苫小牧 天ぷら天舟 天ぷら定食 おいしさ引き出す職人の技
- 2024年9月16日
1994年4月開業の老舗。店長の船越哲治さん(66)は23歳の時、苫小牧市内のホテルの和食部門で料理人生活をスタートさせた。天ぷら一筋の職人として名をはせ、36歳で独立、今日に至る。 旬の食材を厳選。とりわけ地場魚への思いは強い。「食材の良さを引き出し、一層おいしくする料理」と熱く天ぷらの
1994年4月開業の老舗。店長の船越哲治さん(66)は23歳の時、苫小牧市内のホテルの和食部門で料理人生活をスタートさせた。天ぷら一筋の職人として名をはせ、36歳で独立、今日に至る。 旬の食材を厳選。とりわけ地場魚への思いは強い。「食材の良さを引き出し、一層おいしくする料理」と熱く天ぷらの
苫小牧の駅前本通りの一角で目を引く赤い布看板。会社員や主婦らが、おいしい料理と酒を提供すると評判の店。 モノトーンの落ち着いた店内に流れるジャズの調べ。開業は2023年2月。「気軽に立ち寄って楽しんでほしい」と店主の志和智野さん(47)。 お薦めのランチは「シェフ自慢のペペロンチー
苫小牧市日吉町に2015年10月開業した。店主の栃木まり子さん(65)は市内ホテルの元調理師。調理スタッフの只井晴子さん(56)と2人で店を切り盛りしている。初対面でもすぐに親しくなれる家庭的な雰囲気が心地よく、評判は口コミで広がり、昼時は会社員やおなじみさんでにぎわう。 旬の味を大切にメ
複合型地域福祉活動拠点施設、厚真町まちなか交流館の一角にあるカフェスペース。町産米粉を活用したジェラートほか、コーヒーやカレーライスなども楽しめる。就労継続支援B型事業所の利用者が、仕事を通じて町内外の人たちとつながる場として機能している。 ジェラートのお薦めは「クリームチーズ&ハスカップ
苫小牧の西部地区に今年1月にオープンした店で美唄焼き鳥をメインにする。店主の山田洋子さん(51)は苫小牧出身。ご主人の等さん(78)と従業員の計3人で切り盛りする。「主人の好物の美唄焼き鳥が苫小牧でなじみがなかった」のが開業のきっかけという。開業に当たり美唄焼き鳥の老舗岩見沢「三船」で修業した。
苫小牧市新中野町から移転して10年、開業から通算25年になる人気店。オーナーシェフの中里隆徳さん(59)は室蘭市出身。苫小牧のホテルでフレンチの腕を磨いた、この道45年のベテラン。地産地消と旬の味覚を大切に考え、厳選した素材で創作する。 お薦めの一品は「エゾシカのロースト」(1800円)。
JR苫小牧駅前地区に1979年に開店した老舗喫茶店。オーナーシェフの山口勝さん(68)は苫小牧育ち。喫茶店経営を志し東京の料理専門学校に進学、都内のレストランを経て21歳で帰郷。開店間もないヴァンカムの店長を務める。その後、独立して今日に至る。 「一人でも安心して訪れることができる店」がコ
苫小牧市大町の一条通り沿いで、5月に開店したすし店。店主の中川僚さんは弱冠31歳ながら老舗すし店で約14年学び、長年受け継がれてきた日本食の技術を料理に込める。中でも「茶碗(わん)蒸し」は、中川店主が学んできた「だしの大切さ」が一つの容器に詰まっている。 「ベースが一番大事。基本のだしが良
苫小牧市内の住宅街にある老舗そば店。1975年に東訓枝(くにえ)さん(88)が創業。現在は息子の寿幸さん(56)が二代目店主を務め、妻の美香さん(54)、訓枝さんら5人で店を切り盛りする。 道内産ソバを使用。白麺の更科系そば。かえしはしょうゆと砂糖、みりんなどを合わせ熟成させ、かつおとそう
