サプリから青カビ由来成分 「紅麴」巡る死者5人―小林製薬、社長が謝罪
- 2024年3月30日
小林製薬は29日、紅麴(べにこうじ)を配合したサプリメントによる健康被害で、新たに1人の死亡報告を遺族から受けたと発表した。サプリ摂取との関連が疑われる死亡者は5人目。厚生労働省は同日、紅麴サプリから青カビ由来の化合物「プベルル酸」が検出されたと発表した。 小林章浩社長は大阪市内で記者会見し
小林製薬は29日、紅麴(べにこうじ)を配合したサプリメントによる健康被害で、新たに1人の死亡報告を遺族から受けたと発表した。サプリ摂取との関連が疑われる死亡者は5人目。厚生労働省は同日、紅麴サプリから青カビ由来の化合物「プベルル酸」が検出されたと発表した。 小林章浩社長は大阪市内で記者会見し
「深くおわび申し上げる」。小林製薬が製造した紅麴(べにこうじ)配合サプリメントを摂取した人から健康被害の訴えが相次いでいる問題で、同社の小林章浩社長が29日、大阪市内で記者会見し、謝罪した。 同社の会見は、問題を公表した22日に続き2回目で、死亡例が確認されてからは初めて。会議場で午後2時か
能登半島地震では、29日までに石川県内の計約7万5000棟の住宅で全壊や半壊などの被害が確認された。今後、被害の大きな家屋の公費解体が順次始まるが、その前に自宅に残された「大切な物」を取り出そうと、ボランティア団体が奮闘している。 東日本大震災などさまざまな災害で支援活動をしてきた岐阜県高山
岸田文雄首相(自民党総裁)は29日、同党派閥の政治資金パーティー収入裏金事件を巡り、関係議員の処分を来週決定する意向を固めた。4月4日を軸に調整している。党関係者によると、安倍派(清和政策研究会)の一部幹部に対し、「選挙における非公認」より重い「離党勧告」などを科す案が浮上してきた。 首相は
苫小牧市樽前地区の魅力を写真で伝える「樽前アートフォトコンテスト2023」(実行委員会主催)は、市内外から作品171点が寄せられ、最高位の金賞に市内錦岡の小田嶋清幸さん(72)が撮影した「待合室」を選んだ。夕日をバッグにしたバスの待合室を写した1枚で、市ホームページで同作品を含む受賞作計16点を公
苫小牧市は新年度、健康こども部に「こども家庭支援室」を新設する。母子保健分野を扱う子育て世代包括支援センター(健康支援課)と、児童福祉分野の子ども家庭総合支援拠点(こども相談課)をつなぐ新部署。同室の統括支援員が個別の支援計画に基づき、それぞれが有する相談機能や支援事業をコーディネートし、一体的な
苫小牧市は2023年の市内漁業統計(速報値)をまとめた。魚介類の漁獲量は前年比5・2%減の6060トン、漁獲高は4・2%減の18億8500万円(100万円未満は切り捨て)。秋サケの記録的な不漁が響いたほか、主力の一つスケトウダラも振るわず、金額は2年ぶりに前年実績を下回った。 苫小牧漁業協
東胆振精神保健協会(土屋潔会長)は4月1日から、精神的な疾患や障害のある人が手掛けたアート作品の応募を受け付ける。毎年9月に開催する展示企画「心のアート展」に向けた取り組みで、より多くの作品が集まるよう例年8月の募集開始を大幅に前倒しした。絵画や写真、立体、手芸など幅広いジャンルの作品が対象で、締
一般社団法人ネットワーク苫小牧(中村こずえ会長)は28日、女性市民の活躍と地元定着を目的に保育士の資格を取得できる養成学校設置や自宅で受けられる医療、介護の充実などを求める要望書を苫小牧市に提出した。 中村会長をはじめとする同会の役員ら7人が市役所を訪れ、岩倉博文市長に5項目から成る要望書
