「とまこまいホッキカレー」100年フードに認定 「Wカレーのまち」で盛り上げ
- 2025年3月27日
文化庁が地域で受け継がれてきた食文化を認める「100年フード」に、「とまこまいホッキカレー」が選ばれた。水揚げ日本一を誇る苫小牧産ホッキ貝を使ったソウルフードで、苫小牧市からの認定は2021年度の「とまこまいカレーラーメン」に続いて2件目。関係者は「『Wカレーのまち』で盛り上げていきたい」と気持ちを
文化庁が地域で受け継がれてきた食文化を認める「100年フード」に、「とまこまいホッキカレー」が選ばれた。水揚げ日本一を誇る苫小牧産ホッキ貝を使ったソウルフードで、苫小牧市からの認定は2021年度の「とまこまいカレーラーメン」に続いて2件目。関係者は「『Wカレーのまち』で盛り上げていきたい」と気持ちを
国連が定めた世界自閉症啓発デー(4月2日)関連の展示が、苫小牧市役所1階ロビーで行われている。自閉症について市民の理解を広げるため、北海道自閉症協会苫小牧分会あじさいの会(佐藤佳子会長)の会員らが手作りした掲示物が並ぶ。4月8日まで。 同啓発デーは、自閉症をはじめとする発達障害について知り、誰
苫小牧市糸井の菓子製造・三星は24日、看板商品「よいとまけ」のアロニア味を発売した。伊達市大滝区の特産品アロニアをジャムにし、「よいとまけ」ならではの甘みと酸味、アロニア由来の深みのある味わいに仕上げた。1本(7切れ)780円で、通年販売を目指す考えだ。よいとまけとしては約2年ぶりの新商品で、ハスカ
苫小牧市が旭町で建設工事を進める複合施設「苫小牧市民文化ホール」が、2026年3月のオープンまで1年に迫った。工事はおおむね予定通り進んでおり、建設・管理運営を担う特別目的会社「氷都とまこまいパートナーズ」は25年度、市民参加型のイベントを中心に幅広い企画を予定。昨年好評だった現場見学会やワークショ
宿泊予約サイトを手掛ける楽天トラベル(東京)の「楽天トラベルアワード2024」で、千歳市の支笏湖畔の老舗「丸駒温泉旅館」が最高位の「ゴールドアワード」と、リゾートホテルや旅館などのレジャーカテゴリーから優れた宿泊施設を選出する「日本の宿アワード」にそれぞれ輝いた。ダブル受賞は道内唯一。運営する丸駒
コンビニエンスストア大手のファミリーマート(東京)が、苫小牧市内の春日町店と住吉町店の2店舗をバス待合所として使ってもらうサービスを始めた。市内路線バスの維持に協力するもので、同社がバスの待合所としてコンビニを開放するのは、道内では初めて。 市などによると、市内のバス待合所は老朽化が進んでいるが、
春の彼岸を迎え、苫小牧市内の霊園に墓参り客が続々と訪れている。彼岸入りの17日、市内は大雪に見舞われ、18日も重機を投入した墓地の除雪作業が続く。花や線香を供えて合掌する前に、市民らが墓前の雪かきに汗を流す光景が広がっていた。 18日朝、高丘霊園(高丘)を夫婦で訪れた市内大成町の今井敏昭さん(77
苫小牧市美沢のノーザンホースパークが、中学生以下の子どもを対象にした乗馬体験事業「ポニーライダー技能認定ライセンス取得コース」を新設した。乗馬などを通して馬の魅力に触れながら、レベルに応じた公式ライセンスが取れる内容で、同パークは「馬との触れ合いを楽しんで」とアピールしている。ポニーは肩までの体高が
渡り鳥の北帰行シーズンが本格化し、苫小牧市のウトナイ湖ではマガンやヒシクイなどガン類の群れが湖面で羽を休める光景が広がってる。餌場などに向かって一斉に群れが飛び立つ圧巻の「ねぐら立ち」も見られ、居合わせた人たちを喜ばせている。ウトナイ湖は本州の湖沼で越冬した渡り鳥にとって、繁殖地であるシベリア方
