苫東中2年生 礼儀作法を学ぶ 野口観光ホテルプロフェッショナル学院 学生ら5人を講師にマナー講座

苫東中2年生 礼儀作法を学ぶ 野口観光ホテルプロフェッショナル学院 学生ら5人を講師にマナー講座
学生(右)から名刺交換の指導を受ける生徒

 苫小牧東中学校(大橋祐之校長)は7日、苫小牧市双葉町の野口観光ホテルプロフェッショナル学院から学生ら5人を講師に迎え、マナー講座を校内で開いた。2年生87人が、社会人としての礼儀作法を学んだ。

   地元企業などでの職場見学に向けて失礼なく相手に対応できるよう、一般社団法人苫小牧タウンマネジメント(藤淳一代表)の協力を得て実施した。

   同学院の統括局長宝福仁志さんと学生4人が来校し、ホテルでの接客対応を披露。「おじぎの角度は30度」「名刺を渡す時は、話し終わってから」などと解説し、生徒たちは真剣にメモを取った。その後は指導を受けながら、クラスメートを相手に名刺を渡したり、おじぎをしたりする練習をした。

   宝福さんは「若さと元気さは皆さんの最大の武器。笑顔を忘れず職場見学を楽しんで」とエールを送った。

   大宮夢結さん(14)は「名刺交換の手順で頭が混乱したけど、何とかできた。職場見学では幼稚園に行くので、運営の裏側を知ることができれば」と話した。