• 国内外情報ボックス
    国内外情報ボックス

       長崎県佐々町が発注した工事を巡り、入札の最低制限価格に近い金額を漏らしたとして、県警は8日、官製談合防止法違反などの疑いで、町長の古庄剛容疑者(77)を逮捕した。 また、公契約関係競売入札妨害の疑いで、会社員の山口情二容疑者(62)=佐々町、その知人で別の会社役員の木田栄三容疑者(53)=同=を

    • 2025年3月10日
  • 岐路に立つ「震災拾得物」 11市町が保管終了 場所確保に課題 東北3県
    岐路に立つ「震災拾得物」 11市町が保管終了 場所確保に課題 東北3県

       東日本大震災後、今も持ち主の元に戻っていない写真やランドセル、携帯電話などの「震災拾得物」が岐路に立っている。津波被害を受けた岩手、宮城、福島3県の沿岸37市町村のうち、11市町が保管を終了していることが、時事通信社の取材で分かった。発生からまもなく14年。3月での終了や検討中の自治体もあり、今後

    • 2025年3月8日
  • 避難指示解除もなお課題 脆弱な生活基盤 帰還者、住民票の1割 福島
    避難指示解除もなお課題 脆弱な生活基盤 帰還者、住民票の1割 福島

       東京電力福島第1原発事故後、周辺7市町村に出された避難指示のうち、優先的に除染などが進められた「特定復興再生拠点区域」(復興拠点)に対する同指示は2023年までに全て解除された。復興拠点では電気や水道などのインフラは整備された一方、病院や商店など日常生活を送るための生活基盤は脆弱(ぜいじゃく)なま

    • 2025年3月8日
  • 山林火災、避難指示を一部解除 6地区、発生後初
    山林火災、避難指示を一部解除 6地区、発生後初

       岩手県大船渡市の山林火災で、市は7日、避難指示を一部解除したと発表した。解除されたのは赤崎町の6地区で、415世帯957人が対象。火災発生後、避難指示が解除されるのは初めて。 市は解除の理由について「延焼の恐れがなくなった」と説明。解除区域を今後拡大するかは、ライフラインの影響などを見極めて検

    • 2025年3月8日
  • 「婚姻の平等にさらに前進」 原告ら、判決に歓喜
    「婚姻の平等にさらに前進」 原告ら、判決に歓喜

       同性婚を認めない民法などの規定を違憲と判断した7日の名古屋高裁判決を受け、原告らは「婚姻の平等にさらに前進した」などと喜びをあらわにした。午前11時すぎ、裁判長が違憲判断を示した判決を読み上げると、原告の鷹見彰一さん(仮名、30代)はかみしめるように何度もうなずきながら聞き入った。閉廷すると廷内に

    • 2025年3月8日
  • 「思い出の品」最後の返却会 福島・いわき 今月で事業終了
    「思い出の品」最後の返却会 福島・いわき 今月で事業終了

       東日本大震災での震災拾得物の返却事業を続けてきた福島県いわき市は、保管品の劣化や低調な返却実績を理由に3月で事業を終了する。1~2月に行った最後の展示会には約100人が足を運び、約40点が返却された。残された保管品は一部を除き、震災発生日に当たる11日に市内の寺院で犠牲者を供養した上で処分される予

    • 2025年3月8日
  • 地下鉄サリン事件「風化させるな」 捜査幹部が後輩に伝承-警視庁
    地下鉄サリン事件「風化させるな」 捜査幹部が後輩に伝承-警視庁

       オウム真理教による地下鉄サリン事件が20日で発生から30年を迎えるのに当たり、教団を巡る捜査に長年携わった警視庁の捜査幹部(60)は7日、麴町署で、後輩警察官らに事件を伝え、風化防止につなげるための講話をした。 捜査幹部はこれまでも、警察署や警察学校などで、若手警察官らに教団や事件に関する講話を

    • 2025年3月8日
  • 同性婚訴訟で「違憲」判断 高裁で4件連続 賠償請求は退ける 名古屋高裁
    同性婚訴訟で「違憲」判断 高裁で4件連続 賠償請求は退ける 名古屋高裁

       同性同士の結婚を認めない民法や戸籍法の規定は、婚姻の自由などを保障した憲法に違反するとして、愛知県の同性カップルが国に1人100万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が7日、名古屋高裁であった。片田信宏裁判長は規定について「合理的な根拠を欠く、性的指向による法的な差別取り扱い」と指摘し、法の下の平