店名は「つけ麺 ラボ・レン」と読む。5月にオープンした苫小牧初のつけ麺専門店。市内新明町「RAMEN LAB REN」の姉妹店だ。オーナーの吉家守さん(40)は「つけ麺文化を根付かせたい」と中心街出店の思いを語る。 スープは豚白湯(パイタン)と鶏白湯に昆布とカツオ、シイタケ、煮干し、さば節
苫小牧の西地区の住宅街にある路面店。2015年4月に開業し、今年1月、柏木町からの移転を機に釜飯ランチを復活させた。 店主の佐渡悠人さん(39)は調理人を志し18歳で古里苫小牧を離れ、小樽や山形、仙台などの日本料理店で修業を積んだ。山形県の老舗かっぽう旅館では四季の味を追求する親方の薫陶を
白老地域に長年暮らしてきた先住民族アイヌのハポ(かあさん)たちが山海の幸をふんだんに使って作る伝統の味「オハウ」を白老アイヌ協会の職員らが守っている。 職員も先住民族にルーツを持つ人たちで、調理担当のベテラン高橋民枝さん(75)=北吉原=によると、野本テツ子さん(88)=高砂町=の家庭の味
苫小牧の繁華街から少し離れた一角に4月に開業した。世界各国のワインとピザやパスタなどを提供し、国内外のワイン通も訪れている。 店主でソムリエの及川隆人代表(59)は、ワイン好きが行ってみたいと思う店を―と3年かけて実現させた。「和の雰囲気の中でワインが楽しめる隠れ家」がコンセプト。1400
苫小牧西部地区の住宅街で炭焼きをメインにフレンチ、イタリアンの創作と和食を提供するビストロ。 オーナーシェフの坂本貴寿さん(46)は、ホテル勤務を経て地元アイスホッケーチーム・王子イーグルスの料理番として10年間、腕を振るった。遠征にも帯同。国内外の食に精通する。その後、駒大付属苫小牧高校
苫小牧市内を東西に走る市道双葉三条通り沿いにある定食店。夜は居酒屋タイムになる。 店主の小沼美千子さん(48)は、父の山田素煕さんが生前営んでいた「宝来亭」の店舗で10年前に開業した。 「父は東京で中華料理を修業し、旭川や苫小牧のホテルに勤めた後に独立。母と私が店を手伝いました」と
苫小牧の閑静な住宅街にあるホテルの飲食部門。今年で創業75年を迎えた老舗かっぽうの味を継承する。 ランチメニューの「おそうざいランチバイキング」は、和食中心の家庭料理で1100円。うまくて懐にも優しいとあって、昼時はすぐに満席になる人気スポットだ。 食台に煮物や和え物、刺し身から揚
道道苫小牧環状線沿いフードD見山店並びの定食店。店主の泉清一さん(76)は旧門別町(現在日高町)の出身。東京のすし店で修業を積み、苫小牧で20年間弁当店を営んだ。「(父母が経営していた)定食屋をやりたい」と2022年8月に開業した。娘の田村麻弓さん(52)も店長として父を応援。従業員3人と店を切り
店主の田中麻衣さん(39)は東京や石川県の名店、在日大使館などで腕を磨いたフレンチシェフ。10年前にふるさと苫小牧に戻り、「リーズナブルなピザを親子で気軽に楽しんでもらえる店を」との思いをかなえ開業した。「冷めてもおいしい」が特長だ。 1番人気は「マルゲリータ」(バジル、トマト、モッツァレ
5月13日に開店33周年を迎える老舗。昨年11月のリニューアルを機に大阪から柑橘(かんきつ)系のスイーツが得意なベテランパティシエ後藤高康さん(54)が加わり、ショーケースに毎日10~15種類が並ぶ。5月からはイチゴとキイチゴのシャルロットが登場する。店主の岡林たえこさん(56)は「メニューの幅が
苫小牧市民の胃袋を満たし続ける金剛園グループの炭焼牛たん赤兵衛。昨年11月にオープンした分店のいっぴんは定番人気の「牛たん定食」(中=120グラム、1859円)だ。麦飯、テールスープがセットで、風味豊かな「とろろ」(275円)と合わせて味わうことを勧めている。 本店創業の1991年から変わ
