取扱貨物量減少も 地方港湾で1位に 白老港湾振興会総会
- 2024年4月18日
白老港湾振興会は2024年度定時総会を16日、白老町のしらおい経済センターで開いた。関係者や来賓ら20人が出席し、船会社や物流企業に白老港の利用促進を働き掛けるポートセールス、クルーズ船の誘致など、今年度の事業計画を決めた。 現時点の白老港取扱貨物量は、道内の地方港湾23港で17年連続1位
白老港湾振興会は2024年度定時総会を16日、白老町のしらおい経済センターで開いた。関係者や来賓ら20人が出席し、船会社や物流企業に白老港の利用促進を働き掛けるポートセールス、クルーズ船の誘致など、今年度の事業計画を決めた。 現時点の白老港取扱貨物量は、道内の地方港湾23港で17年連続1位
白老町立国民健康保険病院に3月に着任した西村光滋内科医長(56)は16日、昨年12月に出版した自著「地域医療総合医のカルテ」2冊を町教育委員会に寄贈した。西村氏は「白老で地域医療に取り組む思いを皆さまに伝えられたら」と語る。寄贈書は町立図書館で1冊を保管し、もう1冊を今月中に貸し出しを始める。
安平町は、空知管内新十津川町のふるさと公園イベント広場で6月22日に開かれる野外音楽フェス「SORAON2024」(同実行委員会など主催)の招待券を希望者50人(先着)に無料で配布する。 会場までの交通費や駐車場代などは自己負担。1組4人までで、応募フォーム(http://www.
厚真町交通安全協会は17日、2024年度定期総会を町総合福祉センターで開いた。役員や来賓など13人が出席。今年度事業計画を決めたほか、任期満了による役員改選で大浦眞則会長が退任して理事となり、新会長に高田芳和副会長が就任した。 事業計画の審議では、重点目標を「交通死亡事故の抑止」とし、年間
安平町出身、在住の和太鼓奏者田村幸崇さん(34)が代表を務める「Waraku Art Music(ワラクアートミュージック)」は5月5日午後2時から、和太鼓チーム「白鼓」のコンサートを同町追分公民館で開く。田村さんがプロデュースしたチームで初の凱旋(がいせん)コンサート。田村さんは「安平町に根付き
白老町陣屋町の仙台藩白老元陣屋資料館は、館内の展示資料を解説するガイド育成のための「解説書」の改訂第2版を100部発行した。改訂は約30年ぶりで、武永館長は「北海道遺産に選定されたことや白老東高生による館内ガイド誕生で、分かりやすい内容に改める機運が高まった」と語る。 解説書は、同館ボラン
白老町の一般社団法人白老モシリは、5月18日午前10時から町森野地区で開催する「山のイオル体験・野外学習」の参加者を募集している。 アイヌ文化ゆかりの植物が約40種類植えられている森野野草園で植物を観察し、解説を聞く。山菜を使った料理の試食、キビの種まきでアイヌ民族の食文化についても学ぶ。
ゴールデンウイークを前に、白老町のポロト湖畔や周辺の森では、目を凝らさなくては見えないほど小さなミヤマスミレの花や、川のせせらぎに白いじゅうたんを敷くようにミズバショウが姿を現し始めた。見頃は大型連休になる見込みで、自然の中で彩り豊かな休日を過ごせそう。 地元の植生に詳しい町内の藪田勲さん
むかわ町は21日午前9時から、町田浦に開設する多機能型子育て支援施設のプレオープンイベントを行う。0~5歳の未就学児と保護者を対象に来場を呼び掛けている。 射的や卓球などのゲームのほか、ベビーマッサージ、クッキー作り、オリジナルキーホルダー作りなどを行う。一部は予約が必要。QRコードを読み
仙台藩白老元陣屋資料館は15日、同館周辺を町民有志らで清掃する「陣屋跡クリーン作戦」を行った。陸上自衛隊白老駐屯地の隊員や同館の職員、ボランティアなど計57人が参加し、雪解け後に現れたポイ捨てごみや枯れ枝を拾い集めた。 同館は今年10月、開館40周年を迎える。史跡を散策する町民や観光客が足
むかわ町は、公共交通に関する取り組み方針を定めた「町地域公共交通計画」を策定した。期間は今年度から28年度までの5年間。人口減少や鉄道利用者の減、バスの運行経費の増加など課題がある中、公共交通ネットワークの再構築、安定的な運行の維持を目指す。 計画の基本理念に「人と地域の心をつなぐ地域公共
白老町内のJR白老駅北広場で15日、春の訪れを告げる「SLポロト号」のシート外しが行われた。町や町教委、白老ライオンズクラブ、白老観光協会の関係者ら約20人が参加。冬期間SLを覆っていた巨大シートが外され、全長20メートルの黒光りする威風堂々とした蒸気機関車が姿を現した。 シートは毎年10
子どもの健全育成と親同士の交流に活動する「しらおい親と子の劇場」(三河和枝運営委員長)は14日、白老町緑丘福祉館で進級進学お祝い会を開いた。町内に通園、通学する園児、児童と保護者約25人が、長さ9メートルののり巻きを作り、一緒に味わって交流した。 同会は会員制の町民有志団体で、地域の保護者
大人の学びの場として全国各地に展開されている民間の社会教育プロジェクト「熱中小学校」の白老分校(毛笠史寛校長)が13日に開校し、2024年度の初回授業が白老町本町のしらおい創造空間「蔵」で開かれた。会場とオンラインを合わせ約20人が出席。国内外のトップアスリートや指導者の成長を支援するアサーティブ
