「生きとった」朝市通り涙の再会 3カ月ぶり、無事喜ぶ―能登地震
- 2024年4月2日
能登半島地震による火災で焼失した石川県輪島市の観光名所「朝市通り」跡で1日、店を営んでいた2人が3カ月ぶりに再会した。「生きとったんか」「無事で良かった」。野菜の露店を出していた寺下美代子さん(81)と、向かいで和菓子店を経営していた塚本民子さん(72)は抱き締め合い、涙を流し喜んだ。 寺下
能登半島地震による火災で焼失した石川県輪島市の観光名所「朝市通り」跡で1日、店を営んでいた2人が3カ月ぶりに再会した。「生きとったんか」「無事で良かった」。野菜の露店を出していた寺下美代子さん(81)と、向かいで和菓子店を経営していた塚本民子さん(72)は抱き締め合い、涙を流し喜んだ。 寺下
苫小牧市は3月31日、老朽化した動物火葬場(高丘)を廃止した。今後は市内に複数ある民間のペット火葬施設などの利用を促すが生活困窮者向けの経過措置として、利用料金を積み立てられるまでの最大4カ月間、市がペットの死骸を冷凍保管し、一時的に預かる。 市内から国道276号を支笏湖方面へ進むと、西側
苫小牧市幸町の真宗寺で3月30日、同寺の子育て支援イベント「子育て寺子屋」と市内のNPO法人「苫小牧未来キッチン」による子ども食堂が行われた。未就学児や小中学生、保護者ら62人が参加し新聞紙を使った遊びで交流した後、出来たて唐揚げや豚汁などに舌鼓を打った。 子育て寺子屋は同寺の朝倉恵昌副住
苫小牧市末広町の市サンガーデンは2日から21日まで、隣接する市立中央図書館前のエゾヤマザクラ(樹齢推定100年)の開花日予想クイズを実施する。 2023年は509人が投票し、40人が「4月27日」の開花日を的中させた。今年も的中者の中から投票日が早かった順で20人に、記念品のギフトカードを
苫小牧市は1日から、配偶者や恋人からの暴力・ドメスティックバイオレンス(DV)の相談対応に当たる「配偶者暴力相談支援センター」での夜間対応を、従来の月1回から毎週月曜~金曜に拡大する。仕事や家庭の事情などで日中の相談が難しい人も相談しやすい環境を整え、暴力被害の深刻化を防ぐ。 配偶者暴力相
苫小牧市内唯一のコミュニティーFMラジオ局「FMとまこまい」を運営する、とまこまいコミュニティ放送は6日午前10時から、市民活動センターでラジオパーソナリティーの役割や番組制作について学ぶ市民向け講座を開く。ラジオ番組づくりに関心のある人や、パーソナリティーとして活動してみたい人に参加を呼び掛けて
2024年度が始まった1日、苫小牧市役所は入庁式を、市内の企業などは入社式を行った。新型コロナウイルス感染症の5類移行から間もなく1年。入社式なども「コロナ前」の日常を取り戻し、新人たちは晴れやかな表情で式に臨んだ。 自覚胸に新たな一歩 苫小牧市 苫小牧市は1日、新規採用職員の辞令交
新年度に入る4月1日から、トラックなどの運転手、建設業、医師に対し、残業時間の上限規制の適用が始まる。働き方改革のためだが、人手不足が深刻化する「2024年問題」への懸念が伴う。食品などでは値上げが続き、24年度も家計は負担増に直面しそうだ。 残業時間の規制は改正労働基準法に基づく。自動車
北海道エアポート(HAP)がまとめた新千歳空港など道内7空港の運用状況によると、2月の旅客数は前年同月比15・1%増の233万5390人だった。 国内線は9・3%増の195万3558人で、前年実績を28カ月連続で上回った。 国際線は、新千歳、函館、旭川、釧路の実績で、57・5%増の