苫小牧市と都市総合開発(柏木町)は28日、矢代スポーツセンターのネーミングライツ(命名権)契約を結んだ。期間は4月1日から3年間、愛称は「アブロス矢代スポーツセンター」とする。契約料は年間30万円。 同社は日新温水プールをはじめ総合体育館、日吉体育館、白老町民温水プール、安平町スポーツセン
苫小牧市の「ふるさと農園」など3農園で今年も利用者を募集する。錦岡農園、沼ノ端農園が4月1~7日、北光町未来の森公園分区園が29日~4月5日にそれぞれ参加を受け付け、応募が多い場合は抽選する。 市内に住む個人、市内で活動する法人や団体を対象にした人気の農園事業。作付けから収穫まで気軽に楽し
29日午前9時50分ごろ、苫小牧市真砂町の北海道電力苫小牧発電所(出力25万キロワット)で、「電気配線がくすぶっている」と従業員から119番通報があった。 苫小牧署や市消防本部によると、電気設備が焼損し消防車10台が出動。約1時間20分後に消し止められたが、従業員2人が煙を吸い込むなどし、
28日午前8時10分ごろ、苫小牧市植苗の繁泉産業の工場内で「木くずを粉砕する機械が燃えている」と従業員から119番通報があった。 苫小牧署や市消防本部によると、工場内で木材の粉砕作業をしていたところ、木くずの粉砕機から出火。消防車9台が出動し約8時間後に消し止め、けが人はおらず、延焼もなか
運転士不足などで昨秋運休した松山市の観光列車「坊っちゃん列車」が再開したという。夏目漱石の小説に登場し愛称となった蒸気機関車(SL)。明治から戦後まで走ったが、平成に伊予鉄道がディーゼル式で復元し復活させた。作品ゆかりの列車となれば漱石ファンでなくとも気になる。愛媛を訪ねる機会があれば乗るなり写真
道は28日、新型コロナウイルスの感染状況を発表した。18~24日の道内定点医療機関(224カ所)の1医療機関当たりの感染者数は全道平均で4・50人となり、前週(11~17日)から0・48人減少した。感染者数が前週を下回るのは7週連続。 定点医療機関から報告のあった同期間の新規感染者数は10
白老町は11月1日に町制施行70周年を迎える。節目を祝う記念事業として、4月以降に70年の歴史を振り返るデジタルアーカイブ事業やまちづくりフォーラムなどを展開し、10月には記念式典を盛大に行う。協賛事業も多数手掛ける方針。大塩英男町長は「描いたまちづくりを実現するため、一歩一歩確実に前に進む一年に
白老町高齢者大学(学長・安藤尚志教育長)の卒業式・修了式が26日、町中央公民館で行われた。本科4年間のカリキュラムを終えた8人が卒業式に臨み、代表して髙田豊司さん(73)が卒業証書を受け取った。 安藤学長は式辞で「今後とも地域と積極的に関わり、まちづくりの先導役としてご活躍を」とエールを送
元むかわ町議で副議長を務めた星正臣氏(71)=町穂別仁和=への北海道社会貢献賞(市町村自治功労)の伝達式が28日、町役場で行われた。竹中喜之町長から表彰状を受け取った星氏は「受賞に大変感激している」と述べた。 星氏は1999年5月、旧穂別町議選で初当選。2006年に旧鵡川町との合併後、むか
とまこまい広域農業協同組合(JAとまこまい広域)は能登半島地震の被災地支援のために募金活動を行い、寄せられた善意として計300万円を、27日に北海道農業協同組合中央会(JA北海道中央会、札幌市)に寄付した。 JAとまこまい広域は、東日本大震災や熊本地震など大規模災害の発生時に募金活動をして
