上空から被災森林視察 厚真で植樹も 再生目指す「あしあとの会」
- 2024年10月12日
林野庁や道開発局、苫小牧広域森林組合などで構成する親睦団体「あしあとの会」(小坂利政会長)は11日、胆振東部地震で被災した森林の現地視察研修をむかわ、厚真両町で開催した。道や株式会社苫東など関係機関から29人が参加。ヘリコプターで上空から山林を観察し、森林再生に向けて情報を共有したほか、厚真町で植
林野庁や道開発局、苫小牧広域森林組合などで構成する親睦団体「あしあとの会」(小坂利政会長)は11日、胆振東部地震で被災した森林の現地視察研修をむかわ、厚真両町で開催した。道や株式会社苫東など関係機関から29人が参加。ヘリコプターで上空から山林を観察し、森林再生に向けて情報を共有したほか、厚真町で植
白老町初のクラフトビール醸造所「ジ・オールドグレイ・ブリュワリー」は11日、完成したビール2種類(酒税法上は発泡酒)のお披露目会を町大町の同所敷地内で開いた。商工関係者ら約40人が参加し、祝杯を挙げた。 醸造所は、元町地域おこし協力隊隊員の菊地辰徳さん(48)と友人で不動産などを扱う不二ハ
白老町は8日、今年度試験導入したホッケの閉鎖循環型陸上養殖の試験採卵・授精作業内覧会を、町虎杖浜の専用施設で開いた。いぶり中央漁業協同組合の職員や漁業者8人が、元北海道栽培漁業振興公社の技術顧問で町地域おこし協力隊員の川下正己さん(67)らによる採卵と授精の様子を見学した。 卵は9月24日
白老東高校(大木康弘校長)は8日、1年生の総合的な探究の時間の授業を行い、大塩英男町長(52)らまちづくりに関わる3人の講話を聞いた。生徒56人は町の現状やまちづくりへの思いに耳を傾け、11月には大町商店街のフィールドワークも予定している。 大塩町長は町長を志した理由などを述べ、「まちの新
むかわ町とむかわ地域商社「M Dino(エムディノ)」は10日、穂別町民センターで終活セミナーを開いた。参加した地域住民は、終活カウンセラー協会(東京)の認定終活講師、荒盛一さん(65)から終活の意義やエンディングノートの書き方などを学んだ。 荒さんは、終活は人生の終わりを考えることで、自
アイヌ民族文化財団は13、14両日、全道各地のアイヌ工芸家の作品展示やトークイベント「アイヌアートショー」を白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)で開催する。 作品展示は体験学習館をメイン会場に、熊やフクロウの木工品、アイヌ文様を施した刺しゅう、小物類などを扱う15組がブースを開設して行う。
苫小牧東中学校(大橋祐之校長)は7日、苫小牧市双葉町の野口観光ホテルプロフェッショナル学院から学生ら5人を講師に迎え、マナー講座を校内で開いた。2年生87人が、社会人としての礼儀作法を学んだ。 地元企業などでの職場見学に向けて失礼なく相手に対応できるよう、一般社団法人苫小牧タウンマネジメン
苫小牧市表町の不動産業・新興産業(青野富美代社長)は9日、市木場町と表町を結ぶ「新興産業旭大通アンダーパス」の歩道をボランティアで清掃した。 社員9人が竹ぼうきとちりとり、ブロアー、ごみ袋などを手に、アンダーパスの両側の歩道でクリーン作戦を展開。1時間半で落ち葉や雑草、吸い殻など30リット
苫小牧市科学センターは26日、宇宙のブラックホールを研究している苫小牧工業高等専門学校創造工学科の高橋労太教授を講師に迎え、「サイエンス・カフェ」を同施設で開く。 同カフェは研究者と気軽に話ができるイベント。当日は、今も謎に包まれている「ブラックホール」をテーマに、午前と午後に開く。
苫小牧市本幸町のデイサービスツクイ苫小牧本幸は9日、市内双葉町で子ども食堂を運営しているNPO法人木と風の香りに4900円を寄付した。施設の利用者と職員4人が子ども食堂に善意を届けた=写真=。 5日に同施設で開いたイベントの益金。利用者が施設敷地内で育てた野菜を使ってカレーライスを作り、市
苫小牧市の町内会の加入率が年々減少している。2024年度(6月1日時点)の加入率は前年同期比1・5ポイント減の52・6%。この20年間で23・4ポイント落ち込んでおり、役員の高齢化や担い手不足も深刻化している。 市市民生活課によると、24年度の町内会加入世帯数は全82町内会で4万7890世
苫小牧市は15日から11月1日まで、市内6カ所の公共施設で「高齢者フリーパス」の今年度末廃止に伴う住民説明会を開く。申し込み不要で、誰でも参加できる。 70歳以上の市民が月額2000円で路線バス乗り放題となる高齢者フリーパスは、本人負担額と正規運賃との差額を市が負担する高齢者交通費助成事業
苫小牧市内で最大規模の手作り雑貨イベント「とまこまいStyle(スタイル)」が13日午前10時から、市総合体育館で開かれる。道内外のハンドメード作家による作品の展示販売、ワークショップ、飲食が楽しめるフードブースやキッチンカーもあり、来場者を楽しませる。入場無料で希望者は直接会場へ。 市内
15日公示、27日投開票の衆院選を前に、苫小牧署は10日、違反取締本部(本部長・葛西浩司署長)を設置し、2階大会議室入り口に看板を掲げた。刑事第2課を中心に総勢68人態勢で、買収や選挙妨害、投票偽造など公職選挙法に違反する行為を取り締まる。 衆院選道9区(胆振、日高)は、堀井学元衆院議員が
