• きょう営業最終日 日本最東端の東根室駅 愛好者ら別れ惜しむ
    きょう営業最終日 日本最東端の東根室駅 愛好者ら別れ惜しむ

       鉄道駅として日本で最も東にあるJR根室線の東根室駅(根室市)が14日、営業最終日を迎えた。地元住民や道外から訪れた鉄道ファンからは「ショックだ」「ありがとうの気持ちでいっぱい」などと別れを惜しむ声が聞かれた。 東根室駅は1961年、近くの高校への通学用に設置された無人駅。同線は終点の根室駅からい

    • 2025年3月14日
  • 謝罪の気持ち、忘れないで オウム事件遺族の願い 30年、活動に区切り
    謝罪の気持ち、忘れないで オウム事件遺族の願い 30年、活動に区切り

       「償いは二つある。法律を破った刑事罰と、被害者に対する賠償だ」。オウム真理教による目黒公証役場事務長拉致事件で亡くなった仮谷清志さん=当時(68)=の長男実さん(65)は、加害者に対し、謝罪の気持ちを持ち続けてほしいと望んできた。清志さんは1995年2月、清志さんの妹の居場所を聞きだそうとした教団

    • 2025年3月14日
  • 「月10万円投げ銭」と供述 容疑者、借金返さぬ女性に恨みか-警視庁
    「月10万円投げ銭」と供述 容疑者、借金返さぬ女性に恨みか-警視庁

       東京・高田馬場の路上で動画をライブ配信していた佐藤愛里さん(22)が刺殺された事件で、逮捕された職業不詳高野健一容疑者(42)が「多い時で月に10万円ほどの『投げ銭』(チップ)を送った」と供述していることが14日、捜査関係者への取材で分かった。 投げ銭のほかに、生活費などの名目で計200万円以

    • 2025年3月14日
  • 生活保護減額処分を取り消し 大阪 高裁で3例目、福岡は棄却
    生活保護減額処分を取り消し 大阪 高裁で3例目、福岡は棄却

       国が2013~15年に生活保護基準額を引き下げたのは違法だとして、京都市の受給者ら32人が減額処分の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決が13日、大阪高裁であった。佐藤哲治裁判長は「厚生労働相の判断には、最低限度の生活の具体化にかかる判断の過程に過誤がある」として、原告の請求を退けた一審京都地裁判決を

    • 2025年3月14日
  • 昨年のランサム被害、222件 警察庁 過去2番目の多さ
    昨年のランサム被害、222件 警察庁 過去2番目の多さ

       身代金目的でデータを暗号化するウイルス「ランサムウエア」について、昨年1年間に警察に申告があった被害は前年比25件増の222件だったことが13日、警察庁のまとめで分かった。統計を取り始めた2020年以降、2番目に多かった。 被害に遭った企業などへのアンケート結果によると、49・2%が復旧まで1

    • 2025年3月14日
  • ウラン蓄電池開発、充放電確認 世界初、将来は大容量化 原子力機構
    ウラン蓄電池開発、充放電確認 世界初、将来は大容量化 原子力機構

       日本原子力研究開発機構は13日、ウランの化学的な性質を利用した蓄電池を世界で初めて開発し、充放電の性能を確認したと発表した。試作品は手のひらに載る大きさで、起電力(電圧)は市販の乾電池に近い1・3㌾。将来は原発での発電に使えない劣化ウランを利用して大容量化し、原発や太陽光・風力発電の余剰電力をため

    • 2025年3月14日
  • 地下鉄テロ想定し訓練 サリン事件から30年 警察や消防、100人規模
    地下鉄テロ想定し訓練 サリン事件から30年 警察や消防、100人規模

       1995年3月の地下鉄サリン事件の発生から20日で30年となるのを前に、警視庁などは13日、東京都江東区にある東京メトロの研修施設でNBC(核・生物・化学)テロ対処訓練をした。訓練は走行中の地下鉄内で神経剤がまかれたとの想定で、実際の車両を使って危険物回収や乗客救助の手順などを確認した。防護服

    • 2025年3月14日
  • 東京科学大など 65歳時の男女調査 生活習慣病で健康寿命10年短く
    東京科学大など 65歳時の男女調査 生活習慣病で健康寿命10年短く

