市観光振興ビジョン 入国制限緩和に望み 目標達成に黄信号
- 2020年10月30日
苫小牧市の観光入り込み客数を2022年度までに260万人とする市観光振興ビジョンの目標達成に、黄信号がともっている。19年度の220万人台までは順調に実績を伸ばしてきたが、今年度は新型コロナウイルスの影響でインバウンド(訪日外国人旅行者)が激減し、市内の大型イベントも軒並み中止となった。今後、ビジ
苫小牧市の観光入り込み客数を2022年度までに260万人とする市観光振興ビジョンの目標達成に、黄信号がともっている。19年度の220万人台までは順調に実績を伸ばしてきたが、今年度は新型コロナウイルスの影響でインバウンド(訪日外国人旅行者)が激減し、市内の大型イベントも軒並み中止となった。今後、ビジ
改装工事で10日から休業していた王子サーモンの北海道工場直営店(苫小牧市有明町2)が24日、リニューアルオープンした。初日は市の公式マスコットキャラクターとまチョップも祝福に駆け付け、店員と一緒に接客した。 リニューアルで、レジや作業台、衛生室を除く売り場スペースが44平方メートルから2倍
厚真町の上厚真小学校(井内宏磨校長)の5年生は29日、町役場庁舎前で自分たちが収穫した米や野菜を使ったオリジナルの「上小弁当」を販売した。開店前から町民や役場職員らがずらりと並び、用意した40個全てを15分ほどで売り切る盛況ぶりだった。 小中一貫で行うふるさと教育の一環。2年前に発
白老町商工会(熊谷威二会長)は29日、町の2021年度予算編成を前に、地元商工業振興に関する要望書を戸田安彦町長に提出した。 要望は、▽攻めの政策を進めるプロフェッショナル人材の登用▽新型コロナウイルス経済対策の継続▽国道36号萩野―竹浦間の4車線化▽情報通信インフラの推進―など新規5、継
白老町体育協会(和歌宏侑会長)は29日、2020年度表彰式を町総合体育館で行い、スポーツの普及や競技大会で活躍した3個人、3団体を表彰した。 今年度の「体育功労者」は、白老スキー協会会長の武田信昭さん(83)。1969年の同スキー協会創設に携わり、長年にわたり会長を務めて地元でスキーの普及
安平町の追分中学校(中村浩士校長)は29日、苫小牧工業高等専門学校の出前講座を利用したプログラミングの授業を行った。3年生25人がコンピューターロボットを動かすなど、実体験を通じて学びを深めた。 苫高専情報科学・工学系の吉村斎特任教授と中村嘉彦准教授が講師を務め、パソコンを使ってロボットを
苫小牧信用金庫は29日、まちづくりに役立ててほしいと、白老町に100万円を寄付した。 寄付は苫信の地域貢献事業。窪田護特別顧問や小林一夫理事長、大沼徹常務理事、北口能久白老支店長が町役場を訪れ、小林理事長が代表して「まちのために活用してほしい」と戸田安彦町長に手渡した。 善意に戸田
生産馬が競り市で高い評価を受けた、新ひだか町静内田原の静内農業高校(佐藤裕二校長)がこのほど、新ひだか町特別賞を受賞した。 8月25日に町内で開催された競走馬の1歳馬競り市「サマーセール」で、同校生産の牡馬「健叶(けんと)」がこれまでの同校生産馬で最高の2750万円(税込み)で売却された。
北海道開発局が主催する北海道「道の駅」ランキング2019の「トイレがきれいだと感じた道の駅」部門で、道の駅サーモンパーク千歳(千歳市花園)が1位に輝いた。17年から3年連続の1位で、開館した15年を含め通算4回目。 道内124の道の駅利用者のうち完走者3117人を対象にアンケートした。サー
東京商工リサーチ北海道支社は、新型コロナウイルスに関する10月の道内企業アンケート結果を発表した。収束が長引いた場合、「廃業」を検討するとした企業は8%に。コロナ禍をきっかけとした「業種・業態の転換」に関しては16%が「意向あり」と回答した。 廃業検討率は、大企業が3・6%で、中小企業は8
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、道が28日から「警戒ステージ1」を「ステージ2」に引き上げたことを受け、道教育委員会では学校の感染症対策の行動基準を「レベル1」から「レベル2」へ移行させ、各道立学校に通知した。 「レベル2」では(1)発熱などの風邪症状がある場合の対応(2)3密の回避(3
苫小牧信用金庫は29日、千歳市の「心のふるさと千歳基金」に150万円を寄付した。小林一夫理事長が千歳市役所を訪れ、山口幸太郎市長に「地方創生に活用してください」と善意を手渡した。 同信用金庫から「心のふるさと千歳基金」への寄付は4回目。山口市長は「いつもありがとうございます」と謝辞を述べた
道人事委員会は30日、今年度の道職員の期末・勤勉手当(ボーナス)を0・05カ月分引き下げるよう鈴木直道知事に勧告した。新型コロナウイルスの影響を受ける民間企業の支給実績と人事院勧告の内容などを踏まえた措置。ボーナスの減額勧告は2010年度以来、10年ぶり。 道内民間企業396社を対象に6月
(31日) 苫小牧 午前7時45分、北海道学童軟式野球都市対抗戦~EZO CITY THE BATTLE2020~(とましんスタジアム)。 千 歳 公式行事なし。 恵 庭 公式行事なし。 白 老 公式行事なし。 安 平 公式行事なし。 厚 真 公式行事なし。
苫小牧市内の飲食店などが集まって食べ物を販売する食と体験のイベント「秋のとまこまい食遊フェス」が25日、しらかば町の空揚げ専門店「からあげ専科 鶏から屋しらかば店」前で開かれた。パンや空揚げなどの食べ物、旬の野菜、果物を販売したほか、粘土細工、ハンドリンパケア体験を行い、市民らでにぎわった。
