• 新小学生向け専門家訴え 「入学前、和式便器に慣れて」 4人に1人「使えない」
    新小学生向け専門家訴え 「入学前、和式便器に慣れて」 4人に1人「使えない」

       まもなく迎える入学シーズン。新生活への期待を膨らませる人も多いが、新小学1年生にとって大きな壁となり得るのが学校の和式便器だ。トイレに行くのを我慢する理由に和式の使いづらさを挙げる児童もおり、専門家は「入学前に、和式にも対応できるようにしておくことが大切だ」と訴える。 文部科学省が2023年に発

    • 2025年3月31日
  • 宮内庁がユーチューブ開始 4月から 情報発信強化で
    宮内庁がユーチューブ開始 4月から 情報発信強化で

       宮内庁は28日、ユーチューブの公式チャンネルを開設し、4月1日から運用を開始すると発表した。昨年4月からインスタグラムの公式アカウントを運用しており、SNSを活用した情報発信をさらに強化する。同庁によると、ユーチューブに投稿する動画は当面の間、インスタと同じ内容で、天皇、皇后両陛下の活動や皇居の自

    • 2025年3月29日
  • 生活保護減額「違法」と判断 処分取り消し、二審で6件目-東京高裁
    生活保護減額「違法」と判断 処分取り消し、二審で6件目-東京高裁

       生活保護基準額の引き下げ処分は生存権を保障した憲法などに違反するとして、埼玉県内の生活保護受給者ら25人が、国と自治体に処分の取り消しなどを求めた訴訟の控訴審判決が28日、東京高裁であった。佐々木宗啓裁判長は「裁量権を逸脱し違法」と判断し、一部原告への処分を取り消した一審さいたま地裁判決を支持。国

    • 2025年3月29日
  • 屋内退避、3日後に「継続判断」 規制委 原発事故対応巡り報告書
    屋内退避、3日後に「継続判断」 規制委 原発事故対応巡り報告書

       原子力規制委員会の専門家チームは28日、原発事故時の屋内退避の運用見直しに関する報告書を取りまとめた。3日間としていた退避期間の目安について、自治体からの意見を踏まえて「3日後のタイミング以降は、継続できるかを日々判断する」に修正。退避中に一時外出できる事例を細かく示すなどした。規制委は今後、原子

    • 2025年3月29日
  • 妊娠中の受動喫煙、リスク2倍/胎盤早期剝離―東北大
    妊娠中の受動喫煙、リスク2倍/胎盤早期剝離―東北大

       東北大は29日までに、妊娠中に受動喫煙すると、出産前に胎盤の一部が子宮壁から剝がれる「常位胎盤早期剝離」の発症リスクが約2・3倍高まるとの研究結果を発表した。喫煙習慣のある妊婦は約2・2倍で、いずれも頻度が増すほど発症リスクが上昇していた。 常位胎盤早期剝離は、妊婦の0・4~1・0%に発症すると

    • 2025年3月29日
  • HIV報告1000人に 3年ぶり、昨年速報値 厚労省
    HIV報告1000人に 3年ぶり、昨年速報値 厚労省

       厚生労働省は28日、2024年に報告されたエイズウイルス(HIV)感染者とエイズ患者の新規報告数(速報値)が、3年ぶりに計1000人に達したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大以降減っていた、保健所などでの検査件数の回復が影響した可能性があるとしている。 厚労省によると、24年の新たなHIV

    • 2025年3月29日
  • 国内外情報ボックス
    国内外情報ボックス

       愛媛、岡山両県で起きた山林火災は27日も延焼が続いた。同日夜から28日未明にかけて降雨が見込まれており、鎮圧に向け期待感が高まっている。 愛媛県災害対策本部によると、焼損面積は27日午後2時半時点で約442㌶に拡大し、これまでに確認された建物被害は住宅5棟を含む計21棟に上った。同本部は火勢は弱

    • 2025年3月28日
  • 広瀬元参院議員に有罪判決 秘書給与詐取「あまりにも浅はか」
    広瀬元参院議員に有罪判決 秘書給与詐取「あまりにも浅はか」

       広瀬めぐみ被告 公設第2秘書の給与など計約350万円を国からだまし取ったとして、詐欺罪に問われた元参院議員広瀬めぐみ被告(58)の判決が27日、東京地裁であった。石川貴司裁判長は「違法性を指摘されたのに犯行に及んでおり、あまりにも浅はかだ」として懲役2年6月、執行猶予5年(求刑懲役2年6月)を言い渡

