◇4 津波への備え課題 災害時、公助の役割重要に
- 2024年10月11日
「防災への関心は高まっているように思う」―。苫小牧市危機管理室の職員は6日、イオンモール苫小牧の屋上駐車場で初めて行った津波避難訓練を見て、そう実感した。事前に地域の明野柳町内会に避難者役の協力を打診した上、「参加自由」と広報したところ、他地域の住民や同店の従業員も含めて約90人が参加。想定を上回
「防災への関心は高まっているように思う」―。苫小牧市危機管理室の職員は6日、イオンモール苫小牧の屋上駐車場で初めて行った津波避難訓練を見て、そう実感した。事前に地域の明野柳町内会に避難者役の協力を打診した上、「参加自由」と広報したところ、他地域の住民や同店の従業員も含めて約90人が参加。想定を上回
約3年間の岸田政権下で進められてきた「異次元の少子化対策」。3兆円を超える大規模な政策展開も、2023年の合計特殊出生率は1・20と統計史上最低を記録した。苫小牧市でも22年の出生数は959人と1000人台を割り込み、さらに23年は897人まで減って過去最低を更新した。 「子育て環境は年々
食品の値上げラッシュとなった10月。帝国データバンクの調査によると、単月の値上げ品目数は2911品目で今年最多。長引く物価高が家計を圧迫する中、本道はこれから暖房費がかさむ冬を迎える。価格高騰対策などを求める主婦の声は切実だ。 苫小牧消費者協会(山内幸子会長)によると、苫小牧市内の灯油価格
「内輪や仲良しグループの関係など、古くからの慣習があるから」―。自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件に、党に携わっていた元関係者は厳しい視線を向けた。胆振、日高管内が思いがけなく「舞台」となる中、「政治とカネ」の問題の根深さについて語った。 裏金問題では、同党道9区(胆振・日高管内