    • 2025年3月8日
  • 国内外情報ボックス
    国内外情報ボックス

       特殊詐欺の被害金を持ち逃げした「受け子」の男を暴行したなどとして、警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は7日までに、逮捕監禁と傷害の疑いで、特殊詐欺グループメンバーで職業不詳山崎大輝容疑者(29)=東京都杉並区上高井戸=ら男4人を逮捕した。同容疑者は容疑を否認し、3人は大筋で認めているという。 逮捕容疑

    • 2025年3月8日
  • 東北新幹線、また連結外れる 「こまち」に原因か 昨年9月も JR東
    東北新幹線、また連結外れる 「こまち」に原因か 昨年9月も JR東

       連結部が分離し、緊急停車した「はやぶさ」(左)と「こまち」=6日午後、東京都荒川区 6日午前11時半ごろ、東北新幹線下り上野―大宮間を走行中の「はやぶさ・こまち21号」で車両連結部が分離し、緊急停車した。乗客計約640人にけがはなく、午後2時半ごろにそれぞれ大宮まで運転し、乗客を降ろした。 このた

    • 2025年3月7日
  • 「被害者踏みにじる冷酷さ」 3・11目前の無罪判断に 告訴団長が涙
    「被害者踏みにじる冷酷さ」 3・11目前の無罪判断に 告訴団長が涙

       「まるで納得していない」。原発事故で強制起訴された東京電力元副社長2人を無罪とした最高裁決定を受け、福島原発告訴団団長の武藤類子さん(71)は6日、時折涙を浮かべながら記者会見した。「最高裁の誇りと正義にいちるの望みを懸けたが、3月11日の目前にこのような判断を出されたのは被害者を踏みにじる冷酷さ

    • 2025年3月7日
  • 東電元副社長2人無罪確定へ 福島原発事故予見性を否定 指定弁護士の上告棄却 最高裁
    東電元副社長2人無罪確定へ 福島原発事故予見性を否定 指定弁護士の上告棄却 最高裁

       東京電力福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された元副社長の武黒一郎(78)、武藤栄(74)両被告について、最高裁第2小法廷(岡村和美裁判長)は5日付で、事故の予見可能性を否定して無罪とした一、二審判決を支持し、検察官役の指定弁護士の上告を棄却する決定をした。史上最悪の「レベル7」

    • 2025年3月7日
  • 言葉や在留資格、生活困難に 日本の外国人シングルマザー
    言葉や在留資格、生活困難に 日本の外国人シングルマザー

       複数の要因が絡み、日本での生活が特に困難な女性がいる。外国人のシングルマザーだ。言葉の壁や在留資格の問題が重くのしかかり、日本人のシングルマザーと比べ、貧困から抜け出すのが難しい場合も多い。8日の国際女性デーを前に、専門家は「国は、彼女たちが安心して日本に住み続けられる環境を整備してほしい」と訴え

    • 2025年3月7日
  • 福井中3殺害再審初公判 前川さん「私は無実」 名古屋高裁支部 7月18日判決
    福井中3殺害再審初公判 前川さん「私は無実」 名古屋高裁支部 7月18日判決

       福井女子中学生殺害事件の再審初公判を終え、記者会見する前川彰司さん=6日午後、金沢市 1986年に福井市で中学3年の女子生徒=当時(15)=が殺害された事件で、殺人罪が確定し服役した前川彰司さん(59)の裁判をやり直す再審初公判が6日、名古屋高裁金沢支部(増田啓祐裁判長)であり、前川さんは「私は無実

    • 2025年3月7日
  • 元原発作業員「責任感じた」 置き去りペットの保護続ける 福島・浪江
    元原発作業員「責任感じた」 置き去りペットの保護続ける 福島・浪江

       東京電力福島第1原発事故で置き去りにされ、野生化したペットの保護活動を続ける男性がいる。福島県浪江町の元原発作業員、赤間徹さん(62)。かつて原発で生計を立てていたことへの責任感から、町内の自宅や実家にシェルターを作り、里親探しなどに取り組んでいる。赤間さんは関東地方で就職後、地元に戻って東電の下

    • 2025年3月6日
  • 「北限のゆず」で目指す東北一 岩手・陸前高田 復興の象徴、「ささやかな幸せを」
    「北限のゆず」で目指す東北一 岩手・陸前高田 復興の象徴、「ささやかな幸せを」

