• 「間違っているところもあります」/木村被告、小さな声で否認
    「間違っているところもあります」/木村被告、小さな声で否認

       「間違っているところもあります」。4日、和歌山地裁で開かれた岸田文雄前首相襲撃事件の初公判。これまで黙秘を続けてきた木村隆二被告(25)は、裁判長から起訴内容について問われると、弁護人の方を見ながら、小さな声でそう答えた。 木村被告は午前10時40分ごろ、黒の上着とズボンを着用し、水色のサンダル

    • 2025年2月5日
  • 下水道管に水中ドローン/埼玉道路陥没 影響長期化、知事「痛恨の極み」
    下水道管に水中ドローン/埼玉道路陥没 影響長期化、知事「痛恨の極み」

       埼玉県八潮市の県道交差点で道路が陥没し、トラックが転落した事故は4日、発生から1週間となった。男性運転手(74)の救助活動が続けられているが、漏れ出した水などで難航。県は周辺12市町に対し同日午後2~5時の水の使用制限を呼び掛けたほか、現場の下水道管に水中ドローンを投入し、作業の進展に向けた対策の

    • 2025年2月5日
  • 飲酒機長2人を業務停止/日航は役員8人処分-国交省
    飲酒機長2人を業務停止/日航は役員8人処分-国交省

       日本航空の男性機長2人が社内規定を超える量の飲酒をし、乗務した便の出発が約3時間遅れた問題で、国土交通省は4日、機長を180日間、副機長を210日間の航空業務停止とする行政処分を出した。2人は既に日航を諭旨解雇されている。 一方、日航は同日、赤坂祐二会長と鳥取三津子社長を減給30%(2カ月)とし

    • 2025年2月5日
  • 日本海側中心に大雪続く/8日にかけ強い寒気-気象庁
    日本海側中心に大雪続く/8日にかけ強い寒気-気象庁

       日本列島は、5日も今冬一番の寒気が流れ込み、北海道や日本海側で大雪となる所があった。強い冬型の気圧配置は数日続く見込みで、気象庁などは8日にかけて北海道から西日本の日本海側を中心に大雪や暴風雪、高波に警戒し、不要不急の外出を控えるよう呼び掛けている。 24時間降雪量は、新潟県上越市で5日午前4時

    • 2025年2月5日
  • 木村被告、殺意を否認/岸田前首相襲撃で初公判 逮捕後は黙秘、動機解明焦点 和歌山地裁
    木村被告、殺意を否認/岸田前首相襲撃で初公判 逮捕後は黙秘、動機解明焦点 和歌山地裁

       和歌山市で2023年4月、岸田文雄首相(当時)の遊説中に爆発物が投げ込まれた事件で、殺人未遂などの罪に問われた木村隆二被告(25)の裁判員裁判の初公判が4日、和歌山地裁(福島恵子裁判長)で開かれ、木村被告は殺人未遂罪について「殺意はありません」と否認した。弁護側は傷害罪にとどまると主張した。 公

    • 2025年2月5日
  • 質店へ定期的に利息支払い/元行員、金塊回収が狙いか
    質店へ定期的に利息支払い/元行員、金塊回収が狙いか

       三菱UFJ銀行の貸金庫から顧客の資産が盗まれた事件で、逮捕された元行員今村由香理容疑者(46)が、盗んで質入れした金塊について、定期的に質店側に利息を払っていたことが5日、捜査関係者への取材で分かった。 警視庁捜査2課は、必要な時に回収して貸金庫内を原状回復できるよう、預けた金塊が質流れにならな

    • 2025年2月5日
  • 十勝地方で記録的大雪 気象庁 帯広、一晩で1㍍ 強い冬型へ
    十勝地方で記録的大雪 気象庁 帯広、一晩で1㍍ 強い冬型へ

       日本海の低気圧が発達しながら北海道に接近した影響で、北海道南東部では3日夜から4日朝にかけ、記録的な大雪となった。気象庁は十勝地方に大雪警報を発表。帯広市では4日午前5時までの6時間降雪量が85㌢、午前9時までの12時間降雪量が1㍍20㌢となった。午前8時までの12時間降雪量は十勝管内の芽室町でも

    • 2025年2月4日
  • 被選挙権巡り強い不満か/国賠訴訟、SNSに書き込み
    被選挙権巡り強い不満か/国賠訴訟、SNSに書き込み

       木村隆二被告は被選挙権を巡り国を相手取って訴訟を起こすなど、政治に強い不満を持っていたとみられる。捜査段階では黙秘を続けており、公判ではこうした不満が事件の動機につながったのかどうかの解明も焦点となる。 木村被告は2022年6月、自身が30歳に達しておらず、供託金も用意できなかったことを理由に参

