今年もプロ野球冠協賛試合 市、千葉ロッテと契約 首都圏で苫小牧の魅力発信
- 2025年4月30日
苫小牧市とプロ野球・千葉ロッテマリーンズは今年もスポンサーシップ契約を結んだ。8月5日にZOZOマリンスタジアム(千葉市)で行われる千葉ロッテ主催の公式戦を、市の冠協賛試合として開くことも決定。昨年に続いて2回目の契約で、同球団が道内自治体と締結するのは今年も苫小牧のみ。冠協賛試合は、市が移住・
苫小牧市とプロ野球・千葉ロッテマリーンズは今年もスポンサーシップ契約を結んだ。8月5日にZOZOマリンスタジアム(千葉市)で行われる千葉ロッテ主催の公式戦を、市の冠協賛試合として開くことも決定。昨年に続いて2回目の契約で、同球団が道内自治体と締結するのは今年も苫小牧のみ。冠協賛試合は、市が移住・
不登校だったり、学校に行きづらさを感じていたりする小中学生らの新たな学びの場「ガクノバスクール」が5月9日、苫小牧市内で開設される。運営するのは、市内在住の元小学校教員田坂卓也さん(33)。新開明野元町町内会館(明野元町2)を会場に、子どもたちが得意分野や関心に合わせて遊びや運動、学習などを行う。
ゴールデンウイーク(GW)前半の2連休、苫小牧市内では多彩なイベントが繰り広げられた。27日は市内外の菓子店などを集めた「おかしなマルシェ」や親子向けの読み聞かせ会があり、ショッピングモールでは苫小牧高専書道部が書道パフォーマンスを披露した。 おかしなマルシェは、美原町の洋菓子店「おかし日和」
ゴールデンウイーク(GW)が26日始まり、苫小牧市内のキャンプ場や公園も家族連れらでぎわいを見せている。連休中の市内は低気圧などの影響で、肌寒い日が続きそうだ。 今年のGWは26~27日、29日、5月3~6日の飛び石連休。平日に休みを取れば、最長11連休にすることもできる。 樽前のオートリゾート苫
苫小牧市の認知症カフェ(ほっとカフェ)事業の一環で、柳町の住民が中心となって運営する「オレンジカフェあいか」が今月、認定こども園幼稚舎あいかの地域交流舎ま・な・び館(同町)で始まった。子どもが通う施設を使った認知症カフェの定期開催は市内初。認知症かどうかにとらわれず、集まった人たちで楽しい時間を共
苫小牧市本町の住宅街の一角で、エゾヤマザクラが開花した。春の日差しに屋根からの照り返しが加わり、市内中心部で最も早く咲くとされるサクラ。毎日観察している地域住民によると、22日夕に咲き始め、昨年とほぼ同じ時期の開花という。 屋根に一番近い枝だけが一気に花を付け、かれんなピンク色に染まった。市道三条
苫小牧市汐見町のマルトマ苫小牧卸売(以下マルトマ、西田浩一社長)が中心となり、大阪・関西万博に官民挙げてのPRブース「苫小牧チーム」の出展を計画している。震災からの復興産地と大阪木津市場との連携をテーマにした民間パビリオンに6月30日から7月6日まで、胆振東部地震からの復興、食や観光をテーマにした展
王子サーモン北海道工場直営店(苫小牧市有明町)が新たにカフェを始めた。看板商品スモークサーモンを使ったサンドイッチをはじめ、同社と結び付きのある企業の商品メニューも提供。自社ブランド「北海道大雪サーモン」の丼を試験販売するなど、アンテナショップとしての役割も担う。店長の間世田真衣さん(37)は「地元
安平町の道の駅あびらD51(デゴイチ)ステーションは19日、2019年4月の開業から6年を迎えた。来場者数は新型コロナウイルスの影響で20年度と21年度に減少したが、その後は持ち直し、24年度までに382万2983人が訪れた。26日から5月6日までは、同道の駅で開業6周年まつり(あびら観光協会主催)
