「おめでとうで終わってはいけない」 オンライン被爆証言会開く大学院生―日本被団協のノーベル平和賞
- 2024年11月25日
「1人でも多くに被爆者の話を聴いてほしい」。そんな思いでオンラインの被爆証言会を開催する若者がいる。一橋大大学院生の佐藤優さん(23)=東京都八王子市=は日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)のノーベル平和賞受賞決定に「おめでとうで終わってはいけない。核の脅威が高まっていることへの警鐘の意味もあ
「1人でも多くに被爆者の話を聴いてほしい」。そんな思いでオンラインの被爆証言会を開催する若者がいる。一橋大大学院生の佐藤優さん(23)=東京都八王子市=は日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)のノーベル平和賞受賞決定に「おめでとうで終わってはいけない。核の脅威が高まっていることへの警鐘の意味もあ
岡山県吉備中央町の浄水場で発がん性の恐れが指摘される有機フッ素化合物「PFAS」が国の基準を超えて検出されたことを受け、同町は25日、希望する住民を対象に血液検査を始めた。環境省によると、公費での検査は全国初。来月8日まで実施する。 対象は約800人。PFAS血中濃度と脂質、肝機能、貧血、甲
国内での前回の死刑執行から約2年4カ月が経過した。近年はほぼ毎年執行されており、2年を超える空白は異例だ。この間に死刑囚だった袴田巌さんの再審無罪が確定し、識者から死刑制度廃止を含めた見直しを求める声が上がる。 死刑は刑法で定められ、法相の命令を受けて絞首により執行される。刑事訴訟法は判決確
アフガニスタンで長年にわたり医療支援や用水路建設などに尽力した医師中村哲さん=当時(73)=が凶弾に倒れてから来月4日で5年となるのを前に、中村さんが生前住んでいた福岡県大牟田市で24日、追悼式が営まれた。 追悼式は中村さんが設立したNGO「ペシャワール会」(福岡市)の有志らが主催。参加者が
前苫小牧市環境衛生部ゼロカーボン推進室主査の田村一也氏(49)は23日、市内のホテルで記者会見を開き、岩倉博文前市長の辞職に伴う市長選(12月1日告示、同8日投開票)への出馬を表明した。田村氏は22日付で市職員を退職して会見に臨み、「すべての人が参画できる、希望を持てる苫小牧をつくっていく」と抱負
苫小牧市糸井のパン菓子製造三星は23日、クリスマスケーキの「ご試食特別販売会」を市内外の全24店舗で開いた。クリスマスケーキを一足早く、しかも1800円の安価で売り、用意したケーキが飛ぶように売れている。 クリスマス本番を前に今年のケーキの味を確かめてもらおうと、飾りやフルーツ、包装をシン
苫小牧市長選に出馬を表明している市議会議員の金沢俊氏(50)は22日、議員辞職届を藤田広美議長に提出し、同日付で受理された。 金沢氏は同日付で議員辞職した理由について「市長選までの日程が迫っているため」と述べた。 市議会は20日までに欠員が生じなかったため、市長選と同日程の補欠選挙
苫小牧港管理組合議会は22日、第3回定例会を開き、2023年度同組合各会計歳出歳入決算認定の議案1件、報告1件を承認した。 決算のうち一般会計は、歳入が53億3922万円、歳出が52億676万円で、次年度に1億3245万円を繰り越した。
苫小牧市航空機騒音対策協議会(丹羽秀則会長)は22日、今年度第3回協議会をJFEリサイクルプラザ苫小牧で開き、2024、25年度再編関連訓練移転等交付金事業案を承認した。 25年度同交付金は1億2300万円を見込み、市はテレビ光ケーブル化(植苗地区)、勇の原公園整備(沼ノ端地区)、消火栓整
苫小牧市議会の議会運営委員会(神山哲太郎委員長)は22日、26日に開会する第9回定例会の会期を29日までの4日間と決めた。 岩倉博文前市長の辞職に伴う市長選を受け、例年12月に開く本会議を前倒しし、一般質問は行わず、会期も短縮した。4常任委員会は27日、2特別委員会は28日、議会改革検討会
今月3日に行われた中央競馬のアルゼンチン共和国杯(東京競馬場、G2)で重賞3勝目を手にした白毛馬ハヤヤッコ(牡8歳)が、暮れの大一番、有馬記念(12月22日中山競馬場、G1)への参戦を視野に入れている。 16頭が出走した同杯では10番人気。最後方にいたハヤヤッコは58・5キロのトップハンデ
前苫小牧市環境衛生部ゼロカーボン推進室主査の田村一也氏(49)は23日、市内のホテルで記者会見を開き、岩倉博文前市長の辞職に伴う市長選(12月1日告示、同8日投開票)への出馬を表明した。田村氏は22日付で市職員を退職して会見に臨み、「全ての人が参画できる、希望を持てる苫小牧をつくっていく」と抱負を
苫小牧市のぞみ町の建設会社藤澤工業(藤澤洋社長)は、特殊発泡スチロール製の可搬式サウナを「防災シェルター」として活用するための実証試験に取り組んでいる。市の2024年度イノベーション活性化事業の採択事業で、各種データ収集や利用者アンケートなどを重ね、来年3月までに防災シェルターとしての有効性を見極
苫小牧市は、2025年度中に市内小学校の保健室にエアコンを導入する方針を固めた。夏場の熱中症対策などとして、24年度一般会計補正予算案に設置費約5300万円を計上し、26日開会予定の定例市議会に提案する。 市は24年度から、小中学校の普通教室や保健室にスポットクーラーを導入。保健室にはより