苫小牧中央ライオンズクラブ(LC、脇田忠会長)はこのほど、市内東部8小学校の特別支援学級の児童151人に図書券(約30万円相当)を寄贈した。脇田会長らが沼ノ端小学校を訪れ、真鍋忍校長に「子どもたちのために」と手渡した。 同クラブは例年、市内全小学校の特別支援学級を東、中央、西の3ブロックに
苫小牧市しらかば町の美容室ビューティサロンすえこ(松川末子店主)はこのほど、ペットボトルキャップ約200キロを苫小牧市に寄付した。 キャップは換金され、発展途上国の子どもたちのためのワクチン購入費用に充てられる。この運動を知った松川店主は約12年前から「子どもを助けられるなら」と来店客や親
苫小牧オートリゾート(宮田哲也社長)はこのほど、市内樽前の道道苫小牧環状線からオートリゾート苫小牧アルテンに至るまでの市道約2・3キロを清掃した。 市が10月を「大掃除月間」に定めているのにちなんだ取り組み。宮田社長をはじめ、アルテンや敷地内の「ゆのみの湯」の職員計9人が参加した。火ばさみ
苫小牧白鳥ライオンズクラブ(LC、鈴木秀作会長)はこのほど、苫小牧市表町のグランドホテルニュー王子で開いた例会で、市内音羽町で子ども食堂を経営するNPO法人木と風の香り(辻川恵美代表)に5万円を寄付した。 同法人への寄付は、青少年健全育成への取り組みに賛同し、2017年から続けている。4回
小林豊子きもの学院北海道本部と同北海道講師会は31日と11月1日の2日間、苫小牧市民会館で「交通遺児に愛と夢を チャリティーバザール第39回呉美の市」を開催する。 着物、コート、長じゅばんなどを特別価格で販売し、売上金の一部を交通遺児育英基金として北海道交通安全推進委員会へ寄付する催し。毎
苫小牧市沼ノ端の基礎化学品メーカー、北海道曹達(神田知幸社長)が新たな化粧品「エクストリッチモイスチャークリーム」を開発した。同社の女性3人チームが、1年かけて道産植物などからエキスを抽出し、作り上げた保湿性の高いエイジングケアクリーム。今月19日から道内外の小売店などで販売している。 同
苫小牧市のまとめによると、2019年度の生活保護受給世帯(月平均)は前年度比7世帯減の4380世帯となり、2年連続で前年度を下回った。人数ベース(同)でも109人減の5755人と3年連続で減少。雇用環境の改善や市の自立支援対策強化などが背景にあるとみられる。ただ、今年に入り、新型コロナウイルス流行
社会人野球の取材渦中にいた1997年は忘れ難い一年。当時存在の王子製紙苫小牧が夏の都市対抗、秋の日本選手権各道予選を勝ち、本大会に相次いで進出した。 同チームは1回戦で強豪の日本生命(大阪)と2大会連続で対戦して連敗した。7月の東京と10月の大阪であった2戦で先発登板し、王子打線の前に立ち
核兵器の開発や使用を、威嚇も含め全面的に禁止する「核兵器禁止条約」の批准国が50カ国に達し、来年1月の発効が決まったが、不参加の方針を崩していない日本政府―。道内初の非核平和都市条例を持つ苫小牧市でも、唯一の被爆国として政府の積極的な対応を求める声が上がった。 苫小牧の市民グループ・「非核
道と札幌市、小樽市は28日、新型コロナウイルスの感染者が新たに52人(再陽性者1人を含む)確認されたと発表した。このうち22人の感染経路が不明で、道内で日別の新規感染者が50人以上となるのは2日ぶり。千歳市と札幌市の接待を伴う飲食店の計2店でクラスター(感染者集団)が発生した。道内の感染者は延べ2
白老町のアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)やアイヌ民族に対する誹謗(ひぼう)中傷的な意見が、インターネット上の投稿などで飛び交っている。「ウポポイの展示物や踊りはインチキ」といった書き込みもある。施設を運営するアイヌ民族文化財団(本部札幌市)は、アイヌ民族の歴史や文化、それを伝える取
札幌法務局と札幌人権擁護委員連合会は28日、白老町のウポポイで人権啓発イベントを開いた。 イベントには法務局や苫小牧市、白老町の人権擁護委員ら15人が参加。ウポポイ内にブースを構え、アイヌ、女性、子供、高齢者、障害者、外国人などの人権について解説したパネル17枚を展示した。 また、
身体障害者福祉協会白老支部(堂前文男支部長)の会員10人が25日、白老町のウポポイを見学し、アイヌ文化に触れた。 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、予定していた1泊研修旅行が中止となった中、会員らが楽しめる代わりの行事としてウポポイ見学を企画。白老町の民生委員児童委員協議会(吉田末治会長
安平町は、ICT教育の一環として高齢世代を中心にスマートフォン(スマホ)の正しい使い方を教える町民向け「スマホ教室」に乗り出した。来年1月まで各地区ごと月に2回、教室を開催する。町内のデマンドバスのアプリ予約や、自治会や町内会といった団体活動でのコミュニティー創出など活用の拡大にもつなげていく。
厚真町民の有志でつくる「あつまっぷる」が28日、胆振東部地震の復興支援として、リングプル400キロほどを集めて交換した車いす1台をむかわ町社会福祉協議会に寄贈した。 同団体は1998年10月に結成。以来、空き缶のリングプルを車いすに換えて各地に届ける活動を2000年から行っている。これまで