アイヌ民族文化財団(札幌市)が白老町で運営する民族共生象徴空間(ウポポイ)で、ウポポイ職員の山道陽輪(ようまる)さん(35)が丸木舟(チプ)の製作を進めている。丸木舟は、アイヌ民族が漁や水流を活用した荷物の運搬に使用した伝統民具。近年は製作の機会が減っており、風景を公開しながら年末までに完成させ、丸
苫小牧市元中野町の港湾・貨物運送業、苫小牧栗林運輸(栗林秀光社長)が、トレーラー運転補助システムの実証事業を展開している。GPS(全地球測位システム)などを搭載したトレーラーが、位置や行動を制御しながら自動で走行し、荷役作業ができるように試験。国土交通省による港湾技術開発の一環で、労働力不足の解消に
苫小牧市議会の一般会計予算審査特別委員会(越川慶一委員長)は10日、2025年度同会計当初予算案の審査を再開した。市内の公園や市有地の市営パークゴルフ場でこの5年間、延べ利用者数が1万1000人ほど減っていることが分かった。高齢者を中心に生涯スポーツとして人気の競技だが、有志によるボランティアの著
苫小牧東ロータリークラブ(内海雅義会長)と苫小牧市は9日、市立中央図書館で「Yom Yom世界のお話広場」と題した市内在住外国人による絵本の読み聞かせ会を開いた。小学生以下の子どもと保護者ら40人が参加し、日本語とは異なる外国語の響きを楽しんだ。 さまざまな文化や歴史、言語に触れることで、外国
苫小牧市は新年度、ヒグマの市街地出没対策として、新たに赤外線カメラ搭載のドローン(小型無人飛行機)を導入し、クマの行動範囲の調査に乗りだす。2025年度一般会計予算案に関連事業費約160万円を計上した。ヒグマの目撃情報が大幅に増加する中、市民や市職員らの安全に配慮した出没対策を強化したい考えだ。
苫小牧美園小学校2年の千秋翔蓮(かれん)さん(8)が、東京都内で開かれたピアノの第15回日本バッハコンクール全国大会(実行委員会主催)の小学1・2年A部門で金賞に選ばれた。この大会に出るのは初めてで、千秋さんは「とてもうれしい」と笑顔を見せる。 「音楽の原典を学ぶ」をコンセプトに掲げる同コンク
苫小牧市議会の一般会計予算審査特別委員会(越川慶一委員長)は5日、2025年度同会計当初予算案の審査を続行した。市は「とまこまい版Maas構想」の策定に向けた取り組みの一環で、2025年度に勇払地区でAI(人工知能)デマンドタクシーの実証事業を行う。本市の公共交通サービスとしてAIデマンドタクシー
苫小牧市美術博物館は新年度に合わせ、東胆振で400年以上前に起きた津波の痕跡が残る地層の剥ぎ取り標本を公開する方針だ。北大大学院理学研究院の西村裕一准教授から昨年5月に寄贈を受けたもので、地域での津波の歴史を知る貴重な資料として、常設展示エリアでの公開を検討している。 同標本は2023年11月
苫小牧市内の「彩萌書道会」(工藤彩華代表)は、国際書道協会(札幌市)が主催する第56回全国学生書道展の書塾の部で3年連続の団体優勝に輝いた。同会の書道教室に通う幼児から高校生まで86人の出品作でつかんだ栄誉。個人賞でも駒大苫小牧高校2年の小林ゆらさん(17)が高2の部で最高賞を受賞し、同会一同で喜
道南バス(室蘭市、長谷川義郎社長)は、従業員の安全確保と快適な労働環境の構築などを目的とした「カスタマーハラスメント(カスハラ)」に対応するための方針を策定した。暴行や暴言、不当な要求など、従業員の業務や心身が害される恐れのある事案に対し、法的措置を含めて厳正に対処する。日本バス協会、北海道バス協会
高額な医療費の患者負担を抑える「高額療養費制度」の負担上限額引き上げを政府が検討していることについて、苫小牧市内の患者団体からは「受診控えにならないか」と心配する声や慎重な検討を求める声が上がっている。〔関連4面〕 30年以上、リウマチを患っている北海道難病連苫小牧支部長の小倉弘子さん(80)=白
