平和賞「ゴールではない」 担い手高齢化、記憶継承に課題も―受賞決定の日本被団協
- 2024年11月18日
ノーベル平和賞を受賞する日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が1956年に結成されて以来、全国の被爆者は一丸となって「核兵器廃絶」を訴えてきた。ただ、被爆者の平均年齢は85歳を超え、当時の記憶が薄い被爆者も運動の中心的な担い手になっている。継承が課題となる中、被爆者は「受賞はゴールではない」と
ノーベル平和賞を受賞する日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が1956年に結成されて以来、全国の被爆者は一丸となって「核兵器廃絶」を訴えてきた。ただ、被爆者の平均年齢は85歳を超え、当時の記憶が薄い被爆者も運動の中心的な担い手になっている。継承が課題となる中、被爆者は「受賞はゴールではない」と
苫小牧市議会の厚生委員会(松井雅宏委員長)は14日、市内で子ども食堂を運営する関係者との意見交換会を市役所で開き、課題などを共有した。 同委員会の市議7人と市内の子ども食堂8カ所の運営団体から5団体の関係者が出席。支援の現状と課題について、非公開で意見を交わした。 松井委員長によると
総合建設業のサンエイ(本社刈谷市、川瀬廣正社長)は14日、苫小牧市福祉ふれあい基金に10万円を寄付した。 同社は企業理念に「社会貢献」を掲げ、営業所を開設する地元の福祉向上のために善意を寄せている。 苫小牧市には2013年から毎年行っており、この日はサンエイ重機事業部の岩瀬健治取締
中国江西省南昌市出身で、9月から苫小牧市の北洋大学で学んでいます。日本語をもっと勉強し、東アジアの歴史や政治を専門的に学べる九州の大学院に行きたいです。 中国では土木や建築の専門学校に通い、土木系の仕事に就きました。ただ、中学生の時に中国の歴史を学んで以来、東アジアに関心を持ち、学びたいと
苫小牧市議会は20日、次期の議員定数(現行28)を巡って議員全員で議論する「全員協議会」を開く。議論はこれまで「現状維持」を中心に、「削減」も一定数いるなど白熱しており、同協議会で議員全員の声を集約し、今月下旬の市議会定例会で最終決定する。一方、12月1日告示、同8日投開票の市長選に立候補を表明し
苫小牧市表町のグランドホテルニュー王子は23~29日、物産展「鹿児島うまいもの市」を1階旧レストランハルニレで開く。「薩摩川内うなぎ」など鹿児島県の特産品38品目をはじめ、九州各地の特産品などを販売する。 地元にいながら各地のグルメを楽しめる人気企画の第9弾。9月に開いた前回は九州を初めて
来年2月8、9両日に苫小牧市若草町の中央公園をメイン会場に開かれる「第59回とまこまいスケートまつり」の実行委員会は15日、初会合をネピアアイスアリーナで開いた。第25回オリンピック冬季競技大会女子アイスホッケー(IH)最終予選(来年2月6~9日、同アリーナ)と日程が重なるため、日本アイスホッケー
アジアリーグのレッドイーグルス北海道ホーム戦会場で経験した出来事だ。苫小牧市のネピアアイスアリーナで試合合間の小休止中に記者より一回り世代が上のオールドファンと思い掛けずアイスホッケー談義が弾んだ。昔を懐かしむその人いわく「『引木・黒川』のコンビが最高だったなあ」。昭和期、王子製紙で活躍したセンタ
警察庁が11月を指名手配容疑者の捜査強化月間としているのに合わせ、苫小牧署は14日、免許更新などで同署を訪れる市民らにチラシやティッシュを配布した。刑事3課の署員5人が「ささいなことでも教えてほしい」と言葉を添え、情報提供を呼び掛けた。 同課の田中康紀課長は保安検査がないフェリーに犯人が潜
苫小牧市食育推進協議会(委員長・井内宏磨明野中学校長)が13日、市役所で開かれ、市食育推進計画や市食育人材バンクの実施状況が報告された。 第2次市食育推進計画(2022~26年度)については、それぞれの事業を担当する課が23年度の進捗(しんちょく)状況をA~Dの4段階で自己評価。市民生活課
厚真町は13日、苫小牧信用金庫(小林一夫理事長)に善行賞を授与した。西野和博副町長が苫小牧市の同信金本店を訪れ、小林理事長に表彰状を手渡した。 同信金が今年1月、企業版ふるさと納税として同町に150万円を寄付したことに対する表彰。町は、地域資源を活用して新たな価値を提供するローカルベンチャ
苫小牧重機土木協同組合(藤田俊一理事長)は14日、高丘の樽前山神社で2024年度除雪安全祈願祭を行った。市民の冬の生活道路確保のため除雪作業を担う同組合は、降雪期を迎えるこの時期、一人一人の安全意識を高めようと毎年実施している。 組合員16社のうち15社から20人が出席。藤田理事長が神前に
苫小牧高等商業学校(苫小牧市若草町)の創設者で前理事長の前嶋フクさんが14日、老衰のため市内の病院で死去した。102歳だった。女性が自立する力を付けるためにと前身の苫小牧編物専門学校を開校し、70年にわたって職業教育に力を尽くした。100歳を超えてもはつらつと理事長室に通い、朗らかな笑顔を見せてい
「2024ユーキャン新語・流行語大賞」候補の一つに選ばれた「アサイーボウル」。苫小牧市内でも、じわり人気の店がある。 アサイーボウルはヤシ科の植物アサイーの果実をミキサーにかけ、その上に果物やシリアルなどを載せたブラジル発祥のデザート。ハワイで人気が拡大し、日本では10年ほど前にも流行して