       生活習慣病や喫煙が65歳の健康寿命に与える影響を調べたところ、喫煙者で糖尿病などを持つ人は、いずれも該当しない同年代と比べて健康寿命が約10年短いとする研究結果を、東京科学大などの研究チームが14日までに発表した。男性は9・7年、女性では10・1年それぞれ短かった。 健康寿命は、健康上の問題で日

    • 2025年3月14日
  • SNS起因の子ども被害1486人 警察庁 不同意性交3倍に
    SNS起因の子ども被害1486人 警察庁 不同意性交3倍に

       昨年1年間にSNSで知り合った相手から性犯罪などに遭った18歳未満の子どもは前年比10・8%減の1486人だったことが13日、警察庁のまとめで分かった。過去10年で最少で、減少は5年連続。一方、不同意性交事件の被害者は前年の3倍に増えた。 最多は、性的な写真を送信させられるなどの児童ポルノ事案で

    • 2025年3月14日
  • 337万人が利用経験 オンラインカジノ初調査 違法認識「なし」4割 警察庁
    337万人が利用経験 オンラインカジノ初調査 違法認識「なし」4割 警察庁

       海外オンラインカジノの利用経験者が約337万人おり、賭け金が年間約1・2兆円に上ることが13日、警察庁の推計で分かった。約4割が違法性を認識していなかったことも判明。同庁は、オンラインカジノでの賭博がまん延しているとして、啓発活動を進める。 オンラインカジノを巡っては依存症などの問題が指摘され

    • 2025年3月13日
  • 父親に執行猶予付き判決 ススキノ遺体切断 札幌地裁
    父親に執行猶予付き判決 ススキノ遺体切断 札幌地裁

       札幌市の繁華街ススキノのホテルで2023年7月、男性会社員=当時(62)=が殺害され、頭部を切断された事件で、道具を調達するなどしたとして殺人ほう助などの罪に問われた医師田村修被告(61)の裁判員裁判の判決が12日、札幌地裁であった。渡辺史朗裁判長は起訴された四つの罪のうち殺人などのほう助は成立し

    • 2025年3月13日
  • 高橋シズヱさんら、法相と面会 オウム賠償、早期解決を要望
    高橋シズヱさんら、法相と面会 オウム賠償、早期解決を要望

       オウム真理教による一連の事件の遺族らは12日、東京・霞が関で鈴木馨祐法相や田野尻猛公安調査庁長官と面会し、教団の後継団体「Aleph(アレフ)」が被害者らに負う賠償問題の早期解決などを求めた要望書を提出した。1995年3月の地下鉄サリン事件で夫を亡くした高橋シズヱさん(78)は、面会後に記者会見し

    • 2025年3月13日
  • 動画配信「投げ銭」で収益 ファンが応援 推し活感覚
    動画配信「投げ銭」で収益 ファンが応援 推し活感覚

       東京・高田馬場の路上で刺され、死亡した佐藤愛里さん(22)は、動画配信で生計を立てていた。アプリを使って動画を配信する人は「ライバー」とも呼ばれ、楽器演奏やランニングなど、特技や趣味に関して発信する人が多い。ファンの視聴者からチップとして送られる「投げ銭」を収入の柱にする配信者もいる。 長野県

    • 2025年3月13日
  • 合法装い、日本を「標的」 芸能人が広告塔、違法性周知課題
    合法装い、日本を「標的」 芸能人が広告塔、違法性周知課題

       海外のオンラインカジノ事業者は日本語のサイトを通じ、日本での客層を広げてきた。違法性を明記しなかったり、芸能人を広告塔に、金銭を賭けない「無料版」から誘導したりする手法が取られているとされる。 警察庁の調査によると、日本から利用できる40の海外カジノサイトのうち、「ベラジョンカジノ」や「遊雅堂

    • 2025年3月13日
  • 事件当日「配信見ながら上京」 高田馬場女性刺殺 逮捕の男、移動中に居場所把握か 警視庁
    事件当日「配信見ながら上京」 高田馬場女性刺殺 逮捕の男、移動中に居場所把握か 警視庁

       東京・高田馬場の路上で動画をライブ配信していた佐藤愛里さん(22)が刺され、死亡した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された職業不詳高野健一容疑者(42)が事件当日の朝、栃木県小山市の自宅を出発して電車に乗り、「佐藤さんの生配信を見ながら上京した」と供述していることが13日、警視庁捜査1課への取材で分かっ

