米価いつ下がる 高止まりに苫小牧市民ため息
- 2025年4月30日
苫小牧市内では昨年9月から、食用米の価格高騰が続いている。道産米5㌔当たりの平均価格(無洗米を除く)は3月に4000円を超え、4月も3959円と横ばい。スーパーの棚から米が消えた昨年8月の「令和の米騒動」以来、在庫不足は解消されつつあるものの、市民からは「高値に終わりが見えない」とため息が漏れる。
苫小牧市内では昨年9月から、食用米の価格高騰が続いている。道産米5㌔当たりの平均価格(無洗米を除く)は3月に4000円を超え、4月も3959円と横ばい。スーパーの棚から米が消えた昨年8月の「令和の米騒動」以来、在庫不足は解消されつつあるものの、市民からは「高値に終わりが見えない」とため息が漏れる。
苫小牧市とプロ野球・千葉ロッテマリーンズは今年もスポンサーシップ契約を結んだ。8月5日にZOZOマリンスタジアム(千葉市)で行われる千葉ロッテ主催の公式戦を、市の冠協賛試合として開くことも決定。昨年に続いて2回目の契約で、同球団が道内自治体と締結するのは今年も苫小牧のみ。冠協賛試合は、市が移住・
苫小牧市介護者を支える会(伊藤純子会長)は25日、市民活動センターで2025年度定期総会を開いた。会員ら25人が出席し、学びとリフレッシュを目的とした交流集会の継続などを決めた。 同会は介護の経験者などでつくる市民団体で、家族介護をしている人からの相談対応や孤立化を防ぐ活動を行っている。伊藤会
苫小牧市のパン菓子製造・三星(三浦勇人社長)と、日本将棋連盟苫小牧支部(中條範広支部長)は29日、三星糸井本店で将棋大会「三星よいとまけ杯」を初開催した。棋力ごとに三つのクラスを用意し、市内外の5歳から75歳まで82人が参加。プロ棋士の田村康介七段(49)も来苫し、6人と同時に対局する6面指しで指導
21世紀幕開けの平成13(2001)年4月、小泉内閣が誕生した。 小泉純一郎首相は所信表明演説の結びに「米百俵」の故事を引用した。窮乏の時、救援のコメが百俵届いたら、そのコメをあなたならどう使うか。明治初期、北陸の小藩ではその百俵で学校を建てた。今の苦しみに耐えて将来を開こう。そうして小泉首相は
リサイクル工作コンテストの話を母親から聞いて来春、小学1年生になる妹玲那ちゃん(5)の「早くランドセルが欲しい」という願いを工作でかなえられないかと考えた。 手作りランドセルのベースは、クレーンゲーム機で景品として獲得したスナック菓子の空箱(縦25㌢、横20㌢、高さ11・5㌢)。はさみで切って、
苫小牧獣医師会(前田浩人会長)は災害時の動物救護活動の一環として、苫小牧市に動物用ケージ100個(総額約300万円相当)を寄贈した。前田会長は「災害はいつ起きても不思議ではない。起こってから準備をしていては遅くなる」と話し、災害初期の体制整備を継続して進めていく考えを示した。同会は2000年の有珠
カラオケ愛好家らによる「歌で元気!北海道歌まつりin苫小牧」が5月11日午後0時半から、苫小牧市文化交流センターで開かれる。デビュー10周年を迎えた村木弾さん(コロムビア)がゲスト出演する。 第1部では一般参加者32人が、日ごろの練習の成果を披露。2部で村木さんが、今年1月に発表した「母さんの海
帝国データバンク札幌支店は、価格転嫁に関する道内企業の実態調査(2025年2月)結果を発表した。100%の仕入れコスト上昇に対して、何パーセント販売価格に上乗せできたかを示す価格転嫁率は41・3%だった。前回調査(24年7月)から7・6㌽低下し、過去最低の水準となった。転嫁率はコストが100円上昇