苫小牧市を拠点に活動する彫刻家集団ZEROの佐藤公毅さん(82)=栄町=と徳田幸次郎さん(77)=日吉町=による「二人展2024」が15日まで、喫茶プロムナード(表町)で開かれている。 2人は同じ道教大岩見沢校を卒業した縁で40年以上前から交友があり、「二人展」は今年で37回目を数える。
苫小牧市は31日まで、市内の食料品店で生活用品などの小売価格を調べる消費経済調査員を9人募集している。 市内在住の満18歳以上(高校生は除く)で原則、来年4月上旬の「委嘱状交付式と説明会」に参加できる人が対象。担当する店で生活関連商品の小売価格や出回り状況を月1回調べ、購入された食料品等の
苫小牧観光協会は12日から11月4日まで、人気ゲーム・アニメの「ウマ娘」と連携したイベント「市内周遊 出走! スタンプラリー」を実施する。4~5月のゴールデンウイークに初めて実施し、人気を集めた企画の第2弾。グッズ販売をはじめコラボレーション事業も続々と立ち上がる予定で、市内観光の振興につなげる考
海事分野で調査や研究、政策提言を行う公益財団法人日本海事センター(東京)は10日、「第34回海事立国フォーラムin北海道」を苫小牧市内のホテルで開いた。道内の開催は2017年の函館以来2回目で、海事関係者や市民ら約200人が参加。港湾や海事産業の脱炭素化をテーマに、専門家や企業経営者が登壇し、各社
少し前まで、60歳になると職場を退き、第二の人生を歩む人が多かった。苫小牧市長生大学の入学者や市高齢者福祉センターの利用者の対象が「60歳以上の市民」なのは、その名残だろう。 今は65歳まで働く人が増え、その後も働き続ける人が多い。背景にあるのは、年金受給年齢の先延ばしや労働力の不足。国が
道は10日、新型コロナウイルスの感染状況を発表した。9月30日~10月6日の道内定点医療機関(223カ所)の1医療機関当たりの感染者数は4・22人となり、前週から0・13人減少した。感染者数が前週を下回るのは6週連続。 定点医療機関から報告のあった同期間の新規感染者数は941人だった。
苫小牧和光中学校吹奏楽部は14日、苫小牧市文化会館で定期演奏会を開く。本番を間近に控えた8日は部員56人が全体練習に臨み、曲のテンポや強弱などを細かく確認した。畠山花音部長(15)は「学年の壁を越えて、意見を素直に伝えられるほど、部員の仲が良いのが強み。一つ一つの音を大切に、悔いなく演奏したい」と
苫小牧市博物館友の会は27日午後1時から、北海道博物館学芸員、右代啓視(うしろ・ひろし)さんの講演会「人類活動史と環境史を考える―人と自然相互の歴史・文化に賢明な利用はあったか?」を市美術博物館研修室で開く。会員のほか、一般も無料で聴講できる。 右代さんは北海道考古学会会長でもあり、北東ア
白老町の大塩英男町長は北洋大学(苫小牧市錦西町)への移転方針が示された北海道栄高校(白老町緑丘)について、町内にとどまることを強く求める要望書を同大学、同高校を運営する学校法人京都育英館(京都市)に17日に出向いて提出する。10日の白老町議会定例会10月会議の行政報告で発表した。議案審議では安藤尚
白老町の北海道栄高校が苫小牧市の北洋大学に移転する方針が示されたことについて、町内から子どもを通わせている保護者に不安や不満が広がっている。9月17日に同高校で保護者説明会が行われてから3週間以上たつが、本紙の取材で、同説明会に出席できなかった保護者には、文書や口頭で報告や説明がいまだにないことが
白老町在住のアイヌ民族文化伝承者、宇梶静江さん(91)が主演の映画「大地よ アイヌとして生きる」の上映会が13、20日、各日午後2時から、町本町のしらおい創造空間「蔵」で開かれる。 白老文化観光推進実行委員会などが、芸術祭「白老文化芸術共創―ルーツ&アーツしらおい2024」の一環で主催する
厚真町教育委員会は、電子機器を用意して指導者を招き、子どもたちが機器を活用してやりたいことに挑戦できる初めての取り組み、「厚真デジタルスクール」を町内の施設で展開している。デジタル技術が進展する中、子どもたちがパソコンやタブレットに向かい、人工知能(AI)やIT(情報通信)の知識を楽しみながら学ん
白老モシリは22日午前10時から、ウヨロ川河川敷で川のイオル「川漁体験」を開催する。 アイヌ民族の伝統的な川漁の道具マレク(もり)やラウォマプ(やな)を使った漁法とサケの解体を体験する。参加費100円(材料費)、定員10人。午後0時半終了予定。各自で軍手や長靴を持参する。 申し込み
安平町は11月4日まで、町内に移住して起業を目指す人を発掘するプログラム「Fanfare(ファンファーレ)あびら起業家カレッジ」の受講者を募集している。 同カレッジは、「起業創業」と「移住」を連動させた事業として、2021年度に始まった。これまで約30人が受講し、4件が採択され、飲食店の経
苫小牧市内を拠点に活動する高校生シンガー高見このはさん(16)が企画・主催する音楽とダンスのイベント「紡(つむぎ)」が13日午後1時から、市文化交流センターで開かれる。市内外のアーティストら8組が出演し、多彩なステージを繰り広げる。 このはさんがこれまでの音楽活動で出会った人たちを中心に出
苫小牧市は9日、社会奉仕の一環で日新町にある「いとい北保育園」の清掃事業を行ったとして、北海道ビルメンテナンス協会苫小牧地区協議会に感謝状を贈った。 同協会は9月17日、同園の窓ガラスをきれいにした。同協会に加盟する10社25人が作業に当たり、高さ3メートルほどある普段手の届かないような箇