新型コロナウイルス禍で暮らしや仕事の仕方などを変えた人は多いと思う。記者は以前も当コラムで書いたが、巣ごもりを心掛けた時期に、通信販売にはまった。きのうも福岡市博多区のもつ鍋と、岐阜産の甘口の地酒を堪能した。 自宅に居ながらにして、全国各地のグルメや地酒が届く。鮮度や温度が保てるクール便を
むかわ町穂別博物館は研究報告第39号を発行し、穂別地区の化石発掘の歴史や同館が果たす役割を解説している。西村智弘学芸員が同地区の古代生物学史を総説でまとめたほか、1975年のホベツアラキリュウ発見や82年の穂別町立博物館開館、2013年のカムイサウルス・ジャポニクス(通称むかわ竜)の発掘などを資料
改築工事が進められている白老町立国民健康保険病院(町日の出町)の工事現場で、殺風景な仮囲いをアートに変えよう―と、町内の幼稚園と保育園児が描いた絵が先月、並べられた。囲いをキャンバスに見立て、にぎやかに彩る企画で、第1期工事を終える来年春まで展示する予定。 囲いがあるのは町道南中通りに面し
むかわ町の鵡川高校軽音楽部とボランティア同好会は3月29日、能登半島地震の被災地支援を目的に開いた震災チャリティーライブ「むかわの音Vol●【9d74】2」で来場者が寄付した7万831円を町共同募金委員会に寄付した。 チャリティーライブは24日に四季の館たんぽぽホールで開催。会場に募金箱を
白老町商工会の女性部(熊谷あき子部長)と青年部(大塚雄裕部長)は3月27日、今春、町内の小学校4校に入学する新1年生のための交通安全祈願マスコット75個を町教育委員会に寄贈した。4月に学校で子どもらに届けられる。 マスコットは「無事故で家へ帰れるように」という願いからカエルの形をしており、
白老町の白老生活館の老朽化に伴う改築工事を手掛けた岩崎・鈴木ホーム・鈴木建設特定建設工事共同体(JV)は3月29日、地域貢献の一環で音響機器を町に寄贈した。 JVの改築工事は2月29日までに終えた。寄贈品は同館で使用できる国産のユニペックス社製ワイドレンジスピーカーセット(60万円相当)。
白老町の白老生活館の老朽化に伴う改築工事を手掛けた岩崎・鈴木ホーム・鈴木建設特定建設工事共同体(JV)は3月29日、地域貢献の一環で音響機器を町に寄贈した。 JVの改築工事は2月29日までに終えた。寄贈品は同館で使用できる国産のユニペックス社製ワイドレンジスピーカーセット(60万円相当)。
苫小牧市や近郊の人工透析患者で構成する苫小牧腎友会(工藤彰洋会長)は3月28日、市福祉ふれあい基金に3万6854円を寄付した。工藤会長ら3人が市役所を訪れ、岩倉博文市長に目録を手渡した。 寄付金は、市内のコミュニティセンターや老人ホームなど16カ所に設置した「入れ歯回収箱」で集めた物の金属
苫小牧浴場組合(郷路正明組合長)は子どもたちの入学や進級を祝い、6、7両日、保護者同伴時の小学生以下2人までの入浴料を無料にする。郷路組合長は「家族で背中を流し合い、絆を深めて」と話している。 実施施設は▽公園湯(泉町)▽大豊湯(沼ノ端中央)▽松の湯(浜町)の3施設。営業時間の問い合わせは
道は津波からの避難の大切さを訴えるリーフレットを作成し、ホームページで公開した。一般向けは、胆振、日高など太平洋地域の6管内ごとに6種類を作成。子ども向けにはクイズ形式で「津波から身を守る正しい行動」を伝えている。 胆振管内版は、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震で最大震度7、津波高26メー
