるだけ避ける社会に変容しようとしている今も、子どもと密着し、肌のぬ
入所者の生活を手助けする中で、「密」の回避が難しい介護現場。発熱など感染の疑いがあったり、実際に感染者が出たりした場合の初動対応、シミュレーションに力を注ぐ。苫小牧市植苗の特別養護老人ホーム陽明園の尾野清一施設長(57)は「持ち込まず、持ち出さないための対策を徹底し、あらゆる状況に応じた準備を進め
日差しの強さが夏の到来を告げる昼下がり。苫小牧市高砂町の正光寺の広々とした本堂は、風通しが良く涼しさを感じさせる。中高年ら約20人が1メートル以上間隔を空けて座り、僧侶のお経に心静かに聴き入る。新型コロナウイルスの感染予防策で、僧侶がお経を上げる「お勤め」や教えを説く法要も変わりつつある。
落ち着いた雰囲気の中でゆったりと過ごせるカットスペース、エステルームなどを備えた苫小牧市見山町の美容院「STYLE(スタイル)」。マスク越しでも、来店客への感謝の気持ちを込めた笑顔を忘れない。換気のため窓を開ける際には「寒くないですか」と声掛けするなど、従来以上の気遣いを見せる。 スタッフ
「来店してくれる人がいることが『頑張ろう』という活力になっている」。苫小牧市双葉町のセレクトショップ「Loobloom(ルーブ・ルーム)」の代表、長尾祐太さん(38)がマスク越しに笑顔を見せた。 新型コロナウイルスの感染拡大防止策に試行錯誤しているが、徐々に戻る客足に勇気づけられている。「
「いらっしゃいませ」 自動ドアのように店舗の入り口が開いた。苫小牧市住吉町の眼鏡店「オプティークヒダカ」。事前予約のあった常連客が店舗前の駐車場に車を止めたのを確認すると、店主の日高浩一さん(56)または妻の一枝さん(54)が明るく出迎える。 ドアノブなどに不特定多数が触れる機会を
指先の爪を手入れし、装飾するネイルサロン。施術者と利用客の距離は「密」になりがちで、新型コロナウイルスの感染予防策を模索する日々が続く。苫小牧市緑町の「Nail House Q’(ネイルハウスキューズ)」もそんな店舗の一つ。「密」の回避へ予約数を絞り込んでおり、売り上げに大きな影響が出