    • 2025年2月4日
  • 林真須美死刑囚が特別抗告/毒物カレー第2次再審請求
    林真須美死刑囚が特別抗告/毒物カレー第2次再審請求

       和歌山市で1998年に4人が死亡した毒物カレー事件の第2次再審請求で、殺人罪などで死刑が確定した林真須美死刑囚(63)側は3日までに、再審を認めない大阪高裁決定を不服として最高裁に特別抗告した。1月29日付。 林死刑囚側は「4人の死因はヒ素(亜ヒ酸)ではなく、青酸化合物だ」と再審を求めたが、高裁

    • 2025年2月4日
  • 運転手救出と早期復旧願う/地域住民ら、疲労も
    運転手救出と早期復旧願う/地域住民ら、疲労も

       埼玉県八潮市の道路陥没事故は、4日で発生から1週間。現場内部で湧き出る水の影響で一進一退の救出活動が続く中、節水を求められている周辺住民らは3日、転落したトラック運転手(74)の救出を祈るとともに、道路や水道の早期復旧を願った。 重機の音が響く現場ではヘルメットをかぶった男性らが一様に険しい表情

    • 2025年2月4日
  • 埼玉道路陥没発生1週間 湧き出る水が作業妨げ/運転手の救助難航
    埼玉道路陥没発生1週間 湧き出る水が作業妨げ/運転手の救助難航

       埼玉県八潮市の県道交差点で道路が陥没し、トラックが転落した事故で、県などは3日も男性運転手(74)の救出に向け、がれき撤去などの作業を続けた。事故は4日で発生から1週間となるが、内部で湧き出る水の影響で本格的な救助活動の見通しは立っていない。 現場からはトラックの荷台部分は引き上げられたが、運転

    • 2025年2月4日
  • 気象庁 1月は全国的に少雨/北、東日本は気温高く
    気象庁 1月は全国的に少雨/北、東日本は気温高く

       気象庁は3日、1月の天候まとめを発表した。冬型の気圧配置が長続きせず、低気圧の影響を受けにくかったため、全国的に少雨となった。降水量は東日本で平年比59%、沖縄・奄美地方で64%、西日本は47%にとどまった。北日本(北海道と東北)は87%と平年並み。降雪量も少なく、北日本で平年比65%、東日本で2

    • 2025年2月4日
  • 東京女子医大 元理事長を再逮捕/別工事で1・7億円不正支出容疑 警視庁
    東京女子医大 元理事長を再逮捕/別工事で1・7億円不正支出容疑 警視庁

       東京女子医大の新校舎建設を巡る背任事件で、同大付属病院「東医療センター」(現・足立医療センター)の移転に伴う新病棟建設工事でもアドバイザー報酬名目で計約1億7000万円を不正に支出したとして、警視庁捜査2課は3日、背任容疑で、同大元理事長の岩本絹子容疑者(78)を再逮捕した。認否は明らかにしていな

    • 2025年2月4日
  • 木村被告、殺意否認/岸田前首相襲撃で初公判 和歌山地裁
    木村被告、殺意否認/岸田前首相襲撃で初公判 和歌山地裁

       送検のため、和歌山県警和歌山西署を出る木村隆二被告(左)=2023年4月17日、和歌山市 和歌山市で2023年4月、岸田文雄首相(当時)の遊説中に爆発物が投げ込まれた事件で、殺人未遂などの罪に問われた木村隆二被告(25)の裁判員裁判の初公判が4日、和歌山地裁(福島恵子裁判長)で開かれ、木村被告は殺人

    • 2025年2月4日
  • 「1票格差」是正策の評価焦点/昨年衆院選巡り6日初判決 合憲か違憲か、2・06倍
    「1票格差」是正策の評価焦点/昨年衆院選巡り6日初判決 合憲か違憲か、2・06倍

       「1票の格差」が最大2・06倍だった昨年10月の衆院選は違憲だとして、弁護士らのグループが選挙無効を求めた計16件の訴訟で、最初の判決が6日、広島高裁岡山支部で言い渡される。憲法に反するか否かは、是正に向けた国会の努力も考慮して判断されており、裁判所が国の取り組みをどう評価するかが焦点になりそうだ