       岩手県陸前高田市で、東日本大震災後に地元有志らで始めた、かんきつ類のユズを「北限のゆず」と銘打ってブランド化する取り組みが着実に成果を挙げている。「ユズを通じた交流が、ささやかな幸せにつながれば」。研究会を立ち上げ活動を続ける佐々木隆志さん(65)は、津波をかぶっても実を付けたことから復興の象徴にも

    • 2025年3月6日
  • 山林火災、市の9%焼失 雨「延焼食い止める効果」 岩手県大船渡市
    山林火災、市の9%焼失 雨「延焼食い止める効果」 岩手県大船渡市

       岩手県大船渡市の山林火災は5日も延焼が続き、焼失面積は前日から300㌶拡大し、市面積の約9%に当たる約2900㌶となった。同市では発生以降初めて雨が降っており、盛岡地方気象台によると、同市を含む同県沿岸南部の6日正午までの24時間予想雨量は多い所で40㍉。市は雨が火災に及ぼす影響について、上空から

    • 2025年3月6日
  • 女性服にもポケットを 名刺しまえず「仕事に不便」 メーカーに変化の兆しも
    女性服にもポケットを 名刺しまえず「仕事に不便」 メーカーに変化の兆しも

       女性用のジャケットやズボン、スカートにはポケットがないものや、あっても浅いタイプが多い。名刺をしまえず、仕事に不便との声も相次ぐ。ただ近年は、ポケット付きの女性服を増やすメーカーもあり、変化の兆しも出ている。名刺やハンカチはバッグに入れるしかなかった―。会社員の卜沢彩子さん(37)は3年前、就職し

    • 2025年3月6日
  • フジツボ殺さず防ぐ 新化合物 船底塗料応用も 北大など研究チーム
    フジツボ殺さず防ぐ 新化合物 船底塗料応用も 北大など研究チーム

       船底に付着するフジツボ(電力中央研究所の野方靖行上席研究員提供) 北海道大の梅沢大樹准教授と電力中央研究所の野方靖行上席研究員らの研究チームは6日までに、フジツボが船底に付着するのを防ぐ新たな化合物を開発した。毒性が低いのが特長で、船の燃費を保ちつつ、海洋環境にも優しい船底塗料への応用が期待される

    • 2025年3月6日
  • 伊方原発 運転差し止め認めず 具体的危険「生じていると言えない」 広島地裁
    伊方原発 運転差し止め認めず 具体的危険「生じていると言えない」 広島地裁

       四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の安全性に問題があるとして、広島県などの住民ら337人が同社に運転差し止めを求めた集団訴訟の判決で、広島地裁は5日、住民側の請求を棄却した。大浜寿美裁判長は「原告らの生命、身体、健康などを侵害する具体的危険が生じているとは言えない」と述べた。住民側は控訴する方

    • 2025年3月6日
  • 米国と協調して解決要求を 拉致問題で蓮池薫さん講演-静岡
    米国と協調して解決要求を 拉致問題で蓮池薫さん講演-静岡

       拉致問題について講演する蓮池薫さん=5日午後、静岡県島田市 北朝鮮の拉致被害者の蓮池薫さん(67)は5日、静岡県島田市で開かれた内外情勢調査会で講演した。「(拉致問題は)解決していない」とした上で、日本は米国と協調し、被害者と家族が会えるように北朝鮮に求める必要があると訴えた。 蓮池さんは8人の拉

    • 2025年3月6日
  • エステ店で「美人局」指南か 元私人逮捕系ユーチューバーら逮捕 警視庁
    エステ店で「美人局」指南か 元私人逮捕系ユーチューバーら逮捕 警視庁

       男性用エステ店の客に「女の子が嫌がる行為をしたら罰金」と誓約させた上で、従業員に性的サービスを持ち掛けさせる「美人局(つつもたせ)」の手口で現金を脅し取ったとして、警視庁暴力団対策課は5日、恐喝容疑で、元私人逮捕系ユーチューバー、今野蓮容疑者(31)=東京都新宿区西新宿=と大学生の男(20)=茨城

    • 2025年3月6日
  • 平和願い、未来につなぐ 新たな史料も「まだ残せる」 東京大空襲80年
    平和願い、未来につなぐ 新たな史料も「まだ残せる」 東京大空襲80年

