•  ● 採用されなかった手紙/藤原 真治(苫小牧市・64歳)
     ● 採用されなかった手紙/藤原 真治(苫小牧市・64歳)

       NHKの旅番組「にっぽん縦断こころ旅」で旅人を務めていた日野正平さんが、昨年の11月に亡くなりました。私はこの番組が大好きで、以前には「こころの風景」を書いた手紙を送ったこともあります。その時の手紙が出てきたので、投稿してみました。 私の心に残る風景は、厚真町の山並み、そして田園風景です。兵庫県

    • 2025年4月26日
  •  ● 文学館が欲しい/中津 正志(苫小牧市・80歳)
     ● 文学館が欲しい/中津 正志(苫小牧市・80歳)

       苫小牧市には多数の文芸団体やサークルがあります。しかし、文学に関する講演や資料が乏しく、学習する場が少ないことに気が付きました。サークル間の交流も少なく、情報は得にくいです。また、感受性が優れた学齢期の子どもたちの文筆能力を向上させるためには、文学に触れることが大切だと思いますが、学校以外ではその

    • 2025年4月26日
  •  ● 保護犬リリィ/髙橋 真由美(苫小牧市・69歳)
     ● 保護犬リリィ/髙橋 真由美(苫小牧市・69歳)

       リリィは、生後8カ月のミニチュア・ピンシャーという種類の犬だ。昨年の8月に、里親を探して仲介する保護団体から買った。先住犬2匹が、たった2カ月の間に相次いで旅立った1カ月後のことだった。亡くなった2匹は17歳と15歳で、十分頑張って長生きしてくれたけれど、寂しくて寂しくて、心の中を冷たい風が吹き抜

    • 2025年4月26日
  • 整理のtぶやき 行ってみたい
    整理のtぶやき 行ってみたい

       長い冬も終わり、ようやく暖かさを感じるようになってきた。気持ちも前向きになり、どこか遠い場所に足を延ばしたくなる。行き先の情報収集には本紙も役立っている。 暮らし面で毎週金曜日に掲載している「ぐるーり世界の旅」を読んでいると、日本各地の知らなかった名所など興味をそそられる場所が出てくる。行き先へ

    • 2025年4月26日
  •  ● 春が来た/永田 緋佐代(苫小牧市・78歳)
     ● 春が来た/永田 緋佐代(苫小牧市・78歳)

       2、3日雨が続き、やっと春の陽気になりました。散歩日和で、心までうきうきします。雨が続いていた時は、膝に痛みが出て苦痛でした。 4月は進学や就職、転勤などで慌ただしい時期です。わが家の孫も志望校に入学でき、新しい一歩を踏み出しました。孫が大きくなると、つくづく自分の年を感じます。 この時期は私

    • 2025年4月26日
  • ◆ ◇ 日々の暮らしで感じたこと、思い出、出来事など ◇ ◆
    ◆ ◇ 日々の暮らしで感じたこと、思い出、出来事など ◇ ◆

       4月の読者ぷらざに多くの投稿を頂き、ありがとうございました。5月の締め切りは16日、掲載は同月24日の予定です。日々の暮らしで感じたこと、忘れられない思い出、印象に残った出来事などを自由に書いてお寄せください。 ▽原稿は600字以内。はがきは受け付けません▽住所、氏名、年齢、職業、電話番号を忘れ

    • 2025年4月26日
  •  ● 81歳の人生速度/順毛 寅和(苫小牧市・81歳)
     ● 81歳の人生速度/順毛 寅和(苫小牧市・81歳)

       突然ですが、人生の速度は年齢に相応するそうです。私は現在、81㌔で生きています。これ以上速度が上がる前に、やり残したことに挑戦するか、それとも諦めるか、真剣に考えました。 私は車中泊で観光地などを旅するのが趣味です。2023(令和5)年は福井県の敦賀港まで船で移動し、鳥取県の鳥取砂丘まで行きまし