白老町のNPO法人ウテカンパ(田村直美代表)は、21日午前11時から町虎杖浜の観音寺でベトナムをテーマとした会食交流会「だれでも食堂 チャムセチャムセ」を開く。 町在住の外国人357人(2月末現在)のうちベトナム国籍の町民は136人と最多で、全体の4割弱を占める。町内の企業や事業所で働く人
厚真町の厚南中学校(石崎和昌校長)は15日、毎年恒例の交通安全集会を開いた。町交通安全推進委員会の佐藤照美交通安全推進員(68)と上厚真駐在所の井下雄貴巡査部長(33)が、同校の1~3年生計41人に自転車を運転する際のルールを教えた。 佐藤推進員は生徒に動画を見せ、自転車は軽車両で、歩道は
全道各地で読み聞かせボランティアをしてきた松嶋珪子さん(86)が白老町内の活動拠点として町大町3に私設文庫「みみの館」を開館して4月で半年がたった。町民に親しまれる場になるよう、読み聞かせのほか、イベントも随時実施している。14日にはミニコンサート「音楽と絵本の調べ」を開き、町内外から訪れた約50
女子マラソンで1992年バルセロナ五輪銀メダル、96年アトランタ五輪銅メダルを獲得した有森裕子さんの名を冠にした「2024Arimori Cupマラソン大会」(実行委員会主催)が5月19日、むかわ町穂別で開かれる。今年で20回目の節目となり、町内外から参加者を募集している。締め切りは22日。
白老町は13日、町若草町の駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)西側スペースに設置し、冬期間閉鎖していた遊びのスペースを開放した。大型遊具などがあり、子どもらが歓声を上げて飛び跳ねたり滑ったり、よじ登ったりしている。 大型遊具は2基で、一つはエア遊具「ふわふわドーム」。高さ1・7メートルと同
白老町の魅力を再発見しやすくする相関図作りに取り組む同町の地域おこし協力隊員、山岸奈津子さん(43)は6日と12日、相関図の精度を高めるためのワークショップ(WS)を町内の2施設で計3回開いた。町民ら延べ12人が参加し、まちの歴史や地形、地域性について知っていることや考えを話した。 相関図
世界各地の先住民族の先住権とアイヌ民族の現状を考える講演会が20日午後1時から、白老町高砂町の白老生活館で開かれる。弁護士の市川守弘さんが「先住民族~アイヌの権利について」の演題で語る。 主催はアイヌ民族の生活文化継承に取り組む一般社団法人アイヌ力。 市川さんは1954年、東京生ま
むかわ町の穂別町民センターツツジホールで21日午後2時から、映画「アイヌの結婚式」の上映会(実行委員会主催)を開く。入場無料で、実行委は「制作から50年が経過した映画。貴重な映像を鑑賞してほしい」と来場を呼び掛けている。 映画は、1971年制作。上映時間は約30分間で、アイヌ古来の方法で行
春の全国交通安全運動(15日まで)の一環で、白老町交通安全町民運動推進委員会と町内の交通安全関係団体は12日、「旗の波」運動を旧社台小学校(町社台)前の国道36号沿いで行った。同町は死亡交通事故ゼロの最長記録更新を目前にしている。「交通事故死ゼロを目指す日」(10日)の啓発も兼ねて実施し、約50人
パークゴルフシーズン到来―。安平町の安平山パークゴルフ場(町追分豊栄)が12日にオープンし、愛好者が続々と訪れて力強いショットを放っていた。厚真町、むかわ町でも主なパークゴルフ場が今月下旬までに開かれ、胆振東部3町では11月ごろまでプレーを楽しめる。 安平山パークゴルフ場には、日本パークゴ
むかわ町は12日、穂別地区の公私連携保育所型認定こども園「さくら認定こども園」で保育士へのパワーハラスメント(パワハラ)があった恐れがあるなどとして、運営する宗教法人真光寺に対し、2023年9月と12月の2回、改善勧告を行い、事実確認を求めたことを明らかにした。同法人では第三者委員会を設置し、弁護
白老町のポロト自然休養林内の森を流れるウツナイ川上流部で、ナニワズが小さな黄色い花を咲かせた。春を代表する野の花の一つで、木漏れ日が揺れる地表近くで人知れずたたずむ。 ジンチョウゲ科の野草で、丈は15~50センチ。夏の終わりにつぼみを付けてそのまま越冬し、春の到来を待って咲く珍しい生態を持
昨年秋の叙勲で旭日双光章(社会福祉功労)を受章した白老町竹浦の堂前文男さん(74)を祝う会が11日、苫小牧市内のホテルで開かれた。関係者や来賓約100人が出席し、功績をたたえた。 堂前さんは北星学園大学文学部を卒業し、1974年4月に町内の社会福祉法人天寿会に生活指導員として勤め始めた。2
厚真町の映画プロデューサー、小町谷健彦さん(39)は、まちの記憶を動画で残そうと、町内の民家に残されている8ミリフィルムを集め、編集してまとめる地域映画の製作に取り組んでいる。2月に有志の団体「あつまフィルムコモンズ」を立ち上げ、町民が撮影した8ミリフィルムと団体のメンバーを募集している。
白老町で唯一、24時間営業をしている源泉かけ流し日帰り入浴施設「花の湯温泉」(町虎杖浜40、高橋直保社長)は、今夏までに施設名入り浴用フェースタオルを作る。創業以来のことで、「思い出の品にしたい」という観光客からの強い要望に応える。 同施設の温泉の泉質は、温泉ファンに虎杖浜、竹浦地域の温泉
白老東高校(大木康弘校長)で9日、新入生61人と2、3年生の対面式が行われ、上級生が和やかな雰囲気で新入生を歓迎した。九つある部活動や外局の代表者らが活動内容を紹介し、積極的な加入を呼び掛けた。 新年度最初の生徒会行事。3年の成田初音生徒会長(17)は「学校の雰囲気や部活の内容を知って学校