• (4) 脱炭素 環境基本計画を大幅見直し 行政・市民・事業者 一体で機運醸成
    (4) 脱炭素 環境基本計画を大幅見直し 行政・市民・事業者 一体で機運醸成

       昨年8月、2050年までに二酸化炭素(CO2)の実質排出ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言した苫小牧市。庁内に関連部署で構成する横断的組織を次々と立ち上げ、体制整備を進めてきた。22年度も大きな事業の一つに環境基本計画の大幅見直しがある。行政だけでなく市民や事業者と一体となって取り組む機運を

    • 2022年2月23日
  • (3)福祉 成年後見制度利用促進へ 中核機関を設置 進む地域の高齢化 共生社会目指す
    (3)福祉 成年後見制度利用促進へ 中核機関を設置 進む地域の高齢化 共生社会目指す

       北海道の中でも比較的「若いまち」の苫小牧だが、高齢化は確実に進展している。人口に占める65歳以上の割合(高齢化率)は1月末時点で29・83%で、30%台到達も目前だ。これまで地域活動を中心的に担ってきた人たちも高齢となり、支えを必要とする側になりつつある。市は新年度、市民がつながり、支え合いながら

    • 2022年2月22日
  • (2)教育 校舎の改修本格化 築40年以上は26校 規模適正化と両にらみで
    (2)教育 校舎の改修本格化 築40年以上は26校 規模適正化と両にらみで

       苫小牧市は、市内小中学校の校舎の耐震化対策を精力的に推し進めてきた。今年3月までに完成する光洋中学校の屋内運動場の改築で、耐震化率は100%となる。今後は、老朽化した建物の改築や長寿命化に向けた大規模改修を本格化させていく。  市内の小中学校は、2021年時点で築30年以上が29校、築40年

    • 2022年2月21日
  • (1) 成長戦略 都市再生具現化に意欲 駅前活性化へ 整備手法を検討
    (1) 成長戦略 都市再生具現化に意欲 駅前活性化へ 整備手法を検討

       「一つ一つしっかり取り組んでいかなけばらならない」―。新年度予算案を発表した9日の記者会見で岩倉博文市長はそう語り、苫小牧市の成長戦略を描いた都市再生コンセプトプランの具現化に意欲を見せた。ただ、4期目の任期が7月に終わる岩倉市長は自らの去就を明らかにしておらず、真意に不透明さが残る。  改

    • 2022年2月19日