    • 2025年4月26日
  • ◆ ◇ 日々の暮らしで感じたこと、思い出、出来事など ◇ ◆
    ◆ ◇ 日々の暮らしで感じたこと、思い出、出来事など ◇ ◆

       3月の読者ぷらざに多くの投稿を頂き、ありがとうございました。4月の締め切りは18日、掲載は同月26日の予定です。日々の暮らしで感じたこと、忘れられない思い出、印象に残った出来事などを自由に書いてお寄せください。 ▽原稿は600字以内。はがきは受け付けません▽住所、氏名、年齢、職業、電話番号を忘れ

    • 2025年3月22日
  •  ● 2月の出来事/塩澤 千穂子(苫小牧市・75歳)
     ● 2月の出来事/塩澤 千穂子(苫小牧市・75歳)

       1月末に「風邪かなぁ」と内科の病院に行き、せき止めを出してもらいました。2月の初めには、病院の帰りに転倒して頭を打ち、大きなたんこぶができました。近くにいた人の手を借りて起き上がり、「大丈夫です、ありがとうございます」とお礼をしてバス停へ向かいました。その日は耳鼻科も受診しようと診察券を持っていた

    • 2025年3月22日
  •  ● 事故は病気より怖い/金森 敏和(苫小牧市・76歳)
     ● 事故は病気より怖い/金森 敏和(苫小牧市・76歳)

       過日、NHKで1969(昭和44)年の紅白歌合戦の再放送を目にした。あまりに懐かしいので、つい見入ってしまった。出場していた歌手の半数近くはすでに他界している。白組の司会は坂本九さんであった。私が母に初めて買ってもらったレコードが彼の「上を向いて歩こう」だったほど、彼のファンだった。画面に映ってい

    • 2025年3月22日
  •  ● 私のカラオケ遍歴/佐々木 哲弘(苫小牧市・80歳)
     ● 私のカラオケ遍歴/佐々木 哲弘(苫小牧市・80歳)

       私のカラオケの出発点は稚内市で教師をしていた時の家庭訪問である。ある父親が懇談後、「先生にぴったりの歌がある」と言ってレコードをかけてくれた。将棋棋士の内藤国雄が熱唱する「おゆき」であった。「先生の声にぴったりだし、何と言っても顔が似ている」。私は言われるままに何度もレコードを回してもらい、声に出

    • 2025年3月22日
  •  ● リンクを守る製氷員/磯部 義浩(苫小牧市・61歳)
     ● リンクを守る製氷員/磯部 義浩(苫小牧市・61歳)

       私は縁あって、スケートリンクで仕事をしております。幼少時代は公園や凍った沼でスケートをしていました。小学4年生から本格的にアイスホッケーを始めて、夢中で練習に明け暮れていました。練習にはハイランドスポーツセンターや、当時あった岩倉体育館という所を使っていました。その時はリンクの管理に人が関わってい

    • 2025年3月22日
  • 整理記者のつぶやき 特別な新聞
    整理記者のつぶやき 特別な新聞

       新聞は日々の出来事を記録する。多くの人が注目するオリンピックの金メダルや重大な事件、時には未曽有の災害や社会の大きな変革も取り上げる。 これらに加えて私たちがつくる新聞には、この街に暮らす人々の声、地域の活動などにもスポットを当て、紙面に刻む重要な使命がある。何十年後も、この街の「きょう」という

    • 2025年3月22日
  •  ● 日記は読むもの/松本 静男(苫小牧市・75歳)
     ● 日記は読むもの/松本 静男(苫小牧市・75歳)

       5年ほど前、それまで書き続けていた5年日記帳がいっぱいになり買い替えることになったのだが、「そろそろ1年日記帳でいいのでは」と言われ考えさせられた。当時は70歳。健康であれば余命10年以上と言われるものの、この年になればいつ何が起きてもおかしくない。まずは3年日記帳、その後は1年日記帳と買い替えて

