•  ● 採用されなかった手紙/藤原 真治(苫小牧市・64歳)

     ● 採用されなかった手紙/藤原 真治(苫小牧市・64歳)0

       NHKの旅番組「にっぽん縦断こころ旅」で旅人を務めていた日野正平さんが、昨年の11月に亡くなりました。私はこの番組が大好きで、以前には「こころの風景」を書いた手紙を送ったこともあります。その時の手紙が出てきたので、投稿してみました。 私の心に残る風景は、厚真町の山並み、そして田園風景です。兵庫県

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    • 2025年4月26日
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  •  ● 思い出/高田 淳子(苫小牧市・86歳)

     ● 思い出/高田 淳子(苫小牧市・86歳)0

       外を眺めていたら、脳裏に楽しかった小中学校の同窓会が浮かんできました。1977(昭和52)年ごろに始めた同窓会は、幹事を3班で交代しながら年に1度、日高、胆振、石狩地方でやっていました。皆さん楽しみにしていて、遠方からも出席していました。会は1泊2日の日程で、50~60人が集まって、おしゃべりして

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    • 2025年2月22日
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  •  ● 児童文学を未来へと/引き継ぎたい /南條 洋(苫小牧市・80歳)

     ● 児童文学を未来へと/引き継ぎたい /南條 洋(苫小牧市・80歳)0

       私は長年、絵本の「読み語り」や紙芝居を続けております。読書の喜びに目覚めたのは小学生の頃。フランスの作家ジュール・ベルヌの書いた「二年間の休暇」という素晴らしい小説がきっかけです。「十五少年漂流記」の名でよく知られています。幼い頃に読んだ上質な本は、いつまでも心に残り、その人に生涯にわたって良い影

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    • 2025年2月22日
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  •  ● 保護犬リリィ/髙橋 真由美(苫小牧市・69歳)

     ● 保護犬リリィ/髙橋 真由美(苫小牧市・69歳)0

       リリィは、生後8カ月のミニチュア・ピンシャーという種類の犬だ。昨年の8月に、里親を探して仲介する保護団体から買った。先住犬2匹が、たった2カ月の間に相次いで旅立った1カ月後のことだった。亡くなった2匹は17歳と15歳で、十分頑張って長生きしてくれたけれど、寂しくて寂しくて、心の中を冷たい風が吹き抜

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    • 2025年4月26日
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  •  ● 事故は病気より怖い/金森 敏和(苫小牧市・76歳)

     ● 事故は病気より怖い/金森 敏和(苫小牧市・76歳)0

       過日、NHKで1969(昭和44)年の紅白歌合戦の再放送を目にした。あまりに懐かしいので、つい見入ってしまった。出場していた歌手の半数近くはすでに他界している。白組の司会は坂本九さんであった。私が母に初めて買ってもらったレコードが彼の「上を向いて歩こう」だったほど、彼のファンだった。画面に映ってい

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    • 2025年3月22日
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  •  ● リンクを守る製氷員/磯部 義浩(苫小牧市・61歳)

     ● リンクを守る製氷員/磯部 義浩(苫小牧市・61歳)0

       私は縁あって、スケートリンクで仕事をしております。幼少時代は公園や凍った沼でスケートをしていました。小学4年生から本格的にアイスホッケーを始めて、夢中で練習に明け暮れていました。練習にはハイランドスポーツセンターや、当時あった岩倉体育館という所を使っていました。その時はリンクの管理に人が関わってい

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    • 2025年3月22日
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