ハウスクリーニングや清掃関連製品のレンタル事業を手掛けるカクサダ商事(金澤翔代表)は3月29日、苫小牧市子育て支援センター(幸町)におもちゃを寄贈した。 プレゼントしたのは2種類の「おままごとセット」(計5万円相当)。このうちバーベキューセットは、プラスチック製のトウモロコシや肉など約5種
◇危険な運転 先日の午後、日高道を会社の車で走っていると、後ろに通常走行中の救急車が追い付いてきました。そして追い越し車線のある場所に着くと、救急車は速度超過して、制限速度の70キロで走行していた私の車を追い越しました。車間距離が短く危険だったのでパッシングしましたが、救急車はそのまま目の
苫小牧民報社と毎日新聞社は、1日からそれぞれの記者が取材した記事や写真を交換し、紙面に掲載する。 両社が結んだ「情報の相互提供に関する契約」に基づくもので、毎日新聞は道内自治体の発表や主催のイベントなどを、苫小牧民報は苫小牧市周辺(白老や安平など東胆振地域)のイベントなどの記事や写真の一部
道は1日、2024年度の定期人事異動と組織機構改正を発表した。各振興局を含む本庁係長級以上の異動は前年度比275件減の2727件。本庁の部長級では13人中9人が交代し、大幅に顔触れを刷新した。組織改正で、さまざまな分野で「道庁イノベーション(革新)」に取り組む。 特別職人事では土屋俊亮副知
道議会事務局は、加藤貴弘道議(41)=自民党・道民会議、札幌市西区選出=から冨原亮議長に提出されていた3月31日付の辞職願が許可されたと発表した。 加藤氏は、次期衆院選道1区(札幌市中央区、南区、西区と北区の一部)に自民党公認で立候補を予定している。道議選札幌市西区(定数3)の補欠選挙は、
日本郵便北海道支社人事(1日)=関係分 【北海道支社】 北海道支社郵便・物流集配部長(北海道支社郵便・物流集配部担当部長)中川敦史▽同金融営業部長(同金融営業部担当部長)藤田就也▽同経営管理本部人事部地方本部長苫小牧郵便局駐在(同金融営業部課長)長部敦▽同郵便・物流営業部営業統括本部長
(2日) 苫小牧 在庁執務。 千 歳 午前9時15分、新規採用職員研修(福祉センター)。午前11時45分、行政実務研修員派遣受け入れに係る辞令交付式。午後2時、公立千歳科学技術大学・大学院入学式(北ガス文化ホール)。 白 老 午前9時30分、町立学校職員辞令交付式(コミュニティセ
◇尊富士が初優勝(3月24日) 大相撲春場所千秋楽は尊富士が豪ノ山を押し倒して13勝2敗とし、新入幕では110年ぶりとなる優勝を遂げた。初土俵から10場所目での優勝は史上最速。 ◇市立病院が経営強化プラン策定(25日) 苫小牧市立病院は経営強化プラン(2023~27年度)を策定し、22年度
(3月22日) ◇退任あいさつ▽札幌法務局苫小牧支局長、木村善幸氏。 ◇転任あいさつ▽札幌法務局民事行政部総務課総務係長(札幌法務局苫小牧支局戸籍係長)二宮一智氏▽同法務局室蘭支局総務課長(同苫小牧支局遺言書保管官)大澤浩一氏。
多種多様なギョーザを中心に一品料理やお酒なども楽しめるギョーザバー。お薦めは熱々の鉄板に載ったギョーザの上からサルサソースやチーズなどをトッピングした「イタリアンギョウザ」(650円から)だ。 酒のつまみになるようにしっかりと味付けしたギョーザの上にトマトやハラペーニョ、スパイスなどで作っ
最大震度7を観測した能登半島地震は、1日で発生から3カ月を迎えた。石川県内の死者は3月29日時点で244人で、うち災害関連死は15人。8000人超が依然避難生活を送る。一方、輪島市名物の「輪島朝市」が被災後初めて営業を再開し、県も復興プランの骨子案を公表するなど、新たな季節を迎え、復興に向けた動き