    • 2025年3月22日
  •  ● 立春を過ぎて/茂森 裕子(苫小牧市・68歳)
     ● 立春を過ぎて/茂森 裕子(苫小牧市・68歳)

       立春を迎えた次の日、苫小牧市にも久しぶりにたくさん雪が降りました。 先月の末に、通っているデイサービスの2月の誕生会で、キーボードを弾くことになりました。その時は雪がほとんど解けていたため、弾く曲は「春一番」にしました。曲自体は知っていましたが、まだ一度も弾いたことはありませんでした。 新しい

    • 2025年2月22日
  •  ● 児童文学を未来へと/引き継ぎたい /南條 洋(苫小牧市・80歳)
     ● 児童文学を未来へと/引き継ぎたい /南條 洋(苫小牧市・80歳)

       私は長年、絵本の「読み語り」や紙芝居を続けております。読書の喜びに目覚めたのは小学生の頃。フランスの作家ジュール・ベルヌの書いた「二年間の休暇」という素晴らしい小説がきっかけです。「十五少年漂流記」の名でよく知られています。幼い頃に読んだ上質な本は、いつまでも心に残り、その人に生涯にわたって良い影

    • 2025年2月22日
  •  ● 趣味が高じて異文化交流/遠藤 弘幸(苫小牧市・72歳)
     ● 趣味が高じて異文化交流/遠藤 弘幸(苫小牧市・72歳)

       昨年12月、苫小牧市錦西町にある北洋大学の知り合いの先生から、日本の文化を学んだり交流したりする「異文化交流論」の講義で、囲碁を学生に教えてみないかというお話をいただきました。私は現在、ボランティア活動として、市内の豊川、住吉、沼ノ端の3カ所のコミュニティセンターで「ふれあい囲碁教室」を開いていま

    • 2025年2月22日
  • ◆ ◇ 日々の暮らしで感じたこと、思い出、出来事など ◇ ◆
    ◆ ◇ 日々の暮らしで感じたこと、思い出、出来事など ◇ ◆

       2月の読者ぷらざに多くの投稿を頂き、ありがとうございました。3月の締め切りは14日、掲載は22日の予定です。日々の暮らしで感じたこと、忘れられない思い出、印象に残った出来事などを自由に書いてお寄せください。 ▽原稿は600字以内。はがきは受け付けません▽住所、氏名、年齢、職業、電話番号を忘れずに

    • 2025年2月22日
  • 整理のつぶやき 禁じ手
    整理のつぶやき 禁じ手

       整理記者は記事や写真の配置を決めて、見出しを考えて付け、全体の紙面のバランスを取る。 記者が書いた原稿をチェックするデスクと呼ばれる編集者から原稿が渡され、その記事の量や写真の大きさをイメージしながらレイアウトや見出しを考える。 限られた文字数で付ける見出しは頭を悩ませる。「両流れ」「泣き分か

    • 2025年2月22日
  •  ● 思い出/高田 淳子(苫小牧市・86歳)
     ● 思い出/高田 淳子(苫小牧市・86歳)

       外を眺めていたら、脳裏に楽しかった小中学校の同窓会が浮かんできました。1977(昭和52)年ごろに始めた同窓会は、幹事を3班で交代しながら年に1度、日高、胆振、石狩地方でやっていました。皆さん楽しみにしていて、遠方からも出席していました。会は1泊2日の日程で、50~60人が集まって、おしゃべりして

    • 2025年2月22日
  •  ● 1年前の落花生/大内 妙子(苫小牧市・68歳)
     ● 1年前の落花生/大内 妙子(苫小牧市・68歳)

       2月と言えば、節分がすぐに浮かびます。「鬼は外、福は内」。誰もが知っている行事です。私の両親は、年中行事を当たり前のこととしてやってくれる人たちでした。また、父が2月3日生まれだったので、忘れられない日でもあります。 何年か前の節分の時、いろいろ準備して「さあ豆をまこう」となったところで、うっか

    • 2025年2月22日