    • 2025年3月13日
  • 医師の差し戻し審、再び無罪 患者にわいせつ「幻覚の可能性」 東京高裁
    医師の差し戻し審、再び無罪 患者にわいせつ「幻覚の可能性」 東京高裁

       東京都足立区の病院で2016年、手術直後の女性患者の胸をなめたとして準強制わいせつ罪に問われた医師関根進さん(49)の差し戻し控訴審判決が12日、東京高裁であった。斉藤啓昭裁判長は「女性が幻覚を見た可能性が否定できない」と述べ、無罪とした一審東京地裁判決を支持し、検察側控訴を棄却した。 一審は、

    • 2025年3月13日
  • 石川一雄さん死去、86歳 狭山事件で再審請求中
    石川一雄さん死去、86歳 狭山事件で再審請求中

       埼玉県狭山市で1963年、高校1年の女子生徒=当時(16)=が殺害された「狭山事件」で強盗殺人罪などに問われ、無期懲役確定後に仮釈放された石川一雄さんが11日夜、同市内の病院で死去したことが関係者への取材で分かった。86歳だった。冤罪(えんざい)を訴え、東京高裁で再審請求の審理が行われていた。 

    • 2025年3月13日
  • 衝突墜落の海自ヘリ2機を引き揚げ 米海軍協力で 複数遺体も発見
    衝突墜落の海自ヘリ2機を引き揚げ 米海軍協力で 複数遺体も発見

       伊豆諸島の鳥島沖で昨年4月、海上自衛隊の哨戒ヘリコプター「SH60K」同士が衝突、墜落した事故で、海自は12日、海底に沈んだ2機の機体主要部を引き揚げたと発表した。事故では乗員8人全員が殉職し、うち7人が見つかっていないが、機内や周辺から複数の遺体が発見されたという。海自は身元特定を進める。 機

    • 2025年3月13日
  • 震災の教訓胸に黙とう 発生時刻に合わせ 「今も忘れられず」
    震災の教訓胸に黙とう 発生時刻に合わせ 「今も忘れられず」

       東日本大震災の発生から14年となった11日、各地の被災地では犠牲者への追悼の祈りがささげられた。多くの人の生活が一変した「あの日」。遺族らは発生時刻の午後2時46分に合わせ、家族や友人をしのぶとともに、震災の教訓を次代に伝える思いを新たにした。岩手県大船渡市の伝承施設「大船渡市防災学習館」では、慰

    • 2025年3月12日
  •  「警鐘鳴らしたい」 津波にのまれ生還 伝承館館長の及川さん 宮城・気仙沼
     「警鐘鳴らしたい」 津波にのまれ生還 伝承館館長の及川さん 宮城・気仙沼

       2019年3月の開館以来、東日本大震災による被害の実相を伝え続ける宮城県気仙沼市の「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」の館長及川淳之助さん(70)は、津波にのまれながらも生還を果たした経験を持つ。津波の脅威を伝える展示物や、被害の爪痕を当時のまま残す気仙沼向洋高校の旧校舎と共に、及川さんは「津波被害

    • 2025年3月12日
  • ローマ字「ヘボン式」基本に 4月から答申案議論-文化審
    ローマ字「ヘボン式」基本に 4月から答申案議論-文化審

       ローマ字表記の見直しを検討している文化審議会の小委員会は11日、今期の審議を大筋で取りまとめた。ヘボン式を基本とするつづり方を採用し、長音は符号を付けて表すなどの方向性を示した。4月以降、答申案について議論を深める。 ローマ字表記の見直しは約70年ぶり。1954年の内閣告示は「ち」を「ti」と

    • 2025年3月12日
  • 新生活、ハトふんに要警戒 対策会社呼び掛け 内見時、周辺チェックを
    新生活、ハトふんに要警戒 対策会社呼び掛け 内見時、周辺チェックを

       進学や就職に伴う新生活に向け、新居選びを進める人も多いこの時期。間取りや家賃も大切だが、快適な生活を送るにはハトのふん害対策も欠かせない。帰巣本能が強く、気に入った場所には繰り返し戻って来るため、個人では手に負えなくなることも。鳥害対策会社は「物件を内見する際、ベランダや周辺環境をチェックして」と

