• 防災上の課題共有を
苫小牧市自主防災組織連合会副会長
板野 勝さん(82)
    防災上の課題共有を 苫小牧市自主防災組織連合会副会長 板野 勝さん(82)

       日吉町町内会長として数年前から他の町内会と一緒に、市に沿岸地域への防潮堤建設を要望しています。防潮堤の整備は本来、国の管轄だと分かっていますが、市長が市民の思いを受け止め、国に訴えてもらうことで実現性が高まると考えています。  1月の能登半島地震など各地で災害、異常気象が相次いでおり、住民の

    • 2024年12月6日
  • 専門学校生 辻崎 夢奈さん(19) 進学・就職難に終止符を
    専門学校生 辻崎 夢奈さん(19) 進学・就職難に終止符を

       札幌のブライダル関連の専門学校に通い、ヘアメークなどを学んでます。苫小牧市内で勉強できる学校がなく、高校卒業後は市外に出る選択肢しかありませんでした。  週5日、1時間半かけて電車で通学していますがJR南千歳駅で乗り継ぎがあったり、終電が早く学校の友達と遊べなかったり、正直大変。苫小牧駅に着

    • 2024年12月5日
  • ワーカーズコープ・センター事業団ぽっけ地域福祉事業所所長 松崎 愛さん(42) 物価高騰対策が急務
    ワーカーズコープ・センター事業団ぽっけ地域福祉事業所所長 松崎 愛さん(42) 物価高騰対策が急務

       私たちが運営しているフードバンクとまこまいには日々、物価の高騰に苦しむ市民からの相談が寄せられています。「ひとり親」からの相談も多く、食料を受け取った人からは「高くてお米を買うのも大変なので助かった」という声が聞かれます。  最低賃金が引き上げられていますが、生活が楽になっているという実感は

    • 2024年12月4日
  • 高齢者生活の足どう守る
有珠の沢町内会会長 上原 毅さん(77)
    高齢者生活の足どう守る 有珠の沢町内会会長 上原 毅さん(77)

       住民から買い物、通院の苦労話を多く耳にします。高齢化が進む中、これからも安心して暮らしていける環境づくりを要望します。  2019年2月に町内唯一のスーパーが閉店したことで、買い物難民が増加しました。有珠の沢地区は中心部から離れていますが、自家用車を持たない高齢者が少なくありません。大半の住

    • 2024年12月3日