苫小牧市教育委員会は25日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、市内小中学校の卒業式の規模縮小を決めた。出席者を制限し、式典時間も30分間以内に抑える。施設内に大人数が集まって一定時間を過ごすことで感染リスクが高まると判断した。 これまでは在校生も出席し、卒業生へのメッセージや合唱披露
苫小牧海上保安署の巡視艇「とまかぜ」(23トン、乗員5人)が25日付で引退した。1993年の就役から約27年間にわたり、取り締まりや海難救助などに奔走し、航海距離は地球6周半に相当する約26万キロに及ぶ。苫小牧港・西港の船だまりで同日、関係者約20人が解役式を行った。 とまかぜは2代目で9
新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄状態が続く中、苫小牧市内で手作りマスクへの関心が高まっている。市販品と比べてウイルスを防ぐ効果は薄いものの、飛沫(ひまつ)拡散を一定程度抑えられることで注目を集める。22日に市内で新型コロナウイルス感染者が確認されてから需要が急増。手芸用品店の中には材料の
苫小牧市は25日、国が同日発表した「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を受けて対策本部会議を開き、新型コロナウイルス感染拡大防止のため3月15日まで市主催・共催のイベントを原則中止か延期とする方針を決めた。 「原則」としたのは不特定多数の集まりが対象で、特定少数の会議などは必要性に応
新型コロナウイルスの感染拡大防止策で、苫小牧市教育委員会は27日から3月8日までの11日間、市内全小中学校を臨時休校する方針を決めた。市内各学校や関連施設などは急きょ決まった道の要請への対応に追われ、市内の幼稚園も市教委の判断を踏まえて休園を検討している。保護者からは「休校は当然」などの冷静な受け
登別市は、25日開会の市議会定例会に2020年度各会計予算案を提出した。一般会計は19年度当初比で1・3%減の218億2500万円。市制施行50周年記念事業費や子育て世代包括支援センター設置費などを盛り込んだ。 予算案にはこの他、白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)と登別温泉を結ぶバス運行