―苫小牧港を取り巻く環境や課題について。 「RORO船(フェリー型貨物船)近代化船の発着はほぼ西港で、今後もRORO船やフェリーの増便、荷物の増加を期待している」 「一方、コンテナ船の動向は新型コロナウイルス禍の影響からか変わった。北海道に外国からの船が直接入らなくなっており、(国
今月中旬、厚真町の市街地からむかわ方面に車で10分ほどの場所にある豊丘地区のマナビィハウス。「地震があった時はどうでしたか?」―。「下から突き上げてくるような感じで、家がつぶれるかと思った」「水が出ないのが大変だったな」―。地域の住民たちがパソコンの画面に映る若者たちの質問に丁寧に答えていた。
高い技術力を持つ人材を育てたいのではない。「手を貸してほしい」と頼まれたときに「うん、いいよ」と言える若者を増やしたい。 とんかつ屋勝兵衛(苫小牧市日吉町)の取締役として働きながら2004年から新型コロナウイルスが流行する前までの約15年間、苫小牧高等商業学校で介護福祉教育アドバイザーを務
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、インバウンド(訪日外国人旅行者)をはじめとする道内への旅行客が急減した。イベントの開催や観光案内を通じ、地域の魅力を発信してきた苫小牧観光協会の市町峰行会長は「飲食業や宿泊業、タクシー業界などへの影響が大きかった」とこの1年を振り返る。 2020年は
「助けていただいた多くの方に、おいしいお米を食べてもらいたい」―。厚真町幌内の稲作農家、末政知和さん(28)は意気込む。今年から親戚の水田6・5ヘクタールを借りて「ななつぼし」の作付けを始めた。2018年9月の胆振東部地震で田んぼが被災し、昨年までアルバイト暮らしだった。黄金色に輝く稲穂に目をやり
前回紹介したロビー展示の姉妹展示ともいえる藤沢レオの個展が、札幌市のモエレ沼公園で29日まで開催されている。 公園の敷地内の間伐材として切り取られた、オニグルミの木が金彩の上、無数に配置される。古来よりその実は貴重な栄養源として生命を支えてきた半面、銃身を支える部材としても用いられてきた。