苫小牧市錦町の市道一条通り沿いに店を構える居酒屋。コース料理のほか、焼き鳥や野菜巻き串など料理の種類が豊富で、飲み物もビールのほか、全国から日本酒をそろえている。席はカウンターやテーブル、個室があり、会社員や若者など幅広い年齢層の人たちが気軽に訪れ、好きな酒や料理を味わう。 お薦めは「博多
図書館と福祉の拠点として、苫小牧市が2022年12月、東開町に設置した公共施設・市東開文化交流サロン内にあるカフェ。市民の利便性向上と障害者の就労支援の場として運営されている。 「スープを食べるパンのセット」(880円)は、同サロンの指定管理者「Social Library Platfor
多種多様なギョーザを中心に一品料理やお酒なども楽しめるギョーザバー。お薦めは熱々の鉄板に載ったギョーザの上からサルサソースやチーズなどをトッピングした「イタリアンギョウザ」(650円から)だ。 酒のつまみになるようにしっかりと味付けしたギョーザの上にトマトやハラペーニョ、スパイスなどで作っ
ベーカリーショップの店内奥に苫小牧川を一望できるカフェスペースを併設。パン以外にも「スイーツが絶品!」と話題となり、多くのインスタグラマーが投稿している人気店。 いち押しは開店18周年の期間限定メニュー「18th Anniversaryパンケーキセット」(1650円)。色鮮やかなビジュアル
苫小牧市勇払の人気ラーメン店ながら2017年11月に閉店した「鳥よし」の味を守ろうと、開業時から麺を卸していた市内有明町の製麺会社「苫食」が同年12月にオープンさせた。 旧店で修業した同社従業員らが腕を振るう。「ラーメン」(790円)の味は豚骨ベースのさっぽり味の1種類で勝負。げんこつ(豚
昔ながらの喫茶店の良さを残すレトロな店内。豆からこだわるコーヒーの香ばしい匂いが漂う。昨年12月に、10年ぶりに復活した喫茶店「豆の木」。秘伝のレシピで作る「ハンバーグ」(1100円)も、そのままのレシピで堪能できる。 一番の特徴は「肉感」のある食べ応え。こね方を工夫し、配分にも気を使った
2023年4月に苫小牧市内の「海の駅ぷらっとみなと市場」内に移転オープンしたスープカレー店。観光客はもちろん、幅広い年齢層の常連客に愛される味づくりに取り組んでいるのは、オーナーの小谷毅さん(37)。「朝からスープカレーを食べられるのは魅力では。夜勤明けの食事の選択肢に入れてほしい」と話す。
昨年10月末、苫小牧市の繁華街にオープンしたミュージックバー「Dia(ダイア)」のお薦めは、新メニュー「ごろごろニンニクの豚ハンバーグ」(1200円)。ふっくらとした柔らかさと、酒にも合うしっかりとした味わいが特徴だ。 国産の豚肉にスライスしたニンニクをふんだんに使用。均一に熱が伝わるよう
白老町内で精肉店を営む前田弘幹さん(53)が2011年に焼き鳥店としてオープン。2年半後の13年に現店舗に移転した。現在は鶏肉だけでなく豚、牛肉も扱う定食店として知られる。店名には「地域が栄えるためには人の和が必要」とのまちづくりに懸ける熱い思いを込める。 開店当時からの定番メニュー「親子
苫小牧市大町のダイニングフードバー・T―NEWSの店内にある、ラーメン店。ラーメンを目当てに訪れる客はもちろん、宴会のしめとして注文する人や、お酒を飲んだ帰り道に立ち寄る人など、さまざまな人たちに愛されている。 いち押しは「鶏塩パイタンらーめん」(990円)。白濁したスープは鶏のうま味を存