• 大寒?
    大寒?

       記者コラム  例年なら最も寒さが強まる時期だが今年は暖かい。気象庁の観測データによると、「大寒」の20日の最高気温は6度で、3月下旬並みの暖かさだった。その前夜は雨に見舞われ、市内は路面凍結によりつるつる。通勤時は細心の注意を払って車を走らせたが、体が硬直するほどの寒さがないだけまだましか。

    • 2025年1月22日
  • 【イーグルス背番号今昔物語】 時代築いた”エース番号”
    【イーグルス背番号今昔物語】 時代築いた”エース番号”

       アスリートの背番号は個人を識別するだけでなく、一時代を築いた選手の印象や功績をファンに強く残すことがある。レッドイーグルス北海道における「エース番号」の系譜について、前王子イーグルス時代に選手・監督を務めた現チーフマネジャー・城野正樹さんに話を聞いた。  城野さんは背番号について「王子製紙苫

    • 2022年8月18日
  • 新たな視点、興味持つきっかけに―白鳥王子アイスアリーナの水鏡見学会【氷都のいま、ここから】
    新たな視点、興味持つきっかけに―白鳥王子アイスアリーナの水鏡見学会【氷都のいま、ここから】

       解氷されたスケートリンク上に1基の照明がともる。「わあ、きれい」―。水面(みなも)にくっきりと出現した施設内の反転映像に、来場者から感嘆の声が上がった。  白鳥王子アイスアリーナ=苫小牧市若草町2=で15日、「水鏡見学会」が開かれた。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの実施となった人気イベント。

    • 2022年4月27日
  • チーム一丸で戦う意識を  副主将FW・中島 彰吾(27)〔新リーダーに聞く㊤〕
    チーム一丸で戦う意識を 副主将FW・中島 彰吾(27)〔新リーダーに聞く㊤〕

       アイスホッケーアジアリーグ・レッドイーグルス北海道の選手リーダーが決まった。2019シーズンから2季、前身の王子で副主将を務めたDF橋本僚(28)=北海高卒=が主将に。日本製紙クレインズ(現ひがし北海道)から移籍し、3年目のFW中島彰吾(27)=中央大卒=が副主将にそれぞれ抜てきされた。菅原宣宏監

    • 2021年6月10日
  • (5) 新元号、平成から令和の時代へ
    (5) 新元号、平成から令和の時代へ

        今年は約30年間続いた「平成」が終わり、新たな「令和」の時代が幕開けした。西暦645年に付けられた最初の元号「大化」以来248番目。昭和から平成への改元では、天皇崩御による深い悲しみに包まれたが、今回は対照的にお祝いムードから始まった。  元号の字句はこれまで中国古典「四書五経」が引用の

    • 2019年12月20日
  • (5) 地域再生 まちづくりへ知恵結集
    (5) 地域再生 まちづくりへ知恵結集

       胆振東部地震で大きな被害を受けた厚真、安平、むかわの3町は最優先課題である町民の生活再建と復旧復興をまちの未来にどう結び付けるか模索している。  今年7月に復興計画を取りまとめたむかわ町は同月、生活再建と足並みをそろえる形で「町地域商社」(仮称)の設立準備会を立ち上げた。地域力を結集したまち

    • 2019年9月7日
  • (4) 子どもの声 今度は支える側に
    (4) 子どもの声 今度は支える側に

       「一度失った明るさを私たち子どもの力で取り戻したい」―。むかわ町の鵡川中学校に通う高田真愛さん(15)=3年=が語る未来への思いだ。震災から1年。家族と過ごす自宅や友人がいる学校など楽しい時間の中にも、どこか不安を感じ「今も余震があるたびに9月6日の恐怖を思い出してしまう」と今の心のありようを振り

    • 2019年9月5日
  • (3)心のケア
    (3)心のケア

       8月27日の正午すぎ。厚真町本郷の仮設住宅内にある談話室に10人ほどが集まっていた。昼食を一緒に食べながら交流してもらおうと、苫小牧の団体が今年6月から月1回程度のペースで開催している交流サロン「ともカフェ」。スタッフが手作りした天ぷらうどんを味わいながら、「最近、なんだか寒いね」「今度みんなで焼

    • 2019年9月4日
  • (2) 商店街 復興思い支え合う
    (2) 商店街 復興思い支え合う

       「何にしようかしら」  「野菜たっぷりの料理がお薦めかな」  厚真町京町の仮設店舗「Shijima Yoga Studio&Cafe(シジマヨガスタジオアンドカフェ)」。店内では、店主の北條佳苗さん(42)と3人の女性客が和やかな雰囲気で会話を楽しんでいた。そんな何気ない日常風景を取り

    • 2019年9月3日
  • (1) 農業 再起を決意 厚真の米農家 「この場所で再び収穫を」
    (1) 農業 再起を決意 厚真の米農家 「この場所で再び収穫を」

       「一瞬声が出た後は言葉にならなかった」。厚真町の米農家、末政知和さん(26)はかつて豊かな稲穂を実らせた水田があった場所に立ちながら、1年前を振り返った。 大きな揺れの後、食器が散乱する自宅を飛び出し、毎日通う幌内の水田へ。目の前の田んぼには大量の土砂が流れ込み、農業機械も土の中。あまりの

    • 2019年9月2日