【町長部局】 ◇医師職 町立病院長(町立病院内科医長)清野康生 ◇課長職 総務課長(学校教育課長)鈴木徳子▽政策推進課長(総務課主幹)太田誠▽税務課長(総務課長)高尾利弘▽生活環境課長(経済振興課長)工藤智寿▽経済振興課長(生活環境課長)三上裕志▽高齢者介護課長(総務課主幹)森誠一
白老町社会福祉協議会(山﨑宏一会長)は26日、町総合保健福祉センターで2023年度社会福祉功労者表彰式を行った。地域福祉に貢献した14個人1団体に表彰状、社会福祉に多額の寄付をした1個人1団体に感謝状を贈呈した。 受賞者を代表し、社会福祉法人白老更生保護女性会の及川幸子さんが「受賞に恥じな
苫小牧市樽前の渓谷「樽前ガロー」の利用の在り方について、市自然環境保全審議会(下夕村光弘会長)が26日、市役所で開かれ、市環境衛生部は検討のたたき台となる素案を示した。同部は樽前ガローが市の自然環境保全地区に指定された点に触れ、「保全を優先する考え方は変わらない」と強調した。 素案の基本方
苫小牧市日新町地区で市営住宅などの熱供給事業を2023年9月まで担っていた苫小牧熱サービス(福江弘美社長)と同社に出資する三機工業(石田博一社長)は、同町の社屋跡地を市に無償で譲渡し26日、岩倉博文市長から感謝状を受け取った。市は跡地に、いとい北保育園を移設する。 跡地は同保育園から東に7
◇応援しています レッドイーグルス北海道のレギュラーリーグ最終戦を観戦してきました。この日に勝った方がレギュラーリーグ優勝という、HLアニャンとの試合。仕事の都合でいつも日曜日しか応援に行けない自分ですが、日曜のホーム戦は全て勝ち試合。この日も日曜だからと勝ちを確信し、入り口でもらった「行
道は、江別市文京台緑町の酪農学園大学キャンパス内に道動物愛護センター「あいにきた」を建設し、27日に開所式を行った。同日までにロゴマークも決定。4月から運営を開始する。 道自然環境課によると、同センターは犬猫を最大30匹受け入れることができ、保健所で引き取った犬猫の飼育や新しい飼い主への譲
北海道次世代半導体産業立地推進連携会議の初会合が28日、道庁で開かれた。千歳市の工業団地「千歳美々ワールド」で次世代半導体製造拠点を建設中のラピダス(東京)の円滑な整備に向け、国、道、地元の千歳市などの関係機関が情報共有を図り、効果的な取り組みを進める会議。道が26日に策定した「北海道半導体・デジ
鈴木直道知事は28日の定例会見で、小林製薬(大阪市)製の紅麹(こうじ)原料を含むサプリメントが原因とみられる健康被害が相次いでいる問題について、「いわゆる健康食品において健康被害が発生していることは非常に残念に思う」と受け止めを述べ、「27日時点で道内の保健所にも健康相談、事業者に係る相談などが2
北海道ジェイ・アール都市開発は28日、千歳市青葉丘のJR千歳線高架脇に30日オープンするコンテナ型無人宿泊施設「JR Mobile Inn(モバイルイン)千歳」を報道関係者に公開した。次世代半導体製造ラピダスの工事関連者の宿泊需要などを見込む。 千歳駅から約1キロ(徒歩15分)のJR北海道
丸彦渡辺建設(札幌市)は29日、4月1日付で新たな代表取締役社長に、取締役常務執行役員の鵜飼勇人氏(57)が就任する人事を発表した。岡本啓治社長(67)は代表権のない取締役会長に就く。22日の取締役会で決めた。 新社長の鵜飼氏は愛知県出身。1981年に愛知工業大工学部卒、同社に入社。理事や
道教委は28日、男子児童の頭を文鎮で突いたとして、苫小牧市内の小学校の男性教諭(54)を減給10%、2カ月の懲戒処分にしたと発表した。 道教委によると、男性教諭は2023年5月、授業中に繰り返し注意しても児童が従わなかったため、文鎮で前頭部を突いた。児童にけがはなかった。