苫小牧市議会定例会は27日、本会議で代表質問を続行した。市が市議会の与党系最大会派・新緑に対し、代表質問と答弁の内容を事前に作成するよう、各部署にメールで指示していたことが明らかになった。小山征三氏(民主クラブ)が取り上げ、「極めて不適切」「議会軽視」と批判した。一方、市の情報がメールと合わせて外部
苫小牧いずみ幼稚園の齋藤美怜ちゃん(6)と沼ノ端小2年の柴田華音愛さん(7)が、1月に開かれた「第26回ショパン国際ピアノコンクールinASIA」(組織委員会主催)の全国大会で好成績を収め、ASIA大会に出場した。美怜ちゃんはASIA大会金賞を獲得。2人はさらなるレベルアップへ意欲を高めている。
苫小牧署管内(東胆振1市4町)での飲酒運転の検挙数が増加傾向にあり、2024年は前年比4件増の41件だった。道内では帯広署(47件)、札幌中央署(45件)管内に次いで3番目の多さ。3、4の両月は歓送迎会で飲酒機会が増えるため、取り締まりを強化する。 同署によると、検挙数は過去5年間で最多だった
千歳市支笏湖温泉で開催されていた千歳・支笏湖氷濤(ひょうとう)まつり(国立公園支笏湖運営協議会主催)が24日、閉幕した。暖気で氷像が崩れ、開催期間を切り上げて中止した2024年の反省を踏まえ、開幕を約1週間遅らせた今回。プラス気温の日もあったが氷像の強度を高めるなどの安全対策も講じた結果、1日からの
苫小牧市表町のグランドホテルニュー王子で28日まで、物産展「全国選りすぐりうまいもの市」が開かれている。北海道、東北、九州、沖縄の特産品や名産品約200種類の商品を並べ、市民らが買い物や飲食を楽しんでいる。同展は2022年に始まり、今回が10回目の節目。始めた当時はコロナ禍で、地元にいながらにして各
経済産業省は21日、二酸化炭素(C O2 )を分離、回収、地中に貯留する技術「CCS」の事業化に向け、苫小牧沖9624㌶を全国で初めて特定区域に指定し、事業者の公募を始めたと発表した。昨年5月に成立した「CCS事業法」に基づく指定で、年内にも安全性などを確認するための試掘が始まる見通しだ。CCSは、
苫小牧北光小4年の小原幸悠君(9)が、昨年11月に苫小牧商工会議所で行われた日商簿記検定の2級に合格した。小学生での合格者は全国的にも珍しく、苫小牧市内では過去50年で最年少という。 簿記検定試験は日本商工会議所が昨年11月17日に全国一斉に実施。小原君が臨んだ第168回2級検定試験は7589人が
国内最大級のキャンプ場検索・予約サイト「なっぷ」を運営するR.project(千葉県)は「なっぷアワード2024」を発表し、苫小牧市樽前のキャンプ場オートリゾート苫小牧アルテン(宮田哲也社長)が予約件数部門の東日本エリア1位を2年連続で獲得した。道内キャンプ場の連覇は初めてで、宮田社長は「前回の受
苫小牧市有明町の麺類製造・販売業、苫食(曽賀剛社長)は、AI(人工知能)を活用した検品工程の自動化に取り組んでいる。省人化することで生じた余剰人員を、生ラーメンなどの増産に充てる狙い。総事業費は約6800万円で、日本政策金融公庫(日本公庫)などが協調融資を行った。学校給食向けゆでうどんの製造中の検品
王子不動産(東京)が苫小牧市表町2に所有する「王子不動産第1ビル」の解体工事を進めている。苫小牧初のオフィスビルとして、1963年4月に完成して以降、苫小牧の経済史を彩った存在。施設の老朽化や時代の移り変わりなどに伴い、その役割を終えた。昨年12月から取り壊しを進め、今年7月ごろまでに完了する見通し