       米軍機が投下した大量の焼夷(しょうい)弾により、一晩に約10万人が犠牲になったとされる東京大空襲から10日で80年となる。直接体験した世代が少なくなる一方、最近になって新たに史料が見つかるケースも。平和を願って過去の惨禍を未来に伝えようと、さまざまな動きが広がっている。東京都江東区の「東京大空襲

    • 2025年3月5日
  • 漁師への夢追い移住 17歳原さん 「絶対福島でやりたい」
    漁師への夢追い移住 17歳原さん 「絶対福島でやりたい」

       東京電力福島第1原発事故後、沿岸漁業の本格操業に向けた移行期間中の福島県で、東京から移住し漁師になった17歳がいる。「絶対に福島で」。風評被害などの不安もあるが、魚釣りの楽しさを教えてもらった地で、修業の日々を送っている。新人漁師の原瑛貴さんは小学生の頃、同県を訪れた際に父親の知人から釣りの楽し

    • 2025年3月5日
  • 山林火災、2600㌶に 発生1週間 平成以降最大、長引く避難 岩手・大船渡
    山林火災、2600㌶に 発生1週間 平成以降最大、長引く避難 岩手・大船渡

       岩手県大船渡市の山林火災は5日で発生から1週間となる。焼失面積は約2600㌶に拡大し、平成以降で最大となった。1896世帯4596人を対象とした避難指示も継続。懸命の消火作業が続くが、長引く避難生活に住民からは「疲労困憊(こんぱい)だ」などの声も漏れる。 市などによると、火災は2月26日午後1

    • 2025年3月5日
  • 高校入試目前、中3に学習会 山林火災で休校
    高校入試目前、中3に学習会 山林火災で休校

       岩手県立高校の一般入試が5日から始まるのを前に、山林火災の影響で休校が続く同県大船渡市立東朋中が、3年生を対象とした学習会を実施している。生徒らは慣れない環境に戸惑いつつ、友人たちと一緒に受験勉強に励んだ。東朋中は避難指示の対象区域にあり、山林火災発生翌日の先月27日から休校が続いている。今月3日

    • 2025年3月5日
  • 高校無償化 歓迎と不満の声 「選択肢広がる」「義務教育優先を」 保護者や学校関係者
    高校無償化 歓迎と不満の声 「選択肢広がる」「義務教育優先を」 保護者や学校関係者

       就学支援金の所得制限撤廃などを盛り込んだ2025年度予算案が4日、衆院を通過し、成立の見通しとなった。与野党が合意した26年度からの高校授業料の無償化について、保護者や学校関係者からは歓迎の声が上がる一方、地域性や専門性に伴う不公平感を訴える声も聞かれた。 中学生の息子を持つ神奈川県の女性は「

    • 2025年3月5日
  • 旧統一教会に過料命じる 抗告棄却裁判が終結 解散命令請求に影響か 最高裁
    旧統一教会に過料命じる 抗告棄却裁判が終結 解散命令請求に影響か 最高裁

       世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が、解散命令請求に向けた文部科学省の質問に一部回答を拒んだとして、同省が行政罰の過料を科すよう求めた裁判で、最高裁第1小法廷(中村慎裁判長)は教団側の抗告を棄却する決定をした。3日付。田中富広会長に過料10万円の支払いを命じる決定が東京地裁と東京高裁で出ており、こ

    • 2025年3月5日
  • 東北新幹線 「E10系」開発へ 2030年度に営業開始-JR東
    東北新幹線 「E10系」開発へ 2030年度に営業開始-JR東

       JR東日本は4日、東北新幹線の次期車両「E10系」の開発に着手すると発表した。現行の「E2系」「E5系」の後継で、量産化に向けた先行編成を2027年秋に完成させ、30年度の営業運転開始を目指す。 外観は、上部が明るい緑色で、下部が濃い緑色。東北地方の山々をイメージしたという。最高速度はE5系と同

    • 2025年3月5日
  • 続く延焼 風や地形が影響 腐葉土乾燥も一因か
    続く延焼 風や地形が影響 腐葉土乾燥も一因か

       発生7日目も延焼が続き、平成以降最大規模となった岩手県大船渡市の山林火災。専門家は、断続的に吹き続けた風や険しい地形、乾燥した腐葉土が拡大の一因とみている。 同市では火災が発生した2月26日に最大瞬間風速18・1㍍を観測し、その後も強風が吹き続けた。山林火災に詳しい東北大流体科学研究所のサミュエ

    • 2025年3月5日