全国各地の有名ラーメン店が道都に集結したイベント「札幌ラーメンショー2025」(実行委員会主催)が5月12日、札幌市中央区の大通公園西8丁目広場で開幕する。例年10万人以上が来場する人気イベント。今年は25日まで(19日はブース入れ替えのため休み)延べ13日間にわたり、計20店が出店する。日本三大
原子力規制委員会は30日、北海道電力泊原発3号機(後志管内泊村)について、再稼働の前提となる新規制基準に「適合している」とした審査書案を審議した。同日の会合で了承されれば「事実上の合格」となり、一般からの意見募集などを経て今夏には正式決定される見通し。ただ、同原発を巡っては、周辺住民らが起こした訴
新年度を迎えた直後のそわそわした雰囲気が落ち着いてきた頃、今年開かれるイベントの実行委員会が続々と始まった。 イベント開催の一番乗りは、苫小牧の春を楽しむ桜まつりでもある「緑ケ丘公園まつり」。例年は5月最初の日曜開催だが、今年は初めて前日の土曜(3日)にも飲食などの出店をする。咲き誇る桜の下を
(5月1日)苫小牧 午後3時、第96回メーデー苫小牧地区集会(若草・中央公園)。午後6時、第96回苫小牧地区メーデー式典(市民会館)。千 歳 公式行事なし。白 老 午前8時40分、辞令交付。安 平 午前8時30分、辞令交付式。午後6時30分、安平地区メーデー集会(労働会館)。厚
苫小牧市が市議会定例会の代表質問で与党系会派「新緑」の質問と答弁をセットで作っていた問題で、28日に市議会の議会運営委員会(神山哲太郎委員長)が開かれた。新緑を除く各会派が調査した結果、市が作成した質問案と新緑の代表質問が「ほぼ同じ」だったことを確認。新緑はこれまでの問題ないとの姿勢を一転して非を認
苫小牧市議会は28日に開かれた議会運営委員会で、市議会と市側の質問の在り方に関する要望書を5月2日付で金澤俊市長に提出することを決めた。 要望は▽新緑に対して他会派よりも先に「市政に臨む基本方針及び市政方針」の項目名を渡した▽新緑の代表質問に対し、質問と答弁をセットでメール作成を指示し、渡した
不登校だったり、学校に行きづらさを感じていたりする小中学生らの新たな学びの場「ガクノバスクール」が5月9日、苫小牧市内で開設される。運営するのは、市内在住の元小学校教員田坂卓也さん(33)。新開明野元町町内会館(明野元町2)を会場に、子どもたちが得意分野や関心に合わせて遊びや運動、学習などを行う。
苫小牧市を拠点に活動するよさこいチーム「夜桜金魚とまこまいJAPAN」(岸塚るみ子代表)は、札幌市内で行われる第34回YOSAKOIソーラン祭り(6月4~8日、実行委員会など主催)に向けた練習を本格化させている。「祭り」をテーマにした華やかで迫力あるパフォーマンスで、入賞を目指す。 今年のソーラ
道内各地で味付きジンギスカンが定着する中、胆振東部で真っ先に思い浮かべる人も多いであろう、厚真町を代表する特産品「あづまジンギスカン」。1968年創業の市原精肉店(市原泰成社長)の看板商品で、伝統を守りつつ進化を続けており、市原社長(36)は「ジンギスカンは道民にとって身近な食文化。今後も盛り上げて
「捨てられてしまう物でも、美しくなるんだよってことを伝えたかった」 家にあった使用済みペットボトルから、かれんで彩り豊かな花々を生み出した。 ユーチューブ動画を参考に、まずはジュースや果実酢などの容器2、3本をはさみで切り、何枚もの花びら形のプラスチック片を作った。 母親が見守る中、プラスチ