苫小牧市長を5期18年余り務め、昨年11月に任期途中で辞職した岩倉博文氏が18日、市内の医療機関で死去したことが分かった。75歳だった。岩倉氏は苫小牧出身、立教大卒。1974年に岩倉組土建(現岩倉建設)入社。2000年6月の衆院選で、道9区(胆振・日高管内)に自民党から出馬し、当時民主党代表の鳩
苫小牧市が2024年度に行った高齢者の世帯調査で、65歳以上の独居世帯は前年度比129人増の9261人となり、過去最多を更新した。高齢者人口に占める割合も過去最高の18・17%を記録。独居高齢者のうち約2割が介護認定を受けていることが分かった。 調査は見守りなどの支援を要する高齢者の実態把握を目的
起工式には、鈴木直道知事や金澤俊苫小牧市長ら、地元関係者を含めて約130人が出席。官民挙げてDC誘致に力を入れてきただけに、新たなビジネス需要の創出や地域振興など、DCが今後のまちづくりに果たす役割などに期待の声が上がった。 鈴木知事はあいさつで「AI産業が世界で成長産業として大きく飛躍していく中
苫小牧市柏原の苫小牧東部産業地域(苫東地域)で国内最大級データセンター(DC)の開業を計画する、通信大手ソフトバンク(東京)が15日、起工式を同所で行った。計画する30万㌔㍗級のうち、先行整備する5万㌔㍗級で、2026年度の運用開始が目標。同社の宮川潤一社長は、同所で100万㌔㍗(1㌐㍗)級まで拡大
子どもの健全育成に取り組む苫小牧の市民団体「ハスカップ青春の集い」(佐藤守会長)は6月1日、市文化交流センターで、初の木製椅子作りイベントを開く。小学生以下の子どもと保護者が対象で、親子で過ごす時間の楽しさや達成感を味わってもらうのが目的。同会を支援する市内あけぼの町の製材業ヨシダ(吉田良弘社長)
苫小牧市高丘の樽前山神社(永井承邦宮司)は14日までに、7月14~16日の例大祭の露店会場を今年、高丘の境内から33年ぶりに若草町の中央公園に移すことを決めた。近年、運営費が大幅に膨らみ、従来通りの運営が難しくなる中、会場移転で経費を圧縮できると判断した。例大祭期間中の神事は引き続き、高丘の社殿で
千歳市の支笏湖で12日朝、静寂に包まれた湖面に周囲の景色が逆さまに映り込む光景が広がった。地元で「鏡」と呼ばれる春の風物詩。雪解けが進む樽前山や風不死岳などを上下対称に映し出し、偶然目にした人たちが「何これ!」「すごい!」などと興奮しながら写真を撮る姿も見られた。 趣味の天体撮影で、湖畔を訪ね
血糖値を一定に保つインスリンが体内で分泌されなくなる「1型糖尿病(IDDM)」を患う岐阜市の高校2年生梶屋諒人(りょうと)さん(17)が9月に約1カ月かけ、苫小牧市から自転車で「北海道一周」に挑む。梶屋さんを応援する、帯広市のIDDM当事者団体「NPO法人Second life for IDDM」
むかわ町穂別博物館と北海道大学は9日、同町穂別地区で見つかった魚類化石を調査した結果、新種のゾウギンザメだったと発表した。北太平洋地域でゾウギンザメ科カロリンクス属の化石が見つかるのは初といい、「カロリンクス・オリエンタリス」と命名。同館は「カロリンクス属が白亜紀末期、北半球に生存していたことが明ら
苫小牧市内の企業や個人事業主らが集まり、インターネット上で一緒に通信販売を行う「とまこまいWEB(ウェブ)商店会」(石澤ともみ会長)が、道の「商業の活性化に関する取組事例集」で紹介された。同事例集の2024年度テーマ、商店街などにおけるDX(デジタルトランスフォーメーション)化で優良事例として評価さ
苫小牧市の緑ケ丘公園まつり実行委員会(実行委員長・市町峰行苫小牧観光協会会長)は7日、ネピアアイスアリーナで会合を開き、第52回同まつりの概要を決めた。今年は5月4日午前10時~午後4時、緑ケ丘公園金太郎の池周辺(清水町)でステージイベントを含むまつりを開催。新たに前日の3日も正午~午後4時、同会場
