私は「いつどんな時でも英語を使えるようにすること」を大切だと考えている。これからの世界は、経済成長のために英語を利用できるようにすることは肝になっていくと考える。
今世界のビジネスの最先端を走っているシリコンバレーの進出に、先進国をはじめ世界が動いている。例を挙げるとインドだ。インドでは高度な技術を手に入れる為に、英語教育を重視している。その努力の成果として、世界中の企業がインドに拠点を置いている。このような経済成長にも、英語は必要なことだ。そのように考える土台になったことは二つある。
一つ目は自分が英会話教室に通っていて、外国人の先生と通じ合えたことだ。これは言葉だけでの話ではない。その日の学校の出来事を英語で伝えようとした。未熟な中学2年生の英語でも、頑張って伝えると何を伝えたいのか読み取ってくれて素直にうれしかった。また、うまく伝わらない時には、身振り手振りを交えて伝えるようにしている。何とかして話が伝わると、相手の表情に「安心」を感じ取ることができる。それもまたうれしい。しかし、日本人はそういった表現が苦手と耳にしたことがある。その改善が必要だと感じる。
二つ目は、台湾からの研修生がホームステイ体験で私の家に来た時に、町内会のイベントで貴重な体験をさせてもらった。台湾で流行(はや)っていることや、外国人から見た日本人の良さについて話していたらしい。当時、私は四年生で英語が全く分からなかった。せっかく来てもらったのに、会話が出来なくて残念な結果となってしまった。あの時に英語を話せなかったからこそ、今英語を活用できたら、世界の人との協力やつながりをもてるという確信が生まれた。その実現に向けて、どうすることが望ましいかについて考えてみた。
まずはALT(外国語指導助手)の先生など、英会話ができる人を中心に積極的に英語で話すことだ。外国人のネイティブな発音を聞くということは、英語を覚えるのにとても効果的なことだ。以前、英語の授業を日本語で説明していることが多く見られた。それでは効果的に教わることが難しいと考えた。積極的に英語で話してもらえると、耳が慣れ英語を覚えられると考えた。
次に、フリートークの場を作るということだ。英語を躊躇(ちゅうちょ)なく使うには、自然に使う訓練が必要だと考える。授業は、座学でテキストを読み上げるだけだ。フリートークならディヴェートとなるので、何を話してもよくなる。対応力・コミュニケーション力が育まれる。話すということは、言葉を覚える上でとても大切なことだと考えた。
私の今の目標は、英会話がしっかりできるようになること。その上で話せない人と外国人のストレスフリーな会話の機会を増やしたい。自分や周りの人のコミュニケーションスキルを向上させることにつながるはずだ。
だからこそグローバル化をテーマにして、英語力を育み、世界を超越していきたいと思う。そして英語を利用して人種、宗教を相互理解して、誰もが繋(つな)がり、発展していく世界にしていきたい。
(終わり)