苫小牧市教育委員会は、4月に市内の小学6年と中学3年を対象に行った2024年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果をまとめた。平均正答率は小中とも全科目で全国平均を下回った。 学テは小学校23校1356人、中学校15校1270人を対象に国語と算数(数学)で実施した。 小6
苫小牧市桜木町のカフェ&フーズキーウエストは、元新道展会員で2021年に99歳で亡くなった画家大平喜彦さんの絵画22点を店内に飾った。苫小牧の風景画や欧州を旅した際のスケッチなどで、妻の智子さん(83)=有珠の沢町=が店主の松崎伸子さん(74)に寄贈した。店の雰囲気にもよく合い、年内いっぱい展示さ
むかわ町の新道展会員木内ヒロさん(66)による作品展が29日まで、苫小牧市表町のファッションメールプラザギャラリーで開かれている。 心象風景を描いた新作16点を展示。クレヨンやアクリルなど複数の画材を使った「ゆらぎ」、「こころ」のほか、亡き人に思いをはせた油彩画「追憶」(F50)など色彩豊
白老町唯一のクラフトビール(酒税法上は発泡酒)醸造所「オールドグレイ・ブリュワリー」は15日、町大町の同醸造所で、3種類のクラフトビールをお披露目する初めての月例会「ブリュワーズナイト」を開いた。町内外から約160人が、白老ゆかりのナギナタコウジュ(アイヌ語でエント)などを用いた商品に舌鼓を打った
国税庁主催のコンクール「税に関する高校生の作文」で、北海道栄高校3年、角田悠輔さん(18)が苫小牧税務署長賞に輝いた。表彰式が13日に同校で行われ、小野寺恵三署長から記念品と賞状を受け取った。 コンクールは税を考える週間(11月11~17日)にちなみ、高校生に生活と税の関わりを知ってもらお
厚真町浜厚真地区などでDaigasガスアンドパワーソリューション(大阪市)による風力発電施設の建設が計画される中、同町の住民団体「苫東厚真風力発電を考える会」は15日、同社が公開した風力発電事業に関する環境影響評価準備書の不備に対し、同社に説明を求めることなどを町に要請した。 環境影響評価
厚真町は14日、厚真中央小学校(森晶子校長)と上厚真小学校(清水京子校長)で初めて児童対象にヒグマ講座を開いた。札幌市のNPO法人EnVision(エンビジョン)環境保全事務所の早稲田宏一研究員(50)=同市在住=を講師に招き、ヒグマの生態や出合わないための対策を児童に教えた。 町は毎年、
白老町町内会連合会(町連)は12日、町内の保育園と認定こども園計5園に手作り雑巾100枚を寄贈した。 町連はこれまで毎年、牛乳パックなどで作ったおもちゃやタオルハンガーなどの手作り品を各園に贈ってきた。近年は園児の掃除用雑巾の希望が多く、手縫いをして寄せている。今年も10月21日に萩野生活
今季オープンに向け、登別市カルルス町のサンライバスキー場(勝間康則支配人)は12、13両日、リフト搬器をワイヤに取り付けた。従業員らが手分けして作業を進めた。 第1リフト場には計109基(1基当たり約60キロ)。第3リフト場には計90基(同約90キロ)あり、複数人で持ち上げ、ワイヤに固定さ
道は15日、庁議を開き、2025年度予算編成方針と重点政策検討方針を決定した。新年度は食料や経済の安全保障をはじめ、本道に求められる役割への期待・重要性の高まりを好機と捉え、本道の課題解決と地域創生につなげていくための取り組みを進める。鈴木直道知事は「道の財政は25年度以降も厳しい状況が続くことが
鈴木直道知事は15日の定例記者会見で、北海道猟友会(札幌市)が自治体からのヒグマの駆除要請に原則応じないよう、全71支部に通知する方向で最終調整していると14日に一部報道されたことについて、「昨日、北海道猟友会からコメントが出された」とし、そのコメントは「従来から行っている市町村からのヒグマの駆除
札幌市の認可保育園「アイグラン保育園拓北」の運営会社は15日、記者会見し、10月に同園の園児=当時(1)=が給食を喉に詰まらせ、死亡したと発表した。離乳食にした肉野菜炒めに入っていた豚肉を詰まらせた可能性があるという。 運営会社によると、亡くなったのは1歳1カ月の男児。10月23日午前11
(17日) 苫小牧(職務代理者) 東京出張(八王子・苫小牧・日光の姉妹都市盟約50周年記念事業三都絆祭)。 千 歳 公式行事なし。 白 老 公式行事なし。 安 平 午前10時、Fanfareビジネス合宿(追分公民館)。午後1時15分、自主防災組織防災研修会(同)。 厚
社会保障審議会(厚生労働相の諮問機関)の年金部会は15日、サラリーマンに扶養されるパートら短時間労働者を対象にした厚生年金の加入要件の見直しを議論した。自民、公明両党と国民民主党の3党で「年収の壁」を巡る協議が本格化する中、保険料負担が生じる「年収106万円の壁」を撤廃する方向でおおむね一致した。
【リマ時事】石破茂首相は15日午後(日本時間16日午前)、訪問先のペルー・リマで中国の習近平国家主席と初めて会談した。東京電力福島第1原発の処理水放出を巡り、日本産水産物の輸入再開に向けた9月の合意を実施することを確認。首相は中国・深圳市で起きた日本人男児刺殺事件を取り上げ、邦人の安全確保を要請し
大分市で2021年、時速約194キロで乗用車を運転し、死亡事故を起こしたとして自動車運転処罰法違反(危険運転致死)罪に問われた当時19歳の被告の男(23)の裁判員裁判の公判が15日、大分地裁(辛島靖崇裁判長)であった。検察側は「常軌を逸した高速度による危険極まりない運転」として、懲役12年を求刑し