苫小牧ウトナイ小学校(手塚敏校長)の教員が不登校対策や適切な学習環境提供についてまとめた論文が、日本教育公務員弘済会北海道支部が募集する2024年度教育研究論文の学校研究部門で最高賞の特選に選ばれた。市内からの特選受賞は、記録が残る18年度以降初めて。 論文テーマは「誰一人取り残されない、
苫小牧市や厚真町、千歳市などの日本習字10教室に通う生徒の合同作品展「児童展」が24日まで、苫小牧市民活動センターで開かれている。毛筆や硬筆で書いた4歳から高校生までの作品415点がずらりと並ぶ。 展示の目玉は、来年の干支(えと)の「巳」の文字とカレンダーを組み合わせた作品190点。顔彩や
苫小牧市樽前のオートリゾート苫小牧アルテンは23日、臨時休業していた温浴施設「ゆのみの湯」の営業を再開した。浴場利用は可能となったが、レストラン「湯待夢(ゆーたいむ)」については当面、休業を続ける。 再生可能エネルギー由来の水素のサプライチェーン(供給網)構築に向けた実証事業の一環で、施設
苫小牧署は23日、苫小牧市美園町の会社員の男(57)を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕した。 逮捕容疑は、同日午前1時15分ごろ、同市双葉町2付近の道路で酒気を帯びた状態で軽乗用車を運転した疑い。 同署によると、現場にいた署員が車を止め呼気検査を行ったところ、基準値を超
22日午後1時50分ごろ、苫小牧市美沢の新千歳空港敷地内で、車を運転していた千歳空港建設事業所の職員がヒグマのふんを発見し、苫小牧署に通報した。 同署によると、同空港国際線ターミナルから南に1・6キロの地点。同署や市などがヒグマのものと判断し、付近の警戒を行った。
道路建設(本社札幌市)は19日、苫小牧工業高校土木科の2年生38人を対象に出前授業を行った。同社の千葉佑介取締役工事部長ら8人が同校を訪れ、IT(情報技術)を活用した土木工事の概況や電線類地中化の新技術、土木業界で進むDX(デジタルトランスフォーメーション)について説明した。 道路上から電
苫小牧市スポーツ協会は19日、2025年度以降の人件費と指定管理委託料の増額を求める要望活動を行った。同協会の桑村文昭会長ら5人が市役所を訪れ、市長職務代理者の木村淳副市長に要望書を提出した。 同協会の指定管理期間は28年度までの5カ年で、最低賃金引き上げや人事院勧告の改定により「現行の指
北陸銀行苫小牧支店の取引先法人でつくる「ほく親会」(会長・若林利和苫小牧ヤクルト販売社長)は18日、市内のホテルで講演会を開き、73人が出席した。千歳市で緑町診療所を運営する医療法人ミライエの理事長で、中小企業へのDX(デジタルトランスフォーメーション)支援を行うデジサポ取締役の稲熊良仁氏が「AI
苫小牧消費者協会(山内幸子会長)は18日、市民向けのLPガス講習会を市民活動センターで開いた。北海道LPガス協会業務課主任の小谷郁夫さんが「LPガスの特性・安全性・料金について」をテーマに講演し、参加者24人が耳を傾けた。 小谷さんは「個別の供給が可能で災害時の復旧が早い」とLPガスの有用
苫小牧市立中央図書館は30日午後1時半から、児童文学作家の升井純子さんと写真絵本作家の小寺卓矢さんによる講演会「『さくららら』ができるまでの2472日」を同館2階講堂で開く。制作秘話などを語り、講演後は販売とサイン会も行う。 升井さんは札幌市出身。「さくららら」は道内に広く分布するチシマザ
アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道(REH)のDF山田虎太郎、今勇輔、GK成澤優太の3選手が19日、苫小牧市元中野町のケアハウス陽だまりの樹を訪れ、入所者とゲーム大会などで交流した。 選手が同施設を訪れたのは昨年に続き2回目。70代から90代までの入所者約30人が参加した。
苫小牧市が市道駅前本通り沿いに設置する無料給水スポット(市表町)の今季の使用量は約8440リットルで、500ミリリットルペットボトルに換算すると1万6883本分となり、前年比539本増となった。 使用期間は4月23日~11月15日。最終日には冬季期間の水道凍結を防ぐため水抜きをした。
苫小牧市の新明町町内会(小林憲章会長)は17日、第24回文化祭を町総合福祉会館で開催した。地域住民が趣味を生かして制作した文化作品約300点を展示したほか、バンド演奏や大型絵本の読み聞かせを行い、来場者は思い思いに文化の薫りを味わった。 出品者の年齢は10~90代と幅広く、手芸や写真、イラ
苫小牧市立中央図書館はこのほど、館内の書棚を装飾してもらう催事「ブックディレクターになりませんか?」を開いた。市内外から9人が参加し、来館者が並んだ本に関心を持つよう、書棚を工夫して飾り付けた。 参加者は「お茶」「落語」「野鳥」など自分でテーマを決め、割り当てられた書棚に並べる本を館内から
むかわ町と北海道電力(札幌市)、トマトの生産販売などを手掛ける寅福(桧山管内上ノ国町)の3者は22日、むかわ町における太陽光利用型大規模植物工場事業の共同検討に関する連携型協定を締結した。締結式は町産業会館で行われ、竹中喜之町長、北電の鈴木博之常務、寅福の加藤夢人社長が協定書に署名した。今後は協定
白老町のアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)で23日、アイヌ民族ゆかりの動物のシルエットが浮かび上がる幻想的なイルミネーションの点灯が始まった。点灯式は22日、町内の保育園、幼稚園全5園の園児約60人が参加して実施。約8万3000球の発光ダイオード(LED)が一斉に点灯すると、歓声を上