    • 2025年3月28日
  • 昨年の自殺者2万320人 厚労省確定値 過去2番目に少なく
    昨年の自殺者2万320人 厚労省確定値 過去2番目に少なく

       厚生労働省は28日、警察庁の統計を基にした2024年の年間自殺者数(確定値)が2万320人だったと発表した。1月の暫定値より52人増えたが、前年より1517人減少。統計を開始した1978年以降では、19年(2万169人)に次ぐ少なさだった。 一方、小中高生は前年比16人増の529人、うち女性は同

    • 2025年3月28日
  • 強制不妊で初の定期協議 国と原告側作業部会設置へ
    強制不妊で初の定期協議 国と原告側作業部会設置へ

       旧優生保護法に基づく強制不妊手術を巡り、訴訟の原告団と国が締結した基本合意による初の定期協議が27日、東京都内で開かれた。出席した三原じゅん子こども政策担当相は「政府の責任は極めて重大で、心から謝罪申し上げる。今後も基本合意書に沿って誠実に対応する」と述べた。 この日は原告側が、全ての被害者へ

    • 2025年3月28日
  • 生活保護減額は「違法」 処分取り消し、二審で5件目 東京高裁
    生活保護減額は「違法」 処分取り消し、二審で5件目 東京高裁

       生活保護基準額の引き下げ処分は生存権を保障した憲法などに違反するとして、東京都内の生活保護受給者ら27人が国と自治体に処分取り消しなどを求めた訴訟の控訴審判決が27日、東京高裁であった。三角比呂裁判長は、一審東京地裁判決と同様、引き下げを「裁量権を逸脱、乱用するもので違法」と判断した。 全国2

    • 2025年3月28日
  • 日枝氏退任「問題解決か疑問」 フジテレビ周辺 新体制へのエールも
    日枝氏退任「問題解決か疑問」 フジテレビ周辺 新体制へのエールも

       中居正広氏の女性トラブルを巡るフジテレビの対応の不備は27日、同社と親会社の取締役相談役を務める日枝久氏(87)の退任に発展した。表舞台には姿を見せず「院政」との批判も根強い日枝氏。東京・お台場のフジテレビ周辺では、視聴者らから「退任で問題が解決するのか」と疑問の声が出る一方、新体制へのエールも聞

    • 2025年3月28日
  • 入学準備6割「生活費削る」 NGO調査 「困窮家庭への助成拡大を」
    入学準備6割「生活費削る」 NGO調査 「困窮家庭への助成拡大を」

       中学・高校に今春進学する子を持つ困窮家庭の保護者の約6割が、入学準備のため「生活費を削る」と考えていることが28日、国際NGOの調査で分かった。担当者は「進学時に必要な制服やタブレット代などの負担軽減のため、国や自治体による助成の拡大が必要だ」と訴えている。 調査は国際NGO「セーブ・ザ・チル

    • 2025年3月28日
  • フジ親会社経営陣に233億円請求 中居氏問題対応巡り、株主が提訴 東京地裁
    フジ親会社経営陣に233億円請求 中居氏問題対応巡り、株主が提訴 東京地裁

       元タレント中居正広氏の女性トラブルに関するフジテレビの対応を巡り、親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)の株主の男性が27日までに、日枝久取締役相談役や港浩一前取締役ら当時の同社経営陣15人に対し、233億円を同社へ支払うよう求める株主代表訴訟を東京地裁に起こした。提訴は24日付。 他

    • 2025年3月28日
  • 「多くの助け借りた」と謝意 アーベル賞受賞の柏原氏
    「多くの助け借りた」と謝意 アーベル賞受賞の柏原氏

       記者会見でアーベル賞受賞の喜びを語る柏原正樹氏=27日午後、京都市 日本人初となるアーベル賞受賞が決まった京都大数理解析研究所の柏原正樹特任教授が27日、京都市内で記者会見した。柏原氏は「恩師をはじめ、多くの共同研究者の助けを借りて賞を頂けた」と謝意を示した上で、「数学の異なる分野を結び付けたのが一

