苫小牧/ピッツァ&カフェ/NOVITA

 

 苫小牧市住吉町の双葉三条通りに面したカジュアルイタリアンの店。2003年の開業。店長の西谷敦之さん(52)は「生地のうまい店を求めて全国を食べ歩き、試行錯誤の末、現在の味に到達した」と話す。

 お薦めのランチは「石窯ピッツアセット」(1529円)。ピザとパスタのどちらかを選べる仕組みで、数多いピザでは道産ジャガ芋とベーコンを使った「パタータ」がお薦め。セットはドリンクと別にアイスハーブティーバー、サラダバー付きで半熟ゆで卵、コーヒーゼリーが食べ放題だ。

 パタータの生地はイタリア「カプレート社」製の小麦粉など2種類をこね、10時間寝かせて作る。生地の上に同じイタリア製モッツァレラチーズを載せ、道産フレッシュクリームでまろやかな味に仕上げ、ベーコンと道産メークインで彩る。イタリア製の石窯でナラの木を燃やし、約400度の炉床で焼き上げる。遠赤外線効果でふっくらした食感が楽しめる。

 4月からミルクやピスタチオなど6種類のジェラートとチーズフォンデュセットの新メニューが登場する。友人3人と来店した市内清水町の60代主婦は「パスタもおいしい。サラダバーが充実している」と笑顔で話した。

 苫小牧市住吉町1の2の5。営業は午前11時~午後3時、午後5時~同10時(共にラストオーダーは30分前)。月曜定休。カウンター4席、テーブル30席。駐車場15台。電話0144(38)5070。