苫小牧市のぞみ町3の「らーめん宝来」(鈴木健史店長)は大型連休後半の5月3日から6日まで、小学生以下の子供を対象に「お子様ラーメン」(530円)を無料で提供する。同店初めての取り組み。鈴木店長は「物価高騰で大変な子育て世代を応援するとともに、宝来のラーメンの味も知ってもらいたい」と話す。「お子様
政府は29日付で2025年春の叙勲受章者を発表した。東胆振では地方自治や教育、消防などの分野で功労があった5人に贈られた。日高からも6人が受章した。発令は29日。旭日双光章選挙管理事務功労元新冠町選挙管理委員会委員長山藤{やまふじ}雄一{ゆういち}さん(78)新冠町本町89の2瑞宝双光章
瑞宝単光章消防功労元苫小牧市消防団分団長本間{ほんま}勝{まさる}さん(85)苫小牧市元中野町4の15の31967年に苫小牧市消防団水上分団(当時)に入団し、2007年の退団まで40年にわたり、地域の安全のために力を尽くした。火災予防運動にも取り組み、早朝の飲食店火災の消火活動の後、出勤
室蘭地区トラック協会苫小牧支部(門脇考靖支部長、269社)の2025年度通常総会が25日、苫小牧市内のホテルで開かれた。委任状を合わせ210人が出席。24年度事業報告と収支決算報告、輸送秩序の確立を柱とする25年度事業案など議案4件を承認した。任期満了に伴う役員改選では門脇支部長を再任した。門脇支
旭日双光章地方自治功労元白老町議会議員大渕{おおぶち}紀夫{のりお}さん(78)白老町竹浦201の65芦別市生まれ、芦別高卒。当選12回、44年6カ月にわたる議員人生は、白老町議会で史上最長。議会改革では2008年、定例会を年1回と定める通年議会を国内で初めて実現した。1990年代に北海
北海道エアポート(HAP)がまとめた3月の新千歳空港の航空概況によると、旅客数は前年同月比13・6%増の221万8590人だった。 国内線は10・4%増の186万2400人で、前年実績を7カ月連続で上回った。主な路線別内訳は、羽田線が16・7%増の89万4709人、関西線が9・0%増の13万7
瑞宝小綬章教育功労元公立高等学校長平沖{ひらおき}道治{みちはる}さん(77)安平町追分本町4の481972年に北海道大学大学院水産学研究科修士課程を修了し青森県の八戸水産高校に赴任。その後、函館水産高や道内の各水産高で水産食品分野を専門に教えた。75年から1年間、トルコで初の水産職業高校
東京商工リサーチ北海道支社は、2025年の道内企業の「お花見、歓迎会・懇親会」に関するアンケート調査結果を発表した。道内各地で桜が開花し、入社・異動の歓迎会も本番を迎える中、「開催した(予定含む)」企業は29・3%にとどまった。前年(37・6%)から8・3㌽減少し、コロナ禍後で最低を記録。個人の価値
日本赤十字社苫小牧市地区(地区長・金澤俊市長)は25日、2025年度の総務委員会を市役所で開いた。委員ら13人が事業計画を審議し、コロナ禍前と同水準の700万円を目標に、企業や町内会などに社資(活動資金)の協力を呼び掛けることを決めた。金澤地区長は「思いを寄せてくれている皆さんのおかげで、困ってい
トランプ米大統領が打ち出した異例の高関税政策への対応に国際社会が苦慮する中、道も道内経済への影響把握に注力している。本道から米国への輸出額は2024年分で894億6000万円(速報値)に上り、輸出総額の20・5%を占める。鈴木直道知事は「米国の関税措置については幅広く地域経済に影響を及ぼす可能性があ
28日午後3時37分ごろ、浦河沖を震源とする地震があり、浦河町、様似町で震度2、白老町、新冠町、新ひだか町、えりも町で震度1を観測した。気象庁によると、震源の深さは約60㌔で、地震の規模を示すマグニチュードは4・2。