    • 2025年3月12日
  • 動物園「ノースサファリ」閉園へ 札幌市内で施設無許可建築
    動物園「ノースサファリ」閉園へ 札幌市内で施設無許可建築

       動物園「ノースサファリサッポロ」(札幌市)を運営する「サクセス観光」は11日までに、同園を9月末までに閉園するとホームページ(HP)で発表した。同園の施設は、原則として開発が制限される市街化調整区域に無許可で建築されており、札幌市は都市計画法に基づく除却命令の発令を視野に入れていた。同社は「法令上

    • 2025年3月12日
  • 遺体に数十カ所の傷、強い殺意か 動画配信中の女性刺され死亡 逮捕の男「告知見て上京」 警視庁
    遺体に数十カ所の傷、強い殺意か 動画配信中の女性刺され死亡 逮捕の男「告知見て上京」 警視庁

       東京都新宿区高田馬場の駅前の路上で動画をライブ配信中の女性を刃物で刺したとして、警視庁は11日、殺人未遂容疑で、栃木県小山市小山、職業不詳高野健一容疑者(42)を現行犯逮捕した。同庁によると、女性は多摩市豊ケ丘、職業不詳佐藤愛里さん(22)で、搬送先の病院で死亡した。同容疑者は「殺そうとは思ってい

    • 2025年3月12日
  • 「金返してもらえず、襲撃決意」 逮捕の男、死亡女性とトラブル相談も
    「金返してもらえず、襲撃決意」 逮捕の男、死亡女性とトラブル相談も

       東京・高田馬場の路上で動画をライブ配信していた佐藤愛里さん(22)が刺され、死亡した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された職業不詳高野健一容疑者(42)が「佐藤さんに金を貸したが返してもらえず、襲撃を決意した」という趣旨の供述をしていることが12日、警視庁捜査1課への取材で分かった。 同容疑者は昨年1

    • 2025年3月12日
  • 正田巌さん死去、93歳 上皇后さまの兄 元日銀監事
    正田巌さん死去、93歳 上皇后さまの兄 元日銀監事

       上皇后さまの兄で、元日銀監事の正田巌(しょうだ・いわお)さんが5日、死去した。93歳だった。葬儀は近親者のみで執り行った。 宮内庁が11日発表した。巌さんは日清製粉名誉会長相談役だった正田英三郎さん、富美子さん夫妻の長男。1985年9月~94年9月、日銀監事を務めた。 巌さんの死去を受け、上皇

    • 2025年3月12日
  • 国内外情報ボックス
    国内外情報ボックス

       当時6~14歳の娘や養女に性的暴行を加え、撮影した動画をSNSのグループで共有したなどとして、愛知県警は11日までに、不同意性交や児童買春・ポルノ禁止法違反(所持)などの容疑で30~50代の男7人を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。 押収したハードディスクから計15万点以上の児童ポルノとみ

    • 2025年3月12日
  • LEDやキャンドル 追悼の光、各地で
    LEDやキャンドル 追悼の光、各地で

       東日本大震災から14年となった岩手、宮城、福島各県の被災地では11日夜、竹あかりやキャンドルがともされ、犠牲者を追悼する行事が行われた。 岩手県陸前高田市の高田松原津波復興祈念公園の防潮堤には、希望を象徴する「スイセン」の花が発光ダイオード(LED)で描かれた。 中学1年生の孫(13)と訪れた

    • 2025年3月12日
  • 2万7600人、なお避難 帰還諦める住民も 東日本大震災14年
    2万7600人、なお避難 帰還諦める住民も 東日本大震災14年

       東北地方沿岸部を中心に甚大な被害をもたらした東日本大震災は、11日で発生から14年を迎えた。復興庁によると、全国の避難者は2万7615人(2月1日現在)。東京電力福島第1原発事故の影響で、今も一部で避難指示が続く福島県では、故郷への帰還を諦める住民もいる。国の基本方針を定めた「第2期復興・創生期間」

    • 2025年3月11日
  • 金属くず買い取りで本人確認 政府 銅線盗対策で新法案
    金属くず買い取りで本人確認 政府 銅線盗対策で新法案

       政府は11日、太陽光発電施設から盗まれた銅線ケーブルなどの流通を防ぐため、金属盗対策法案を閣議決定した。金属くず買い取り業者に対し、取引時の本人確認を義務付けることなどを盛り込んだ。公布後、1年以内に施行する。 古物営業法は業者に取引時の本人確認を義務付けている。ただ、切断されたケーブルは金属く

    • 2025年3月11日