大学などの認証評価を行う第三者機関「日本高等教育評価機構」(東京)は先月公表した2024年度の評価で、苫小牧市錦西町の北洋大学(奥村訓代学長)を「不適合」とした。学生が定員300人に満たず、財務状況も厳しいとして改善を求めた。 同大に在籍する学生は、認証評価の対象となった24年度の5月時点で1
一般社団法人苫小牧タウンマネジメント(藤淳一代表)は、地元企業情報誌「ジョイジョブ」の発行を計画している。地元の若者と企業を結び付け、各業界の人手不足解消などにつなげる狙いで、東胆振1市4町の中学3年生と高校生計約6000人に配布を予定。今月30日まで有料で掲載企業を募集している。同法人は苫小牧
苫小牧市は今年度、ふれんどビル(表町)の一室を活用し、学習スペースとして無料で開放する事業を始めた。JR苫小牧駅前の再開発に合わせ、地元の中学生や高校生に利用してもらうことで、中心部のにぎわい創出などを図る狙い。市は積極的な活用を呼び掛けている。市が中高生の要望などを踏まえ、ビル2階の一部スペー
視覚障害者や文字を読むのが困難な障害を抱える人などに向け、耳で聞く苫小牧市防災ハンドブック作りが市内で始まった。朗読や録音は市朗読赤十字奉仕団(亀山仁美委員長)が担い、その音声データを市がホームページなどで公開する計画。津波や洪水などのハザードマップを音声だけで分かりやすく伝えることが最大のポイン
記者会見するラピダスの小池淳義社長=1日午後、東京都中央区 先端半導体の国産化を目指すラピダス(東京)は1日、千歳市の工場で試作ラインを稼働する作業を始めたと発表した。都内で記者会見した小池淳義社長は、「2027年を目標とする量産開始につなげたい」と意気込みを語った。 量産化を計画するのは、人工知能
苫小牧市大町2の「BAR&PUB KENT(ケント)」が5日の営業を最後に、50年の歴史に幕を閉じる。店主の斉藤芳夫さん(75)の気さくな人柄が、多くの来店客を和ませてきた。夜ごと閉店を惜しむ市民らが訪れ、カウンターで思い出話に花を咲かせている。 ケントは1974年11月、錦町の一条通りにあっ
苫小牧市は独自の環境キャンペーン「ゼロカーボン×ゼロごみ大作戦」(2023~24年度)のファイナルイベントを30日、市総合体育館で開いた。脱炭素社会を見据え、ごみ減量やリサイクルを推進する「大作戦」の集大成と位置付け、地域での省エネ事業などを紹介。市民ら約1200人が来場した。 市や道、企業、大学
苫小牧工業高等専門学校専攻科を今月卒業した宇野慎太郎さん(22)、松村碧陽さん(同)、水野太貴さん(同)、鳥濱来央さん(同)が在学中、授業の一環で開発した「脱ガムポイ捨てガムボトル」が特許を取得した。ガムを入れる箱と、かみ終えた後に捨てる箱を一体化した容器で昨年2月、全国的な発明コンテストで優秀賞
苫小牧市と通信大手ソフトバンク(東京)は27日、デジタル技術を生かした地域活性化包括連携協定を結んだ。同社が苫小牧東部産業地域(苫東地域)で国内最大級データセンター(DC)を新設する縁で締結し、同社の同様の協定は道内8例目。市民サービスの向上や庁内業務の効率化、AI(人工知能)データセンターを活用し
文化庁が地域で受け継がれてきた食文化を認める「100年フード」に、「とまこまいホッキカレー」が選ばれた。水揚げ日本一を誇る苫小牧産ホッキ貝を使ったソウルフードで、苫小牧市からの認定は2021年度の「とまこまいカレーラーメン」に続いて2件目。関係者は「『Wカレーのまち』で盛り上げていきたい」と気持ちを