    • 2025年3月28日
  • 国内外情報ボックス
    国内外情報ボックス

       日本テレビ系のチャリティー番組「24時間テレビ」の寄付金など計480万円を着服したとして、鳥取地検は26日、業務上横領罪で、日本海テレビジョン放送(鳥取市)の田村昌宏・元経営戦略局長(55)=懲戒解雇=を在宅起訴した。鳥取県警が昨年7月、書類送検していた。 起訴状などによると、元局長は経理部長な

    • 2025年3月27日
  • 高校遺児世帯、貧困浮き彫り あしなが育英会調査 可処分所得、全平均の46%
    高校遺児世帯、貧困浮き彫り あしなが育英会調査 可処分所得、全平均の46%

       「あしなが育英会」(東京都千代田区)による高校生向けの奨学金を受ける世帯の可処分所得の平均額が、国の調査における全世帯平均額の約46%にとどまることが、同会の調査で分かった。同会は病気などで親を亡くした子を支援しており、「貧困で子どもの未来が閉ざされないように支援を強化したい」としている。調査は昨

    • 2025年3月27日
  • 柏原京都大教授にアーベル賞 日本人初、「数学のノーベル賞」
    柏原京都大教授にアーベル賞 日本人初、「数学のノーベル賞」

       柏原正樹氏 ノルウェー科学文学アカデミーは26日、顕著な業績を挙げた数学者に対して贈られる2025年のアーベル賞を、柏原正樹・京都大数理解析研究所特任教授(78)に授与すると発表した。日本人の同賞受賞は初めて。 同賞は数学者ニルス・ヘンリック・アーベルの生誕200年を記念し、ノルウェー政府が02年

    • 2025年3月27日
  • 米軍上陸から80年で慰霊祭 「集団自決」の座間味村 沖縄県知事が初参列
    米軍上陸から80年で慰霊祭 「集団自決」の座間味村 沖縄県知事が初参列

       太平洋戦争末期、国内最大の地上戦で民間人を含む20万人以上が犠牲となった沖縄戦で、米軍が沖縄県座間味村がある慶良間諸島に初めて上陸してから26日で80年となった。多くの住民が集団自決したとされる同村では同日午前、村主催の慰霊祭が行われ、遺族らが犠牲者の冥福と恒久平和を祈った。慰霊祭は村を見渡す高台

    • 2025年3月27日
  • 「早く本土に帰したい」 硫黄島1万人未帰還 遺族、両陛下の訪問に期待
    「早く本土に帰したい」 硫黄島1万人未帰還 遺族、両陛下の訪問に期待

       太平洋戦争末期の硫黄島(東京都小笠原村)での組織的戦闘が終結してから26日で80年を迎えた。2万人余りの日本兵が戦死したが、うち1万人以上の遺骨が遺族の元に帰っていない。同島で父を亡くした金井佳治さん(80)=広島県府中町=は「早く皆さんを本土に帰したい」との一心で20年以上、遺骨収集に携わってき

    • 2025年3月27日
  • 旧統一教会に解散命令 「類例なき膨大な被害」 民法上の不法行為で初
    旧統一教会に解散命令 「類例なき膨大な被害」 民法上の不法行為で初

       世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る解散命令請求について、東京地裁(鈴木謙也裁判長)は25日、文部科学省の主張を認め、解散を命じる決定をした。教団信者による不当な献金勧誘行為などについて「類例のない膨大な規模の被害を生じさせた」と指摘。法令違反を理由とした解散命令は3例目で、幹部らが刑事責任を

    • 2025年3月26日
  • 「うれしい」「一つの区切り」 献金問題の被害者ら
    「うれしい」「一つの区切り」 献金問題の被害者ら

       世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する東京地裁の解散命令を受け、教団への高額献金によって被害を受けた人たちからは「命令はうれしい」「決定は一つの区切り」などの声が上がった。父が現役信者という30代女性は、父と元信者の母が少なくとも数千万円を献金したといい、「宗教法人として税制優遇されるべき団体

    • 2025年3月26日
  • 判断確定になお時間 解散命令、教団は即時抗告方針 高裁維持なら発効
    判断確定になお時間 解散命令、教団は即時抗告方針 高裁維持なら発効