    • 2025年2月3日
  • 来年9月に4連休/祝日法適用、11年ぶり-国立天文台
    来年9月に4連休/祝日法適用、11年ぶり-国立天文台

       国立天文台は3日付の官報で、2026年の暦要項を発表した。敬老の日(9月21日)と秋分の日(23日)に挟まれた22日が祝日法の規定で休日となり、20日の日曜と合わせ4連休となる。祝日法は、祝日に挟まれた平日を休日にすると規定しており、9月に適用されたのは15年以来で3回目。 5月も、憲法記念日の

    • 2025年2月3日
  • 男性運転手救出へ作業続く/本格捜索は見通し立たず/埼玉道路陥没
    男性運転手救出へ作業続く/本格捜索は見通し立たず/埼玉道路陥没

       埼玉県八潮市の県道交差点で道路が陥没し、トラックが転落した事故で、県などは3日も男性運転手(74)の救出に向け、がれき撤去などの作業を続けた。ただ、水の流入が続き、本格的な捜索活動の見通しは立っていない。 現場では内部に重機を入れるためのスロープが完成したが、あふれ出る水が妨げになり、排水しなが

    • 2025年2月3日
  • 「求む税のスペシャリスト」/国税庁 森保監督をポスター起用
    「求む税のスペシャリスト」/国税庁 森保監督をポスター起用

       国税庁は2025年度の国税専門官募集ポスターに、サッカー日本代表の森保一監督を起用した。著名人の起用は異例で、同庁は「森保監督の知名度を生かし、多くの人に国税職員に関心を抱いてもらって志望につなげたい」と期待する。 ポスターには、日本代表のチームカラーでもある青色を背景に、正面を見詰め、胸に手を

    • 2025年2月3日
  • 18歳高校生を逮捕/保育士女性を殺害容疑-鹿児島・徳之島
    18歳高校生を逮捕/保育士女性を殺害容疑-鹿児島・徳之島

       昨年11月に鹿児島県徳之島の伊仙町で保育士の菊池房子さん(55)が刺され死亡した事件があり、県警は2日までに、殺人と住居侵入の容疑で県内の男子高校生(18)を逮捕した。容疑を認めているという。 逮捕容疑は2024年11月20日夕、菊池さん宅に侵入し、刃物のようなもので刺し殺害した疑い。 県警に

    • 2025年2月3日
  • 犠牲者183人を追悼/山口 炭鉱水没事故から83年
    犠牲者183人を追悼/山口 炭鉱水没事故から83年

       長生炭鉱水没事故の追悼集会で、黙とうする韓国の遺族ら=1日、山口県宇部市 太平洋戦争中の1942年、山口県宇部市の海底炭鉱「長生炭鉱」で183人が犠牲となった水没事故から83年となるのを前に、炭鉱跡地近くの広場で1日、追悼集会が開かれた。戦後80年を迎える今年、参加した遺族らは黙とうするとともに、早

    • 2025年2月3日
  • 「重い賞、死ぬまで全力」/日本被団協 ノーベル平和賞報告/核禁条約会議に被爆者派遣
    「重い賞、死ぬまで全力」/日本被団協 ノーベル平和賞報告/核禁条約会議に被爆者派遣

       報告会で発言する日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の田中熙巳代表委員=1日午後、東京都千代田区 ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の田中熙巳代表委員(92)ら役員が1日、東京都千代田区で報告会を開き、「重たい賞を受けた。死ぬまで全力を尽くす」と核兵器廃絶に向けた意

    • 2025年2月3日
  • クルーズ船集団感染から5年/新型コロナ、当時の乗客ら献花-横浜
    クルーズ船集団感染から5年/新型コロナ、当時の乗客ら献花-横浜

       新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が横浜港沖に到着してから5年となる3日、当時の乗客らでつくる全国連絡会が、感染後に亡くなった乗客の冥福を祈り同港で献花した。 全国連絡会は、集団感染を巡る国の検証は不十分だと指摘。二度と悲劇を繰り返さないために改めて検証が

    • 2025年2月3日
  • 3・5号機、打ち上げ成功/日本版GPS「みちびき」搭載/JAXA
    3・5号機、打ち上げ成功/日本版GPS「みちびき」搭載/JAXA

       宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2日午後5時半、測位衛星「みちびき6号」を搭載したH3ロケット5号機を、鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げた。みちびき6号は約30分後に予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。 打ち上げ後の記者会見でJAXAの山川宏理事長は「成功事例を一つ重ねたことで、

    • 2025年2月3日