       世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は、東京地裁が出した解散命令を不服として東京高裁に即時抗告する方針を示しており、国の請求に対する判断の確定にはさらに時間がかかる見通しだ。 高裁でも解散命令が出された場合、最高裁への特別抗告などが可能だが、命令の効力は発生する。これに対し、教団は解散命令の執行

    • 2025年3月26日
  • 法人存続、司法がノー 旧統一教会 速やかな解散求める声強く 自分は神の子か、化け物か 2世男性悩み深く 「教祖が本当の父」に違和感
    法人存続、司法がノー 旧統一教会 速やかな解散求める声強く 自分は神の子か、化け物か 2世男性悩み深く 「教祖が本当の父」に違和感

       世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の宗教法人としての存続に、司法がノーを突き付けた。東京地裁は25日、解散命令を決定。教団は即時抗告する方針だが、安倍晋三元首相銃撃事件を機に改めて注目された不当な献金勧誘などによる被害は甚大で、速やかな解散を求める声は強い。「被害の救済、抑止に向けた大きな一歩だ」

    • 2025年3月26日
  • 同性婚訴訟で違憲判決 高裁5件目一審は「合憲」 「個人の尊厳損なう」 大阪
    同性婚訴訟で違憲判決 高裁5件目一審は「合憲」 「個人の尊厳損なう」 大阪

       同性婚を認めない民法や戸籍法の規定は、婚姻の自由などを保障した憲法に違反するとして、愛知、京都、香川の3府県の同性カップル3組が国に1人100万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が25日、大阪高裁であった。本多久美子裁判長は、現在の規定について「個人の尊厳を著しく損ない、不合理だ」と述べ、違憲と

    • 2025年3月26日
  • 「声反映してくれた」 違憲判決に原告ら喜び
    「声反映してくれた」 違憲判決に原告ら喜び

       同性婚を認めない民法などの規定を違憲と判断した25日の大阪高裁判決を受け、原告の坂田麻智さん(46)は「今を生きている当事者の声を反映してくれた」と喜んだ。法廷で裁判長が「請求を棄却する」と主文を読み上げた際、一瞬厳しい顔をした麻智さん。理由の要旨が読み上げられ、違憲判断が明らかになると、隣に座

    • 2025年3月26日
  • ほぼすべてにQRコード 生成AI、情報モラル記述 文科省 高校1、2年の教科書検定
    ほぼすべてにQRコード 生成AI、情報モラル記述 文科省 高校1、2年の教科書検定

       文部科学省は25日、2026年度から主に高校1、2年生が使用する教科書の検定結果を公表した。現行の学習指導要領に基づく2回目の検定で、申請のあった13教科253点すべてが合格した。ほぼすべての教科書に、学習の参考として、ウェブサイトに接続して動画や音声視聴などができるQRコードが記載された。急速に

    • 2025年3月26日
  • 75歳以上 ATM上限30万円 詐欺対策、全銀協と調整 警察庁
    75歳以上 ATM上限30万円 詐欺対策、全銀協と調整 警察庁

       高齢者の特殊詐欺被害が深刻化していることを受け、警察庁が、75歳以上を対象にATMの1日当たりの利用限度額を30万円にする方向で検討していることが25日、同庁への取材で分かった。警察庁はパブリックコメントを経て、犯罪収益移転防止法の施行規則を改正したい考えで、全国銀行協会などと調整を進めている。

    • 2025年3月26日
  • 北海道新聞社人事
    北海道新聞社人事

       北海道新聞社人事(4月1日) 常務管理統括本部長(取締役販売局長)佐藤淳▽取締役(専務)小林亨=6月23日付で退任、道新ロジスティクス社長再任へ▽同(常務管理統括本部長)間瀬達哉=6月23日付で退任、グループ会社社長へ ▽企画室長(経営管理局長)執行役員・佐保田昭宏▽執行役員経営管理局長(

    • 2025年3月26日
  • 「宗教の自由の危機」 旧統一教会会長が会見
    「宗教の自由の危機」 旧統一教会会長が会見

       東京地裁から解散命令が出された世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の田中富広会長は、東京都渋谷区の教団本部で記者会見に臨んだ。「決定は大きなショック」とした上で、「宗教の自由、民主主義の危機だ」と話した。今回の解散命令は、「民法上の不法行為」を根拠とする初のケースとなった。田中会長は「これまで裁判

    • 2025年3月26日